2018/08/31 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にテリスさんが現れました。
テリス > 少年は一人、稼いだ小銭で夕食をいただいていた。
とは言っても、硬い黒パンに安い芋のスープ、それにミルクといった具合である。
ここは酒場だぞ、と店主ににらまれた事もあったがそのうちなと言っている内に諦められた。
そのうち飲めた方がいいよなぁ、と思いつつもまだまだアルコール慣れというわけにもいかず。
あとは稼ぎの問題という所もある。何かいいネタでもあればなー、と思わない事もない。

そんな事を考え、椅子を前後に小さくぶらぶらさせつつパンをかじっていたら、
とんと背中に当たる感触。誰かに当たってしまったかな、と振り返る。

「あぁ…その、悪ぃな。」

振り向きながら、ちょっとぶっきらぼうな感じで謝罪する。
気配か、柔らかさか、女性的なものを感じてちらりと様子を見てみるだろうか。

テリス > 様子を見てみれば気にした様子もなく席を探しに行った。
なんだよ、とため息をつけば、
小僧残念だったな、とニヤニヤ笑いのマスター。

うるせぇ、とちょっと照れながらミルクを飲む。
やれやれと思いながら、食事を続けていき…。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からテリスさんが去りました。