2017/09/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区歓楽街」にフローレンスさんが現れました。
フローレンス > (日が落ち、代わりに店や街の灯りが街を照らすようになった頃、その歓楽街に一人の少女が姿を現す。貧民街の住人にしては所作や服装が洗練されていて富裕地区のお嬢様、という風貌でありながら護衛の一人もつけず、無防備にふらふらと歩いている様はあまりに危なかっしく。あまりに格好の獲物に見えるだろうか。どちらにせよ、貧民地区にはあまり似つかわしくない姿に注目を受けてしまうかもしれないが、当の本人はそれに気づいた様子もなくふらふらと自分の興味の赴くままに歩いていた。

故郷にいた頃にはついぞ許してもらえなかったこういった歓楽街。けれど家出の身であれば自分を束縛するものなんてもう何もいない。好きに見て、好きに遊ぶのも許されるだろう。
危険と隣合わせ、というのは承知の上なのか、それとも全く気づいていないのか。無垢な元箱入りお嬢様は無防備にふらふらとお店を見て回る。酒場と宿屋、なんてものに限らず遊技場や娼館、といったものまで全てがほとんど見たことないもの。故に――)

見るもの、聞くもの――全て、新鮮で、楽しいです・・・!

(こういったがやがやとした喧騒も。少々派手な光も。そして、ちょっぴり荒っぽい人々も。全てが少女にとっては新鮮そのもの。新しいものを見るのは心が踊る――。)