2018/04/27 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にイヌさんが現れました。
■イヌ > [待ち合わせ待機中です]
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にネコアシさんが現れました。
■イヌ > 「……う~ん」
貧民地区の通りで一人の少女が辺りをきょろきょろと見渡している。
迷子、というわけではないのだろうが。
「……寄り道しないで、帰ろうかな」
ギルドから貰った仕事で貧民地区に来たから。
ついでに散歩をしていたけど……少女にとってこの場所の空気はあまり良い物ではないようで。
少女は、一度息を吐くと、貧民地区から外に出ようと、歩みを進める。
■ネコアシ > 鼻腔をスンと動かして、匂いを探り匂いを辿る。
嗅ぎ取ったのはお金の香か、貧民地区に合わない異質な匂いか、ともかく今宵感じた匂いは後者の貧民地区には似合わない異質な匂いで、鼻腔をスンスンと鳴らして動かしながら、辺りに視線を廻らせ、香りの元を探そうと……。
と、其処までしなくても貧民地区の中では噛み合わない人は直ぐにわかる。
5分もしない内に何処か見たような?見た事がないような牛を姿を見かけ、無防備にも見えるその後姿に財布の一つでもすってやろうと、自慢のネコアシで音も無く、気配も薄く近づいていく……けども、まあ、何と言うかネコ姉の顔が何故か浮かんで、お財布をする代わりに、貧民地区から出ようとしている様に見える少女のお尻を掌でさわっとなで上げようと……。
「何かお困りかい?道に迷った?それともお店を探してるの?」
声色は勤めて明るく。
但し何時ものようにフードを深く被り表情は見せない。
でもフードから唯一露出させている口元は声色と同じように明るい笑みの形になっている。
■イヌ > 少女は、ゆっくりと歩いていた。だが、背後から気配を感じ。
少し、撒こうと思い早足で曲がり角を曲がり。
やはり、背後からの気配は消えず。少女は少し表情を引き締める。
(……尾行されてる、よね)
少女はその気配に気づいている。人気のないところで、一度威嚇してしまおうか。
そう思っている内に、相手に接近されてしまい。少女は、お尻を撫でられる事になる。
「ひゃわぁっ!? こ、このっ……!」
振り返りざま、杖を取り出し、相手に向けて構えるが。
その声と姿が。少女の動きを止めた。
「……もしかして……ネコアシ、くん?」
それは、同僚から聞いた姿。声も、聞いていた様な音で。
思わず、そう尋ねてしまっていた。
■ネコアシ > かくり、と小首を傾げる。
とたんにかぶっていたフードがふわさっと落ちる。
露になるのは声色に見合う幼さの残る少年の素顔。
若しかしたら人相を誰かから聞いているかもしれない、と思うが其処まで特徴的な顔ではない筈、美少年には遠く、だけど醜いかと言うとそうでもなく、ただそのどちらかを考えるよりも、笑みを浮べる瞳が貧民地区の住人に相応しく堕ちた光の無い、澱んだ色合いをしている。
さて、良いお尻の主は行き成り何か枝を向けてきたのだが、それが何か、わからないし、何故名前を知っているか、もわからない、なので首を傾げた訳だが……。
心当たりしかない。
悪い事しかしていないので、心当たりしかない……。
すりの被害者か、盗みの被害者か、ケンカ相手の関係者か……、ともかく、名前を言われて反応してしまったのだから仕方なく、笑みを曇ったものに変えて、唇もどこかへの字の形へと。
「……アンタ誰だ?」
最初の一声よりも大分警戒心を見せる重たい低い声で少女に返答を返そう……瞳はジィッと相手の行動一つ伺うように、でも足元から胸元まで嘗め回すような眼差しもみせた。
■イヌ > 目の前の相手のフードが落ち。現れたのは、幼い少年の顔。
少女は息を飲む。それは、その瞳の色が暗かったから。
貧民地区で暮らす子供たち。話は聞いている。
だけど。若き身体で、そんな瞳の色になるような生活を。少女は知らない。
「あ……」
だって少女は、ミレー族で。だって少女は、それなりに歴史のある家の子供だったから。
