2017/07/09 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にダレンさんが現れました。
■ダレン > 初めてのお祭りで完全に浮かれていた。
両手に出店で買ったフランクフルトを持ち、少し人通りのない場所で落ち着いて食べようとした所で首に冷たい物を突き付けられる。
動くなと言われ、俺は口元まで運んでいたフランクフルトを、今まさに食べようとしていたのを中断する。
背後を見れないので相手が何者かはわからない。
声の位置から俺よりは少し背が高く、声からは成人男性らしきことがわかる。
さて、どうしようか。
外出を始めて以来こういうことは初めてである。
■ダレン > 「えっと、金ならあんまり持ってないんだけど。
あ、これフランクフルトって言うんだけど。 食べる?」
とりあえず、後ろの男を怒らせない様に注意しつつ、要求を聴きだそうと。
正直、財布に入ってる小銭だけで許してもらえるのならそれでいい。
俺は荒事はあまり強くない。
僅かな金で許してもらえるならその方が助かる。
が、彼の耳には俺の言葉は届かなかったようだ。
首筋に突き付けられた白刃はガタガタと震える。
この男、クスリか何かをやっているのだろうか?
「ちょっと、一旦落ち着いてくれよ。」
■ダレン > 異様な精神状態と思われる男に連れられる形で路地裏の奥へと消えていく。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からダレンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 路地裏」にセイン=ディバンさんが現れました。
■セイン=ディバン > 「……ぁっ。はあぁ……」
マグメール貧民地区。その路地裏の一画で、一人の少女が息を荒げながら、地面に身体を横たえていた。
「あぁ、クソッタレ、ですねぇ……」
熱帯び、朱に染まった頬。潤む瞳。どこから見ても完璧に発情している少女。
身体にかけられた呪いはいまや最高潮に強まり、今すぐにでもセックスをしたいと、それしか考えられないほど。
それでも、適当な相手は嫌なのか。声をかけてくる娼婦や男たちから逃げ、少女はこの路地裏の隅で一人、自分を慰めていた。
「あっ、ひっ……こういうとき、自慰で達せないのは、不便ですこと……」
身体を苛むもう一つの呪いに毒づきながら。それでも少女は隠れるようにして自慰を続ける。
右手は男性器を扱き上げ。左手は女性器をかき回す。
あぁ、セックスがしたい。でも、脂ぎったオヤジや、そこいらの娼婦は嫌だ。
イイ女。この際、イイ男でもいい。とにかく、納得できるだけの相手と肌を重ねたい。
詮無きことを考えながら、少女は自慰を続けている。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 路地裏」にフェゴールさんが現れました。
■フェゴール > 『ふむ……』
(スンスンと鼻を鳴らしながら。ゆっくりとした足取りで、路地裏の一画へと足を踏み入れた少女。少し周囲を見渡すようにしつつ、セインの方へと歩み寄ってくる。)
『なるほど、どこで油を売っているかと思えば。
一体、何をしているんだ君は?』
(やれやれ、という具合に少し呆れたように首を傾げて。少女の前に歩み出る。)