2018/05/26 のログ
カイサー > 「廃墟になっていようが教会にはかわらな………エズラ…か?どうした、こんな時分に」

月光が差す範囲に男が足を踏み入れれば漸く聞き覚えのある低い声と男の姿が重なった。教会に足を踏み入れるような男ではないことは知っているため、この様な場所で落ち合うとは思ってもおらず驚いた様子。
素直に謝る男に、ふっと思わず苦笑して

「…まぁ良い。しかしそうやって不要な争いごとをしているからそんな目にあうのだ。君の腕は確かなのだから、そんな安い喧嘩にのるな、勿体無い」

こんな場所で会っても小言を言うのは忘れず、自分よりも大きな男にひるむことなく叱り。

エズラ > 「聖騎士様からお許しが出て助かったぜ――」

しかし、それに続く小言に対しては肩をすくめるばかり。
確かに彼女の言うとおり――因縁をつけられら時点でさっさと逃げ出しても良かったのだが――

「ま、馬鹿な男だってことも知ってるだろ、オレが――」

そして、不意に男の表情が変わっていく。
何か悪戯を考えついた、悪ガキのような――

カイサー > 大きなエズラの前で腰に手を当て偉そうにお説教じみたこと言っているがまるでこの男はどこ吹く風で。

「全く、単に馬鹿を装っているのかと思っていたが……」

と、ふと男との以前のやりとりなどを思い出し、じわじわと耳が赤くなり苦虫を噛み潰した様な顔をして。

「いや、そうだったな、確かに君は単に愚かな男だ」

つん、と可愛げなくそっぽを向いて。
しかし何やらにやにやと悪ガキめいた表情をしている男に…な、なんだ…?とじりじり思わず後ずさり―――……何やら良くないものを感じて顔を引きつらせる。その後女騎士がどうなったかは、正に神のみぞ知る。。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からカイサーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からエズラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」に黒須さんが現れました。
黒須 > 「くあぁ~…今日は普通に終わったか…」
(一連の仕事を終えて、誰も居ないと思われるであろう道を歩く。今日の客は素直に返し、少しは生活が楽になったと言っていた。それも、前々から反撃をした時による黒須のダメージがよみがえり、逆らうのは愚かと考えては返せるようにしたのである)

「さて…この時間じゃどこも開いてねぇだろうな…。めんどいが、ここで待つか…。」
(速めに終わったため、歓楽街に行くにしろ早すぎる。どこの店もまだやっていないと思い、近くの段差を見つけてはめんどくさそうに頭を掻き、煙草を咥えて火を灯して吸い始める)

黒須 > 「…暇だな」
(そう呟くと立ち上がり、頭を掻いては煙草を消す。その後、ポケットに自分の手を入れては適当な所へ歩いていく)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」から黒須さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/裏通り」にエイブラさんが現れました。
エイブラ > (あまり柄の宜しくない連中がたむろして
いる裏通り。やれやれというように手をぱんぱんと叩いて付い
埃を払う仕草をしながら周りで呻いている男達を見おろす)

「やれやれ、集団とはいえ勝てもしない相手に襲ってくるとは
野性の獣以下ですね。もっとも、人間というものはそういう嗅
覚がほぼ効かない種族ではあるんですが。それにしてもミ
レー族を攫おうとするとは、この地区とはいえ街中で良くや
りますねぇ…」

(もっとも人間でなくても知的生命体にはそういう傾向が多い
気がしなくもないですねと、命までは奪っていないものの再起
不能一歩手前まで痛めつけた男達をどうしたものかと考え
る。そして後ろで腰を抜かしているミレー族の子供をどうした
ものかとも思案して)

エイブラ > 「困りましたね、どこから来たのか
誰と来たのか教えて頂けますか?私は君に危害を加える気もな
いですし、寧ろ助けになりたいのですが。まぁ、お近づきの
印にこちらをどうぞ。落ち着いたら、教えて下さいね」

(怯えて後ずさる子供に近づいていき、壁に背中がぶつかり逃
げ場を失った子供に、懐から飴玉を出して。それを食べるよう
に促して…取りあえず多少は落ち着いたところで話を聞いて。
子供を親のところへと送っていくことに)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区/裏通り」からエイブラさんが去りました。