故郷を襲われ、ヒトに捕まるまで。少女は、幸せで、そんな世界を知らない少女だったんだから。
「……あの、ワタシ、イヌって言って。
その、ネコちゃんから、アナタのお話を、聞いていたの」
相手の警戒心を解こうと、少女は懸命に説明する。
杖を仕舞い、笑顔を見せる。私は敵じゃないよ、と言うように。
■ネコアシ > 笑顔よりも何よりも少女の唇から紡がれた数少ない親しい者の名前が出れば警戒は砂糖菓子よりも容易く蕩けていける。
相手を伺い値踏みするような眼差しを消す為に両手で自分の眉間をぐにぐにとマッサージし、最後に軽く自分の頬を叩いて気持ちを切り替え、気分を入れ替える。
で、取り繕うような笑みを口元に浮かべ直して、申し訳無さそうに手の片方のその人差し指で自分の頬をコリコリと引っ掻く。
「……ネコ姉の次はイヌさん?イヌちゃん?……イヌ姉?いいや何でもいいや……。僕はネコアシ、ネコ姉の弟分みたいなもんだよ。宜しくイヌ……なんて呼ぼう?」
瞳に輝きは宿らないが幾分か堕ちたままよりは明るい感情の色を見せて、名前を名乗り返し、最後にニコと笑って見せると、折角なのでもう少しだけイヌと名乗った少女に近づく……そして胸元をジィーッと先程よりも軽いけど、明らかに其処を見ているし、大きさを目視で測ろうともしている。
■イヌ > 少女の言葉が届いたか。相手の警戒が解けたのが見て取れた。
そのまま少女は、相手の笑顔に安堵の息を吐く。
よかった。分かってもらえた、と。
「あ、えっと。イヌっていうのは、今のご主人様から貰った名前なんだけど。
あ、うん。ネコアシくん、だよね。ネコちゃんから聞いてる。
可愛い可愛い舎弟だ、って。舎弟って、何?
その、好きに呼んでいいよ」
少女もまた、思考能力を回復させると、一気に捲くし立てるが。近づく相手を見れば、その頭を撫で撫で。優しく撫でる。
相手が自分の胸を観察しているなんて気づかない。
そのまま、ぎゅ、と。相手を抱きしめながら撫で撫で続行である。
■ネコアシ > 貧民地区で生きる全ての一つとして常に警戒心を持って行動をすると言うのがある、特に無駄に優しくしてくる人間は心の奥底に牙を持っている可能性があるので特に注意をする……んだが、ネコ姉の知り合いであるなら、それも大丈夫だろう、と警戒心の欠片も見せぬ表情を浮べているし、その自覚は全く無い。
見せるのは年齢相応の表情でまだスイッチが入っていない、いたって極普通のストリートチルドレンの一人の顔である。
「舎弟、うん、まあ、何だろう、義理の弟、見たいな?じゃあネコ姉の知り合いだし、イヌ姉ちゃんって呼ぶね?僕は適当にネコアシって呼び捨てでいいよ。」
んふーっと言葉の終りが嬉しそうな声と笑い声になるのはだって、頭をなでてくれるのだから。
但し、髪は長くなったら剃刀で切るボロボロの髪だし、汚れがべったりで決して触り心地が良いものではない。
髪を洗ったのだって何時だったか、一応王都の外を歩き回った際には川で水浴びしたのだが、此処に戻ってからは……。
――…と、思っても見なかった。
急に温かな柔らかな何かに包まれた……と言うか抱きしめられた。
突き放そうにも悪い気持ちになる筈なんてなく、遠慮なく胸元に顔を押し付けると、鼻先で顔で胸元を押してサイズを測りに掛かる。
手持ち無沙汰な両手はドサクサに紛れてイヌ姉ちゃんの腰に回して、掌はもそっとお尻の膨らみに添えて、掌でお尻の大きさも測ろうか、流石に数字を浮べるほど細かに判る筈はないが、胸元の大きさもお尻のサイズもネコ姉と比べることくらいは出来る、筈。
■イヌ > とにもかくにも、相手の警戒が解けてしまえば。少女にも周りを見る余裕が出来た。
尾行を撒こうと入った路地は、幸い人などもおらず。当面は貧民地区特有の危機は無い様であった。
「へぇ、そうなんだ……。うん、わかった。
じゃあ、ネコアシくんね。ふふ、実はネコアシくんに会いたかったんだ」
相手の説明に、ふんふん、と頷き、舎弟という言葉を覚える少女。
そのまま、呼び捨てではなく、ちゃんと敬称を付け、相手を呼びながら語りかける。
頭をなでれば、微かに手にまとわり付く油の感触があった。
