2018/03/30 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にノアさんが現れました。
■ノア > ( 呑み過ぎ、た… )
昨晩はあんまり気分が良くて、つい… 久し振りに深酒をしてしまった。ほんの少し頭が重く、其の足取りも緩慢としたもので
「 …………… 」
絶賛二日酔い中の女は、用事を済ませて自宅を目指していた。途中よく行く酒場の常連客に声を掛けられるも、今日はパス と手のひらを見せ。ふらり、ふらり… 人の流れを避けながら、賑わう歓楽街の通りを歩いてゆく。
■ノア > こうして 気怠げな歩調のまま、家路に着いた。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からノアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にフラニエータさんが現れました。
■フラニエータ > 貧民区歓楽街、露天通り。大小様々な露天が立ち並ぶ通りで、
先日富裕地区で買った干し棗がここにも売っていないか散策中だった。。
途中知り合いに似た酔っ払いを目にしたが、少し追いかけた所で人混みに紛れ見失ってしまった。
「…人違い…かしらね…」
女は一回深い息を吐くと、そのまま沢山の露天へ目を戻し、歩き始めた。
■フラニエータ > 「あ…」
少し嬉しそうな顔。どうやら目的のものがあったらしい。
それを買うと女は早速口に1つ放り込み、満足げな顔を浮かべながら帰路に就いた。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からフラニエータさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 迷いの路地裏」にツァリエルさんが現れました。
■ツァリエル > 寒気が弱まり、春の気配もしてくる夕暮れ時。
貧民街での炊き出しを手伝っていたツァリエルは鐘の音と同時に城に戻るため
裏路地を歩いていた。
もう何度もここへ来たのだから細い小路も勝手知ったるものと思いきや
貧民地区は意外に建物が頻繁に建ったり潰れたりを繰り返して迷いやすい。
ショートカットと思って通り抜けようとした道が通れなくなっていて
逆に大きく時間をロスしてしまう羽目になりながらキョロキョロと辺りを見回す。
「また迷っちゃったかな……」
心細げにぽつりと呟いて傾いたあばら家をちらりと見やれば中から人の気配はするものの
余計なことには関わりたくないというように身を縮める者たちがほとんどだった。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 迷いの路地裏」からツァリエルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 」にリタさんが現れました。
■リタ > ここは貧民区に存在するとあるバー、名前はマスカレード。カウンター席は6、テーブル席は1という、大層こぢんまりとした店だ。
料理の味はそこそこ、酒の質もそこそこ、お勧めは鱒のスープ、ザワークラウトと一般大衆向け。
客がおらず、時間を持て余している店員は、カウンターで頬杖をつきながら別の仕事の資料を読んでいた。
「…貧民区でよく見かける盗賊って言ってもね…」
どうやら人探しの仕事のようだ。その資料には漠然とした特徴と、誰にでも見える人相書きしか添えられていない。
解るかそんなもん、と匙を投げたくなる気持ちをぐっと抑えて、
来るかもしれない客への配慮も忘れないよう、時折店の扉を見ながらぼーっと資料を眺め続けていた。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 」にカーレルさんが現れました。
■カーレル > 仕事で王都を離れて戻ってくる頃にはすっかり暗く夜も更けて
どこか外で食事をしようと思ったがどこもかしこも冒険者に衛兵、商人とごった返していたから、
ついつい人気のない方へと足が進む。時期に家に辿り着いてしまいそうであったから、一旦、引き換えして
そのうちに流行っていなさそうと言うか、人気のない店を見つければ扉を開ける
自分以外に客はなく、カウンターで頬杖付いた店員を見ればこれはハズレだ、と思わぬでもない
しかし、腹は減っているしこれ以上、店を探すのも面倒であった
店の出入り口から少し中へと進み、カウンター席に腰を下ろせば、ふう、と息を吐いて
人相書きか何かとにらめっこしている店員の顔へ視線を向けた…何処かで見たような顔であったが、
自分の記憶にあるのであれば、まあ、十中八九はロクな人間ではない
記憶を遡るのを早々に止めて、咳払いを1つ
「ミルクと焼き魚が良いな…魚は何がある?
付け合せは炒めたオニオンとそうだな…ザワークラウトを貰おうかな…」
開口一番、酒ではなくミルクを頼むのは性分みたいなもので
イマイチ、酒の旨さというのが理解できず、食事をする時はどんな店であれミルクか水である
■リタ > 「…と…いらっしゃい。」
突然の来客にそっと資料を片付けようとする店員。
が、その姿が見覚えがあり、性格はさておき顔の広さには定評のある彼だという事が解れば、その資料はそのままに水と手拭を用意し始める。
自分の記憶が正しければ聞く価値もあるかな、そんな程度で。
「と――今あるのは…鱒と岩魚、位ですね。焼くならどちらもオススメ。ムニエルなら鱒がいいかな。オニオンは生?火を通します?」
客の言葉を聴けば軽く頷き、水と手ぬぐいをその目の前に置き、手早くミルクを注ぎ始める店員。
■カーレル > 「それじゃあ、鱒を貰うかな…オニオンは鱒と同じフライパンで炒めて脂を吸わせてくれ」
こんな所か、と手早く注文を済ませれば出された手ぬぐいで手を拭き、軽く顔を拭う
そのまま、水を一口飲めば生き返った心地で息を吐き、上着のコートを脱げば空いた隣の席に置く
上着のポケットから煙草を取り出せば、そうだ、と思い出したように
「あと悪いが煙草良いかな…?あれば灰皿も欲しいんだが…」
他に客が遠慮していただろうが、自分の他に客はない
ともすれば、彼女が了承すれば遠慮することはないだろう。彼女がミルクを持ってきてくれた所で、
喫煙の可否を尋ねる。彼女の回答がどうあれ、既に上着から取り出された火種とシガレットケースが
カウンターの上に置かれているのだが
■リタ > 店員はミルクを置きながら客の注文を受ける。笑顔のまま無言で頷けば、あっという間に熱し始めたフライパンが軽く音を立て始めた。
軽く油を流し込むと、オニオンのスライスに取り掛かる。
「ええ、ご自由にどうぞ。灰皿はソコね。禁煙の店、増えて来たから大変でしょ?」
汚れた両手を見せつつ、カウンター席の端に積み上げられている灰皿にちらりと目線を流して。
スライスされたオニオンが大きな音を立てて弾け始めると、既におろされている魚に下味をつけ始めながら口を開く。
「ん…所でお客さん、カーレルさん…でしたっけ?」