2017/08/21 のログ
シェイア > 「ふふ、そう。イリヤ。…イリヤ・ロズワール、ね…?」

名を聞けば、くすっと笑みが漏れた。
まさかこんな所で会う、とは思ってなかったのが本当だ。
しかし、気づいてしまっては好奇心をくすぐられる、というものだ。
希代の魔女へ取り入れるとなれば、好機を利用するしかないだろう。
頬を朱に染めて、うっとり表情を蕩けさせる姿を見れば、さて、と内心で呟いた。

「ふふ。気持ちいいでしょう。 もっと私に教えて…?
普段はどこで何をしているの…?」

質問を繰り返す。
先の囁きのまま、口にしてしまえば甘い心地よさが広がっていくだろう。
そしてそれは、口にするほど強まっていくような感覚に囚われるかもしれない。

『もっと感じていいの。…私に頭の中を愛撫されているのを想像してみて…?』

抵抗できない耳元で、疑念ではなく魔力の籠った囁き声が響く。
同時に、耳朶に舌先を伸ばしてチロチロと愛撫を始めていく…。
頭蓋の中に、じっくりといやらしい水音が響いていくだろう。

ロズワール > 「な、んで....っんん...はぅ」

何故彼女は自分のフルネームを知っているのだろうか。
一瞬疑問に思うも、彼女の言葉と囁きによって掻き消されしまう。
もはや、自分がどのような状況に起これているのか一切理解はできておらず、息を切らしながら、色素の薄いビー玉のような瞳には生理的な涙が浮かぶ。

「はぁ、ん...、お、店...平民、ッ地区で...お店を、してるの...は、んッ」

まるで彼女の言葉によって脳内を犯されているような感覚と刺激。
甘美なるそれらは、脳だけでなくイリヤの身体にまで溶け込み蝕んでいく。

「ひ、ぅ...はっ、あ、っん...」

徐々に身体全身を色欲が包み込み、強烈な熱を帯びていく。
魔導着の上からでは確認できないであろうが、熱く火照った花弁は湿り気を帯び、下着に恥辱の染みを作り始める。

シェイア > くすくすと笑いながら、情欲に溺れる少女の後頭部をゆっくりと撫でる。
快楽を与えているというのに、その手つきはやけに優しい。
甘い性感と、優しい心地よさ。
快楽にどっぷりと溺れさせるための魔女の手管。

「ふぅん…お店をしているの…? どんなお店かしら? ふふふふ…。」

水音と共に囁かれる言葉。
酩酊感と快楽によって脳内をぐるぐる回っているように感じるかもしれない。

「ふふ。こんなに感じて…。私はほとんど喋っているだけなのに。でもいいわ…。」

『ほら…貴方の身体をゆっくり撫でまわすの。細い指先が…貴方の感じる所を探すように…。
いやらしい子。もっと感じるの……。ここ?…それともここ?』

しかし魔女は手を触れない。
魔力の籠った囁きだけで、妄想の虜にしていく。
言葉だけで少女を攻め立て、少女の脳内を昂らせていこうとするだろう。

ロズワール > ボーっとする意識の中、後頭部を優しく撫でられるその感覚はとても心地が良く、脳内への快楽と共に身体へじっくりと広がっていく。
魔女の策略通り、イリヤはすっかり魔女が与える感覚の虜に。
もはや、正常な意識を取り戻すことはないだろう。
快楽と、心地良さにおぼれ、その表情は蕩け切っていた。

「...んく、ッ...魔道具、の...っはぁ...、お店...っ」

何一つ包み隠さず、魔女の言われた通り、聞かれた通りの返答を返し、イリヤの身体はビクビクと小刻みに痙攣し始める。
くちゅりくちゅりと、イリヤの頭の中にしか響かないその音に敏感に反応し、感じ、喘ぐその姿はとても煽情的な光景だ。

