2018/08/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にポチさんが現れました。
ポチ > 石畳の上、毛布を敷布団がわりにぺたんと横たわる。

薄い毛布の下はごつごつしているが、ひんやりとした感触が心地よく。

「んーー お腹空いた…。」

ぽつりとつぶやいた言葉。
これからどうしようかなんて考えながらも貧民地区の路地裏でころころ転がっている。

ポチ > 小さなお腹のあたりを手で撫でれば、くぅぅ…と小さく一鳴き。

「お腹空いて眠れない…。」

どうしたものかと悩みながら毛布の上で座りなおす少年。
ボンヤリと夜空を眺める。
空気で星は揺らめき、よく見えない…。

「寒いけど冬の方が星は綺麗。」
そんな呟きを漏らしつまらなそうに脚をパタパタと揺らす。

ポチ > 「でも今から動く気もないし…」

とりあえず眠ってから考えようと少年はぼんやりと空を見上げながら眠りへと落ちていった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からポチさんが去りました。