でも、少女はそんなことを気にしない。それは、この地区では普通なのだろうから。
それを嫌悪しては、相手に失礼であると思っているから。
抱きしめた相手の体は、決して大きくなかった。それに、今まで抱かれた相手よりも、幾分硬さも足りない。
おそらく栄養が足りていないのだろう、と思う。
少女の表情が、微かに曇った。
「あのね。ワタシ、ネコアシくんとお友達になりたかったの。
だって、ネコちゃんの知り合いってことは、ワタシもお友達になれると思ったから」
優しく声かけながら、撫で撫でを続ける少女。
だが、不意にヒップに触れられれば。
「はあぁぁぁぁんっ♪」
甘い声が。路地裏に響いた。
■ネコアシ > ゾクゾクゾクッ、と背筋を這う様に甘い怖気に近しい何かが駆け抜けるのはイヌ姉ちゃんの路地裏に響く甘い声。
ネコ姉とはまた違う、そそる鳴声にくふんっと悪戯っぽく笑うけど、表情は温かなましゅまろの様な胸元に押し付けたままで、見せないけどきっと目一杯悪戯心に満ちた表情のはずで。
「ネコ姉の言ってたのってイヌ姉ちゃんの事か!うんうん、会いたかったよー会ってみたかった……。僕だってお友達になって見たかったし、何より……。」
言葉の続きはなく、最後はくふふーと笑うだけで何故かの理由は言わない、何故かって理由それは極簡単なことでネコ姉よ乳が大きい友達を紹介してもらう話をしてて、きっとイヌ姉ちゃんはその紹介の友達なのだから。
だから遠慮もなく胸元に顔を押し付けて、今度は表情を見せないようにメイド服の胸元を押し上げる膨らみに頬すりをスリスリと、両手は更なる声を引き摺りだすべく、偶然を装って両手の掌を一杯に広げてお尻を撫で上げ、外から内に向けて寄せるように手を動かし始めて。
「どうしたの?イヌ姉ちゃん、変な声だして……何処か痛いの?」
と、お尻を撫で回し始めながら、まるで何の事やらと?と言わんばかりに、甘い声の理由を尋ねて鼻息を少し荒くするのだった……甘える立場を利用しての悪戯は楽しくて楽しくて。
■イヌ > 不意にその声が漏れてしまったのは……理由こそ多々あれど。
一番は、少女が最近そういったことがご無沙汰であったからこそだ。
「え、あ、えっと……。うん、その。じゃあ、お友達に、なってくれ、る?」
慌てて取り繕うように言う少女だったが。どこか声は上滑りするし、様子もおかしい。
胸元に顔を埋める少年の頭を撫でていた手の動きは止まり、所在無げに手は空を斬るのみで。
相手が胸に頬ずりすれば、少女は身体をピクン、と揺らす。
下着の中、敏感な先端が、刺激されてしまっていた。
更に、尻肉をしっかりとした手つきで揉まれてしまえば。
「あ、ふぁぁ……♪」
更に蕩けた声溢れ、膝がかくかくと笑い始める。
きゅう、と強く締められた膝と膝、ふとももとふとももの奥。
少女の女性自身は、熱く、ねばっこい蜜を溢れさせ始めていた。
「う、うぅん、なんでもない、なんでも、ないの」
相手に心配かけまいと、そう言う少女だったが。もしも視線が交われば相手にはわかるだろうか。
少女の瞳に浮かんだ劣情の炎の色が。
犯されたい。この場所で。年端もいかぬ若いオスに組み敷かれ、無理やりに犯され。
壊されたい犯されたい種を注がれたい何度も何度も何度も何度も精を注がれ絶頂しドロドロに溶けて気持ちよくなりたい犯してよ早く早く早く犯してよアナタのチンポをマンコに突っ込んでよ。
そんな。強い欲の色が浮かぶ、ドス黒い瞳。
■ネコアシ > お友達だけでいいの?何て一瞬だけ言葉に仕掛けて喉までそれが出かけるも生唾一つ飲み込んで言葉も一緒の奥へと嚥下して、隠して……。
ネコ姉と真逆なネコ姉の声は誘うような歌声でイヌ姉は煽るような歌声と言うべきか、こう、グチャグチャに犯して泣かせたくなる様な、ネコ姉に向けた強がりの言葉とは違う、そうしたいと言葉通りにしたと思ってしまうような声。
だから意地悪を悪戯を続ける。
イヌ姉ちゃんがくたくたになって、悲鳴をあげるまで、何処かに逃げて隠れてしまいたくなるまで……。
自分は気がついている、周囲から此方を眺める視線が出始めている事を女に餓えた下種な男達の眼差しがある事を、イヌ姉ちゃんは気がついているだろうか?
