2018/01/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からイヌ/ネコさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からゼナさんが去りました。
ご案内:「貧民地区 娼館通り」にチェシャ=ベルベットさんが現れました。
チェシャ=ベルベット > 年明けの直後には人通りが疎らだった娼館通りも少し経てばまたいつもどおりの人の賑わいが戻ってくる。
今日も夕方から娼婦や男娼が通りに立って客引きに精を出していた。
そんな人々の足の間を黒猫がするすると避けるように歩いて行く。
夜色というのがふさわしい艶やかなベルベットにも似た毛並みの猫だった。

ぴょん、と通りの軒先にあったくたびれた木箱の上に座ると同時にその姿が少年の姿に変わった。
チェシャのいつもどおりの客引き。
木箱の上で腰掛けて、なにか面白いことがあるか、あるいは誰か買う相手がいるかどうかを待つのが常だった。

分厚い外套の襟を寄せ、寒気から身を守る。
もしも引きが悪ければさっさと暖炉で温まった室内に入ってしまおう、そう思いながら。

ご案内:「貧民地区 娼館通り」にリンさんが現れました。
リン > リンは外套のフードに顔を隠し、人通りの中に紛れて歩いていた。
この間この通りでの悪事が露見してしまったためにやや素顔を晒しにくい。
もっとも悪徳はびこるこの街でリンのせせこましいしでかしなどとうに皆忘れてしまったかもしれない。

「……あっと」

木箱の上に腰掛けている知り合いの少年の存在に気づき、フードを目深に被り直す。
慌てて足早に通り過ぎようとして、脚がもつれ、

「あぎゃー!」

チェシャの見ている中派手に前のめりに転んだ。

チェシャ=ベルベット > 目の前で派手にすっ転んだリンを見て、ぽかんと口を開ける。
一体何をやっているんだか……と、呆れ顔で頬杖ついた。
とん、と木箱から下り彼の前にわざわざ回って腰に手を当ててにやにやと意地の悪い笑みを浮かべてみる。

「やぁリンくん、ごきげんいかが?
 いやぁ新年から景気良く転んだなぁ!」

プークスクス、とでも言いそうに手を口元に添えてからかうように見下ろす。

リン > 見事に鼻を擦りむいた。

「今新年の不運を使い果たしたから……計算のうちだし……
 全然……こんなの痛くないし……」

若干瞳を潤ませながら立ち上がる。

「転んだのはともかくとして、彼女ともややうまくいきはじめたし調子は上向きかなぁ。
 今の無礼もこの間僕の金を奪ったのも全部許してやるぐらいには。
 そっちはどーよ……」

にやにや笑うチェシャを半目で眺めて。

チェシャ=ベルベット > 鼻の赤いリンを見てケラケラと笑い、

「そ、まぁ転んで厄落としが出来たんじゃないの。結構迷信深いんだね。
 へぇ彼女! 君の彼女ってこーんなちびっちゃい鼠だったりするんじゃないの」

などと手で手のひらほどの大きさを示してみせる。
底意地の悪い冗談だった。

「んー僕は相変わらずだね……。年が明けても面白いことは少ないっていうか。
 今も暇つぶししていたところだし」

リン > 「魔法使いは験を担がないほう?
 うーん、残念ながらそんなに可愛くはないかなー!」

チェシャの軽口に辟易としながらも流す。

「ま、新しい年だからって
 この街やこの国がなにか大きく変わるってわけでもないしな。
 ……じゃあ僕と遊ぶ? お互いヒマならさ」

人を避けて道の端に歩きながら、そう提案する。

チェシャ=ベルベット > 「魔法使いが迷信信じてちゃあ仕方ないでしょ。
 魔法は別にスピリチュアルな分野でもないし……それに神様ってやつにはホント縁がなくってね。
 ふーん、可愛くないって言うのは愛情の裏返しなのかなぁ~」