「...ひぁッ...!ん、やぁ、ん...ぁ」

手は触れていないはずの恥所は、まるで触られてるかのような感触を感じ、さらに奥から溢れる蜜はイリアの魔導着を濡らしていく。
脳にささやかれる言葉だけで軽く絶頂を迎えそうになり、小さく喘ぎだすイリヤ。

シェイア > 「あら…そうなの。ふふ…それじゃあ、今度伺おうかしらね。」

魔道具の店と聞き、笑みを深める。
通常の薬品を調剤し、持っていこうとも内心で考える。
少量でも置いてさえいれば、再度少女と会う口実もできるだろう。

「ふふ。それじゃあ…一度イってしまいましょう?
昇り詰めて…? ほら…ほら…。」

ちゅく、ちゅく、という音と、急かすような囁き。
快感の昂らせ、追い立てるようにして少女を絶頂へと導いていく。

『気持ちいい…気持ちいい…! ほら…もう…我慢しなくていいのよ…。』

甘く囁きながら、後頭部を優しく撫でる。
絶頂による思考の漂白。その状態へと導き…白く染まった頭の中に囁きかけていくだろう。

「私は悪い魔女ではないわ…。こんなに気持ちよくしてくれるんだものね…。
火照りが冷めても忘れてはダメ…。火照りが冷めればいつもの貴方に戻れるわ…。」

自分は悪い魔女ではない。心地よい世界に導いてくれる良い魔女であると吹き込んでいく…。

ロズワール > 「ひゃッ、あ、んん....っ!」

最早魔女の言葉に答え掛ける余裕もないのか、完全に甘ったるい快楽の虜になってしまったイリヤは、求めるように魔女を見つめ、声は徐々に余裕のないものへと変わっていく。

「っ、く...あ、ッん...きもち、きもちぃ、ッよぉ...、あっ、ああ...い、ッちゃ、ぅ...ひァあッ!」

魔女の言葉と共に脳内に響く、まるで膣内を掻き回すような淫音。
その音はイリヤを絶頂まで一気に導いた。

つま先をピンッと伸ばし、身体を大きく痙攣させながらまるで電撃が走ったかのような感覚を感じ果てる。
イリヤの着ている魔導着は大きな染みを作っていた。
しばらく荒い呼吸を繰り返しながら耳元に囁かれる言葉にピクッと反応示しながら、魔女を見つめる。

シェイア > 目論見通り絶頂を迎えた少女を胸元にかき抱いて、
後頭部を優しく撫でながら、そっと少女の耳元で囁き続ける。

「私はシェイア…。貴方をとっても気持ちよくしてくれる女…。」

そして少女の視線の先で微笑む。
魔女の手管は、少女の視線の先で優しい微笑みすら作って見せた。
少女の心のどこかに、優しい魔女として巣食う為に。

「今日はこのまま帰りなさい。人目に付かない道を選ぶのよ…。
今度貴方のお店に行ってあげるから…また会いましょう?」

ゆっくり頭を撫でながら、再会を囁く。
自身の魔力と快楽を味わった者が、次のそれを期待してしまう事が多い事をわかった上で…。

ロズワール > 「はぁ、はっ...はぁ....」

魔女の胸の中でゆっくりと呼吸を整える。
まだしっかりとした思考は戻ってこないが、魔女の名前はすんなりと頭に入ってきた。
身体に与えられた快楽は心や記憶にもしっかり刻み込まれ、彼女を疑う疑念は既に消え去っていた。

「...ん、はぁ...ほんと、貴方...よくわからないねっ...」

起き上がり、再開を囁くシェイアに対し薄っすら笑みを浮かべれば彼女に背を向ける。
どうせ来るなと言っても魔女は自分の前にもう一度姿を現すだろう。
そして、そのときイリヤは再開を拒むことなんてできないだろうと、悟った。

身体に残る絶頂の余韻を感じながら平民地区へと去っていく___

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からロズワールさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からシェイアさんが去りました。