2018/08/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/裏通り」にカイルさんが現れました。
■カイル > 「んで、俺をどおしてくれるんだってェ??」
安酒場で飲んだくれていると因縁をつけられ、裏通りまで連れてこられたが、男にとってはご褒美のようなもの。売られた喧嘩は金を払ってでも買いたい質だ。
胸ぐらを掴まれて思い切り数発殴られたが特に戦意はみせず手はだらりとさげたままだ。
「いいねェ。。。久しぶりになぐられんのもよォ。。。」
殴られたまま頭に与えられる衝撃が心地いい。しばらく殴られていると急に牙を覗かせながら喧嘩相手の髪を思い切り握って見せれば頭を何度も壁へと叩きつけた。
「よォ、お前らも楽しませてくれんだろーなア」
牙を覗かせながら切れた唇の血を覗かせながらにいと笑みを男は浮かべる。
■カイル > 「よっと」
相手のケリを腹に受けるも動じず小さく舌を出してみせれば相手の足を掴んでそのまま引っ張り身体を地面にひきずり落とす。仰向けの相手の身体へとマウントをとれば思い切り拳を握って顔面に向かって拳を振り下ろす。失神してもその手を止める事はなく、もう一人に後ろから鎖で首をしめあげられると思い切り上体を下へと落として首を締めていた者をそのまま投げた。投げた者は悲鳴をあげながら裏通りを逃げていく。
それを見送りながら男は小さくため息をつく。
「弱ェ。弱すぎる」
乗っかっている身体の者の顔をもう一発殴ればすっくと立ち上がって腕を回して関節を伸ばして。
「ったく、やりがいがねェなあ」
拳から血が数滴滴り落ちて。
■カイル > 「あーあー、せっかくの酒だってェのにもったいねェや」
酒瓶には半分ほどの酒がまだ残っている。そういえば外に出ていく時にしっけいしたのだったと思い出した。
そういえば会計もしないで出てきてしまった。
まあ、一人分の飲み食い代といまから始まるやっかいごとを天秤にかければ店主としては代金をとれなくても出ていってくれた方が助かったのだろうけれど。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/裏通り」にカイルさんが現れました。