さもつまらなさそうに唇を尖らせて頭の後ろに手を組んだ。
リンとともに並んで歩きながら、へぇ、と片眉を上げた。

「そりゃそうだ、まぁ新年の祝賀会で城で食べた料理は美味しかったけど。
 ボインボインのお姉様と懇ろになれたし。

 ふぅん、まぁちんくしゃでも居ないよりマシか……。いいよ、何して遊ぶ?」

わざとらしく遊びの内容について尋ねてみる。
最もこの二人で遊ぶ”遊び”など大体決まっているのだが。

リン > 「ふーん、そういうもんか。
 僕もそんなに熱心に信じてるつもりはないけどね。
 愛情がどうとかっていうか、僕のほうがかわいいし」

素面で自信満々に口にして、吐息で自分の手を温める。

「ボインボインよりもちんちん大きいお兄さんのほうが好きなくせに……

 二人でパフェつついたりしてもいいけどそーいう気分でもないでしょ。
 どっか宿入ろうよ。」

それとも寒空であえて外でするのが好き? などと戯けて言う。

チェシャ=ベルベット > 「うわ、引くわー。自分で自分のこと可愛いとか」

まぁリンもそこそこの見目であるとは思うのだが
自画自賛しすぎるのが玉に瑕というかなんというか。

「ふへへ、バレたか。まぁたまには女性もいいものだよ。いい匂いがするし。

 寒空の下男同士でパフェつついてたりなんかしたら凍死しちゃうね!
 はーさむさむ、猫はこたつで丸くなりたいんだからさっさと温かいところいこーっと」

大仰に手をすり合わせ、外套の襟を立ててパタパタと駆け出していく。
早くしろよ、などと言いながらリンを呼びつけ走った先は馴染みの安宿。
ご休憩所としての利用と主人に言えば、そっけなく部屋の鍵を渡される。

奥へ通された部屋は隙間風こそ無いものの暖炉の温もりには程遠い。
ベッドの中で早く暖まれということだろうか、ポイポイと靴や服を脱いでチェシャは薄い掛け布団の中に潜り込む。

「ひゃー布団冷たい。ほらチビ助も早く~」

リン > 「いちいちつっかかるなーこの子は……
 あ、待てよっ」

駆けていくチェシャを追い掛けて、自分も宿へと入る。
荷物を置いてコートを掛け、洗いざらい脱いで生まれたままの姿になったあと
遅れて布団の中に飛び込む。

「イヌじゃないっつーのまったく。
 そういえば最近気づいたんだけど、身体が小さくなると
 寒さに弱くなるっぽいね」

布団の中で相手の身体に腕を伸ばしてひっつき、素肌を擦り付ける。

チェシャ=ベルベット > チェシャもまた暖を求めてリンの肌に擦り寄った。
さらさらとベルベッドの髪がリンの首元を擽る。

「ふぅん、まぁそりゃ小さくなればその分だけ冷えるのも早いんでしょ。
 うっかり雪の日に縮んで雪の下で埋まって凍死したり
 誰かに踏んづけられて死んだりしたら目も当てられないな」

くくっと喉奥で笑うと布団に潜り、リンの胸元に吸い付いた。

「今日はどうする? 挿れたい? 挿れられたい?」

リン > 「チェシャ僕にそんなにひどい目にあってほしいわけ……?
 どーせ踏まれるなら、美人がいいかなー。」

君みたいな、と小さく付け足し。
擦れ合う素肌と胸に触れる唇に、う、と声が漏れ
布団の陰で股座の雄が反応を示す。

「……じゃあ挿れられるほうで」

顔を赤くしながら、吸い付いてくる彼の背に腕を回して抱きしめ、背中を撫でる。

チェシャ=ベルベット > 「なーんかお前って虐めてほしいって顔しているからさぁ。ついつい。
 踏まれるのがお望み? いいよ、特別料金払ってくれるなら」

わざとらしく片足を上げて白いふくらはぎを布団から出し、見せつけてみる。
そんな姿勢にも関わらず器用にするするとリンの胸元にキスをし、
反応を示した男根に顔を近づけ息を吹きかける。

「ふーん、そっちの気分か。いいけど縮むなよ?
 縮んだら挿れるのだって一苦労なんだからな」

ちゅ、ちゅと先端に口付けて、舌を絡める。
口内に肉棒を含むと頬の肉に押し付け吸い付き、先端にかり、と歯を立てた。
とはいえ前戯はそこそこに、肝心のリンの尻のすぼまりへと舌を這わせるとシワをほぐすように唾液を刷り込ませる。

