2018/04/19 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 酒場」にボブさんが現れました。
■ボブ > (調度品が整っている貧民地区の酒場……そんな酒場の4人掛けの円形のテーブルに褐色の肌の男が座り、
その反対側の席にやけに威圧感を漂わせる中年男性が座り、その中年男性の周りにもゴツイ体型の男たちがうろついていて)
『はっははっ! おめぇ~、この街でチンピラに絡まれたのかぁ~?
おめぇの腕だったら絡まれる前にどうにか出来ただろう』
(中年男性は褐色肌の男の話を聞いて爆笑しながら、酒が入ったジョッキを傾けていて、
褐色肌の男はその笑い声を聞きながら顔には苦笑いを浮かべ、グラスに口を付けつつ)
「俺はこの街で腕をそうそう振るおうとは思ってないんだよ、俺が本気で戦ったらヤバいって事はそっちが一番良く知っているだろう?」
(男は目の前に座っている中年男性に仕方ないだろう…と話しかけつつ、杯を重ねていって)
■ボブ > (褐色肌の男と威圧感ありありな中年男性の二人飲みの周りにゴツイ男たちがいるその風景…
他の酒飲み客達はその光景から目を逸らすように自分たちの宴を繰り広げていて)
「第一、チンピラとまともにやり合ったらそのチンピラが五体満足じゃいられねぇだろう?
そっちが同じ状況に置かれたとして本気でやり合うつもりか?
この貧民地区の裏を取り仕切る顔役の一人であるあんたが……」
(褐色肌の男が呑みをしている相手はこの貧民地区の中ではアンタッチャブルなお方の一人である事を分かっている、
他の酔客たちはむやみに視線を向けようとせずにいて)
『はははっ!! まぁ、オレといい勝負をしたおめぇが半人前に本気を出しちゃまずいよな。
でもおめぇと二人でうろついている時にちょっかいを掛けられたら共闘はしてみてぇよな』
(裏社会の顔役の男はまるでこの男と遊びにでも行くかのような感じでチンピラ相手の絡まれを望むような事を口にしていき)
「それは無理だろう。 そちらさんの部下さんたちが御大のお出ましを防ぐだろうし、
あんたの顔を知らないチンピラもそうそう居ないだろう…居たとしてよっぽどのハンパもんだろう」
(裏社会の顔役と仲良く飲んでいる男……その顔役と仲良くなるきっかけはとある酒場での大乱闘中に
たまたま居合わせた同士、殴りあったといういかにもというバカな男同士の友情の深め方によるものであって。
年齢や立場はまったく異なるが、男同士としては共感し合う物があり、時折こうして飲みを重ねていて)
■ボブ > (褐色肌の男と裏社会の顔役の二人飲みは続いていたが、顔役の周りにいた護衛の一人が顔役に耳打ちをし、
顔役は表情を顰めさせていけば)
『ん~~~っ? もうそんな時間か。 悪りぃ、他の顔役同士との会合の時間がそろそろ迫っててな。
また今度飲もうぜ、その時はこのヤツラも何とか撒いてくるから、二人で思いっきりチンピラを叩きのめそうぜ?』
(顰めさせた表情を明るくさせ、顔役は次回の飲みに誘うと共に、護衛の目の前で護衛を撒くと堂々と宣言していけば
護衛たちの方も顔役の発言に表情を顰めさせているのを眺めれば)
「予定が入ってるならしょうがないが……部下を困らせるなよ。部下の精神状態をちゃんと考えてやれって」
(上役に振り回される部下の事を気遣うような事を顔役に忠告し、男の分まで支払いをして立ち去っていく顔役を見送れば)
「さて……、一人飲みになったな。
ちょっと強い酒でも飲んでみるかな? 楽しい時間を少しでも頭の中で持続させる為に」
(四人掛けのテーブルに一人だけになった男は右手をあげ、酒の追加注文をしていけば、
すぐさまやってくるグラスに口を付け、一人飲みの状況を改めて楽しみ始めていって)
■ボブ > (裏社会の顔役と対等飲みをしていた男にちょっかいを掛けるような豪傑は本日の酒場には居なかったようで
男は一人飲みをしっかりと楽しんでいけば、男はゆったりとした足取りで酒場を一人後にしていった)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 酒場」からボブさんが去りました。