でも寝床に引きずり込めば同じくらいの年の仲間がいるし、下手すれば楽しいパーティーになりそうだし、どうしようか?
表情にそんな事を考えているなど見せずに、あれー?と言わんばかりの不思議そうな表情をわざとらしく浮べて、顔をあげて上目使いの眼差しで瞳で劣情の炎を微かに見せるイヌねえちゃんの瞳を覗きこむ、赤い赤い瞳を悪戯な色合いと混ぜた堕ちた薄暗い眼で……でもその瞳の奥には先程まで無かった少女と同じ劣情の炎の輝きが小さく燈っていた。
「何でもないならいいよー。ほらお友達でしょ?心配になるもん、ネコ姉の次にイヌ姉ちゃんは大事にしないと……ね、本当に何でもないの?大丈夫??」
最後は弾んで楽しげに、終りに行くにつれて意地悪く低く、小さく薄い唇を動かしながら、お尻の柔らかな肉から手を退けて、少しだけ腰の脇をなぞりあげてから、両手を顔を寄せている柔らかな胸元に双丘にそえて、人差し指で乳房の曲線の頂点を下着もメイドも服もありわからぬそこを、その指先の爪先でカリカリと引っ掻いて、探りながら刺激を加えていく。
下半身?それはもうヒタリとイヌ姉ちゃんの太股に押し付けて、発情したイヌのようにスリスリと左右に僅かにくねらせて、交尾を強請って見せた。
突っ込んでグチャグチャに犯してあげる。
その温かな肉壷の中にドロドロの精液をぶちまけてお腹一杯にしてあげる、だからやらせて?セックスさせて?犯させて?と、下半身の疼きを無意識の振りして押し付けて……。
でも表情は声色はそんな事に全く気がつかないフリをして、イヌ姉ちゃんへの悪戯を存分に楽しむのだった。
「あんまり調子悪かったら、僕達の寝床で休んでいく?それから、楽になったら送るよ?途中までになると思うけど……。」
と、誘う、若い雄がたむろする寝床へ……。
■イヌ > お友達になりたかったのは本当。同年代や、若い子の友人なんて居ないし。
ましてや男の子の友達なんて、故郷に居た頃もいなかったから。
でも……。
「はっ……はぁっ……!」
息が切れる。頭が揺れる。ふわふわとした感覚に、倒れてしまいそうになる。
少女は、相手の思惑になど気づかぬまま、かろうじて立っている。
当然、周りの視線にだって気づいていない。
頭の奥では、こんな悪戯やめさせなきゃ、って思っているのに。
体は、久々の男性からの刺激に過敏に反応をしてしまっている。
溢れる蜜は、既に太股までを濡らしているし。胸の先端の淡さは、痛いほどに張り詰めていて。
「だ、大丈夫。大丈夫だから……」
心配するような相手の声に、少女は懸命に返事をする。
相手の瞳の奥の欲の炎に気づかぬまま。いや、自分の瞳の奥のそれにすら気づいていないのだ。
胸元に手が伸び、その尖った桃色の場所を刺激されれば。
「きゃふううぅぅぅっ♪」
身体に、快感による痺れが走った。膝どころか、腰が跳ね、下着越しに潮が吹く。
太股にこすり付けられるその熱さは、少女の融解した思考をある一転に留めるには十分な働きがあった。
最後の言葉が、聞こえているかいないのか。
少女は、とろん、と蕩けた目で相手を見る。焦点は定まっていないが。
「……そう、だね。なんだか、体が熱っぽいし……。
おねがいしちゃお、っかな……♪」
相手の言葉の意味を正確には理解しないまま。少女は、手を引かれ、誘われる。
それを期待していたかのように、薄く、口元だけは笑みのものにしながら……。
■ネコアシ > 「きっとイヌ姉ちゃんなら皆仲良くしてくれるよ?同じミレーの子も居るし……ね?」
良い反応、と言うのだろうきっと……。
イヌ姉ちゃんの触れる度に見せる反応が嗜虐をそそり、この場で押し倒したい衝動を堪えて、折角引っ掻いて遊び始めた胸元から手を退けて、イヌ姉ちゃんの手を優しく掴むと、周囲の大人たちの情欲の眼差しから逃れて、極上の少女を仲間内で共有し、楽しむ為にネコ姉も知っている少年少女たちだけのグループの根城へ、貧民地区の奥にある建物の一つへと連れて行く……その先に少女が望むものがあったのか、それは二人にしかわからない……。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からイヌさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からネコアシさんが去りました。