リン > 「む……」

見せつけられる脚に露骨に目を奪われていたが
自分の肉根を舌で舐られると、う、く、と声を漏らして身体を折り、
じわじわと硬く大きくしていく。

「……努力するよ。
 ということは、挿れた後なら縮んでも大丈夫なのかな……」

どこか暢気に自身の呪いについて口にして。
もっとも完全にそれを制御できるわけではないのだが。

「っ、ふーっ」

後ろの孔を愛撫されはじめて、肌を火照らせ、シーツの端を握る。
相手がやりやすいように、脚を広げる。
ひくひく、と物欲しそうに窄まりがうごめいた。

チェシャ=ベルベット > 「さぁ? 挿れた後縮むってオナホみたいになるの?」

ちょっとそんな想像をしてみたが滑稽な姿のリンを思い描いて吹き出してしまう。

「やだなぁ……なんか抜くに抜けない感じがする」

苦笑いしつつ再びリンの後ろ孔への愛撫を再開する。
すぼまりが徐々に緩み始めてきたのなら舌先をぐにりと中に突き入れ
ほぐすように徐々に広げていく。
丹念に丁寧に、相手が痛がらないようにと気を配っているのが舌の動きでわかるだろうか。
同時に雄の象徴も手で握りゆっくり上下に扱いてやる。

十分に濡れそぼったと分かれば姿勢を変え、
膝立ちになり既に興奮しているチェシャ自身を取り出して先端をすぼまりへこすり付ける。
唾液と先走りのぬめりでよく滑るそこに宛てがい

「それじゃ挿れるけど、力抜いてー……」

リン > 「いつもそこまで小さくなるわけじゃないし!」

苦笑いの気配に渋面を浮かべる。
愛撫が進み、舌が入り込めば、途切れ途切れの喘ぎ声とともに汗が滲み始める。
大きくなり始めたものを優しい手つきで扱かれると、
んぁぁ、と弛緩した声を出して表情を緩ませた。
柔らかくほぐれた狭穴の入り口に熱いものが擦り付けられ充てがわれれば、
期待にぴんと雄茎が突っ張る。

「いつもぞんざいなくせに、するときは妙に優しいんだからぁ……」

シーツを握りしめて抗議するような声は恋人に向けるように甘ったるい。
チェシャの言葉には、ん、と首を小さく動かし、お尻を突き出して応える。

チェシャ=ベルベット > 「なぁに? 優しい方が好き?
 でも残念、僕の優しさは美男美女限定だからさ」

そっけなく答えてゆっくりとリンの中へ男根を押し付けていく。
程よく溶けた尻穴はさしたる抵抗も見せずにチェシャを迎え入れるだろう。
ぐ、と最奥まで一度差し込んでしまえば、一気に入り口ギリギリまで引き抜き
再び力強く腰を動かして直腸の中へ叩きつける。

「ふっ……くぅ……リンのここ、熱くてきつくてすごいいやらしいね……」

ぴしゃりと軽く平手で尻たぶを叩き、ピストンを再開する。
さて、イイ所はどこか、と探るように浅い箇所を突きながら次第に動きが早まっていく。

リン > 「え、それ優しくしてくれないのおかしくな……
 あ、あっ、入ってくる、入ってくるっ」

抽送が始まれば減らず口もなくなり、脚ががくがくと震え始める。

「……乱暴に犯されるのも、す、好き……」

尻を叩かれて、ひう、と声を上げる。
口からは涎が、肉筆から透明なものが滴ってシーツを汚す。
雌孔同様に腸腔は淫靡にぬたついて、チェシャの男根に粘膜を絡みつかせる。

「もっと、もっと奥に……
 チェシャの子種、ちょうだい……」

髪を振り乱し、うーっふーっと息を荒くついて欲情に耐え、腰をくねくねと動かす。

チェシャ=ベルベット > 「だーかーらー そういうところがなんというか可愛くないんだよなぁお前って」

減らず口を叩くリンの首筋へかぷっと甘噛して躾してやる。
獣のように組み敷いて、歯を立てたまま腰を突き動かす。
やがて卑猥な水音ともに抽送を激しくすれば、
くねくねと動いて定まらない腰をがつりと掴み最奥へ叩きつけてやる。

「はっ……!やっぱ変態マゾだよなぁお前って……!
 いいよ、ちゃんと尻穴締めておねだりしてみな」

ぱちんと再び別の尻たぶを叩き、同時にずんと奥を小突くように何度も繰り返して肉棒を叩き込む。
そろそろお互いの限界が近いと尻穴の締め付けで悟れば
チェシャもまた、射精を堪えることもなく中にたっぷりと吐き出した。

「っは、でる……っ!お強請りした分全部飲めよ!」