2017/10/09 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にシャルティアさんが現れました。
■シャルティア > 貧民区の娼婦街、夜の仕事も終わったというのに、とある一角に娼婦が集まってる。井戸端会議のような雰囲気で和気藹々と話をしてる娼婦たち。
ソレに混じって、小さな少女、否、少年が一人
ちっちゃな羽根を背負った幼い天使、ニコニコと人懐っこそうな微笑みを娼婦たちに向けて、両手を広げながらお喋り
娼婦たちも面倒見が良いのか、それを頷きながら聞いている。
少年にとってのささやかで幸せな時間。それもこの時間になると寝る娼婦たちも増えてきてお開きに
「えへへ、ばいばい、またねー♪」
手を振り合いながら散り散りになっていく娼婦たち。少年も貧民街をあるきだす、さて、今日は何をしようか
■シャルティア > 屋台のおじさんに挨拶。貧民街では顔なじみも多いのか、おじさんはニコニコと少年を撫でる。それを目を細めて嬉しそうにうける少年
ここの人たちは、みんな大好き
皆優しくてなでてくれる まあ実際は小動物を愛でるそれに近いのだが、それでも少年は満足。
屋台でホットドックを買って、あるきながらかぶりつく
■シャルティア > そして少年は娼婦街を出ていく、今日はどんな楽しいことがあるだろうか
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール貧民地区/娼館街」にセレスさんが現れました。
■セレス > (発端は在り来たりな、酔漢の狼藉を見かけたこと。
小山のような大男の、ごつい腕で抱き竦められて、酒臭い息を吐きかけられ、
今にも此の場で裸に剥かれてしまいそうな少女の顔が、余りにも可愛らしく歪んでいたから、
つい、うっかり手を伸ばしてしまった。
大男の腕から、少女を逃がすことには成功した、が然し、男の手が今度は、
己の腕を乱暴に掴むに至り―――嗚呼、此れは面倒臭いヤツ。
そう思ったけれど、既に手遅れだった。
『ねぇちゃんでも良いや、付き合えよ』―――なんて、月並みな台詞と、下卑た薄笑み。)
………ねぇちゃん……に、見える、のねぇ……。
(流石酔っ払い、などと妙なところで感心したが、何はともあれ面倒臭い。
扇の幻術を使うには、少しばかり人通りが在り過ぎる。
物陰に誘おうとすれば、碌でも無い誤解をして盛り上がった大男を、
ことによると多大な労力を使って叩きのめさなくてはならなくなる。
とは云え―――――)
……せめて、もうちょっと可愛らしいお兄ちゃんだったらねぇ。
(ひっそりと、溜め息交じりに。
遊び相手とするには、何とも可愛げに欠ける。
序でに云うなら、酒に飲まれるタイプは其れだけで、好みとは懸け離れていた。)