2018/06/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」に黒須さんが現れました。
黒須 > (誰も居らず、明かりのみが道を照らしているだけの貧民地区。
余の静けさに猫一匹鳴かず、虫一匹もある数な静かすぎる道の中)

「…はぁ~…」

(適当なボロボロの段差に座り込み、煙草を蒸かしながらため息と一緒に煙を吐く黒毛の人狼。黒須が居た。
最近は仕事仕事ばかりで娯楽が無い。そのことにイラつきを覚え、地面を蹴る様に足を動かしながら煙草を蒸かしているのである)

黒須 > 「うぅぅぅ…」

(喉の奥で唸るような声を上げる。
いつも自分の店に来るのは子供二人連れている根暗女、ヤク中のじじい、長ったらしい正論を述べる青年、明らかに極道的男ばかりである。
初めは全然良かった。対処もできた、しかし…しばらく続けば同じ言い訳、通じない会話、長い時間、凶器や暴力。
それらにも対応したがそろそろ堪忍袋が千切れそうな勢いである。そして…)

「…あぁ」

(そのままブチ切れるかと思いきや、だらりと座り込む。
余に自分の中で怒り過ぎて、つまらなくなり、めんどくさくなり、脱力する始末となったのである)

「…何でもいいから、とりあえずスッキリしてぇな…」

(誰も居ないことを良いとして呟く。風俗に行っても立つ物は立たず、酒も楽しめない。
こんな状態ではリラックスも出来ないと言う話だ)

黒須 > 「…あぁ、これしかねぇや」

(立ち上がると自分の店に帰っていく。
黒須が見出だした答え、それは…寝ることである)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」から黒須さんが去りました。