2018/02/17 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にイグナスさんが現れました。
イグナス > 夜の貧民地区。いつかほどじゃあないが、それでも冷える。
ぶるっと男は身を震わせて、手元のマグカップを啜った。
夜遅くまでやっている酒場で入れてもらった熱い珈琲だ。
いつもは酒なんだが、外で飲むにゃさすがに、寒すぎる。
――で、なんで外でそんなものを飲んでいるかといえば。

「はー……冬の空は乾燥すンだっけか。」

ぼうっと空を見上げつつの、要するに星を見ているやつだ。
言葉の内容のお蔭かどうかはわからないけれど、きれいにうつるようだった。
湯気たちのぼるカップの中身をまた啜って、はあ、と息。…それにしてもやっぱり、さむいが。
貧民地区の寂れた広場で、空を見上げていた。

イグナス > ―――暫く空を楽しんで、だいぶ満足したよう。
んむ、と頷いて、去っていった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からイグナスさんが去りました。