2017/07/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にレヴィさんが現れました。
レヴィ > 天気の良くない日が続いても活気に変わりのない貧民地区の歓楽街。
怪しげな呼子や客引きの娼婦に混じる様に通りの一角に立ち周囲に目を向けている。

「今日は思いのほか平和ッスね…」

軽くあくびを隠すように口に手を当てて小さく呟き周囲を見回して。
暇な時に受ける娼婦たちの護衛の仕事であるが今日は平穏そのもの。
護衛するはずの娼婦たちは客を見つけてそれぞれの部屋に引っ込み今は姿が見えず、他にいるはずの護衛も休憩かご休憩に席を外すありさま。

客を抱え引っ込んだ娼婦たちが戻って来るまでは暇な時間。
念のためと通りに視線を向けては眠そうにしている。

レヴィ > 「え、私ッスか?」

娼婦も帰って来ずにそころソロ引き上げようと思い出した時間帯。
一杯飲んで帰ろうと近くの店に入ろうとすれば衛兵風の男に声を掛けられる。
話を聞けば以前に私が娼婦に混じっているのを見ていて買いたいという事。
このまま帰るよりは小銭を稼ごうと誘いに乗り近くの宿へと共に消えていく。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からレヴィさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/路地」にサヤさんが現れました。
サヤ > 貧困地区の住民が使う市場から少し入った路地。
昼でも薄暗いそこは道を挟むように建てられたぼろい住居から漏れる明かりと月明りのみが頼りとなるくらいの視界しかない。
そんな路地の中ほど、捨てられたのであろう樽の上に腰かけ、少し前に買った安物の鉄の剣を見て深くため息をつき。

「やはり感触はかなり違うな、切るより叩くといった感じなのだろうか」

背もたれにしているぼろ屋の窓から漏れる蝋燭の明かりに剣を光らせてみれば、以前に受けた依頼での使用に耐えられずいくつか日々が入っており。
かつての愛刀との違いを憂うも、今の自分ではどうしようもないと首を振り。

「とにかく、金を稼がなければ話にならないな、といってもなれぬ武器で戦ってはいつまでも無事で済むとは思えないし」

再び剣を膝の上に置いて。
ちらりと路地の向こうに見える客引きの娼婦を見て少し考えた後自虐的な笑みをこぼし。

「今更生娘のようなことをいう気はないが、せっかく地獄から出てきたんだ、もう少しあの手は避けたいな」

ご案内:「王都マグメール 貧民地区/路地」にグスタフさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/路地」からサヤさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/路地」からグスタフさんが去りました。