2017/06/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 公園」からエズラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にクロイツさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からクロイツさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/路地裏」にクロイツさんが現れました。
クロイツ > 治安が良くないと言える路地裏、その一角に廃材で組み立てたテントが一つ。
中には一般的な薬草から平民地区などでは手に入らない薬品や道具が置かれそれが店だと判る筈。

カウンターも何もない木箱や簡易な棚に商品が置かれる奥で店番と思われる人影が商品が入っていると思われる大箱を覗き込んでいる。

「店番を引き受けたのは良いけど…この場所で誰か来るのかな」

少しは儲けのいい仕事をしようと引き受けた店番。
合法非合法問わずに商品を扱うだけに日給は良いのだが、問題は客が来るのか。
それを今さらに気が付き、商品を確認しながら客が来るのを待つ。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区/路地裏」にエンジェルさんが現れました。
エンジェル > 掃き溜めのような路地裏に不意にあまりにも不釣り合いな金色が踊る。
年の頃はローティーンもいい所。
ホットパンツにノースリーブシャツ、さらには薄い胸元を包むチューブトップブラを覗かせた少女が現れる。

「ん?手前誰だ?親父はどうした?」

いつもと変わらぬ崩れてしまいそうなテントの中を覗き込み、目深に被ったキャップの下、大きな眼鏡越しにもわかる大きな愛らしい碧眼で店番を見上げ、見た目にそぐわぬ低い声で問いかける。

クロイツ > 大箱の商品を確認していればよくこんな物まで仕入れてると感心し、普通に売れば即首が飛ぶ薬品を傍にと置く。
次は何をして客を待つかと考えていれば声が聞こえて。

「やあ、いらっしゃい。今日は何時もの親父さんは休んでるよ
誰も言われても…アルバイト?
もしかして親父さんに用だった?」

視線を向ければこんな場所を歩くには無防備に見える姿の少女が目に入り。
可愛い見た目なのに口がよくないのが場所柄で仕方ない事とあえて気にせず、問われた事にはなんていう事はない様に軽く返して。
客なのか今日は居ない店長の知り合いなのか判断が付かずにどちらなのだろうと眺める。

エンジェル > 「なんだ、親父いねーのか。まあ、いいか。」

長い金髪を無理矢理詰め込んだキャップの中へと手を突っ込み、不機嫌そうに頭を掻く。
収まりきらずポニーテールに垂らされた金髪が絹糸のように揺れ、薄暗い路地裏で淡い光を放つ。

「おい、バイト。ヤク出せ。いつものだよ、親父から聞いてるだろ?」

名も名乗らず横柄な態度。
さっさと出せとばかりに小さな右手を差し出し、キャップの下から胡乱げな碧眼を向け、ポシェットから取り出したパイプを手慣れた仕草で咥える。

クロイツ > 「明日はまたいると思うよ。用があるなら伝えとくよ?」

あの店主の知り合いと考えれば関りが浮かびはしないが深く詮索はせず。
キャップから垂れた金髪が場に薄暗い路地に淡く光り目を向ける。

「そっち系のお客なんだね。聞いてるけど持ってるよね?」

横柄な態度にふと話に聞いていた今日は来るかもしれないと言っていた客だと判り。
別の箱から商品の入った包みを取り出し渡そうとするが…その前に代金はあるよね?と確認するように包みを揺らして先に金を要求する。

エンジェル > 「あん?誰に言ってんだ?」

幼く愛らしい顔に似合わぬ鋭い眼光でバイトを見上げ、ポシェットから金貨を数枚取り出す。

「これでいいだろ?さっさと寄越せよ。」

平均的な平民の半月ほどの稼ぎに相当する金貨をあっさりとバイトへと押し付け、咥えたパイプを揺らす。

クロイツ > 「誰って言われてもね。キミの事知らないからね」

貧民地区に住んではいるがこの客である少女を見た記憶はなく口に出し。
見た目に似合わない眼光を見ても怯む事もなく笑みを浮かべ。

「十分すぎだね。それじゃこれが商品だよ」

普通な少女が持つには多すぎる金貨を受け取り、思わずに金貨と少女を交互に見て。
しかし代金さえ貰えば渡すのは当然と包みを手渡す。

エンジェル > 「ち。まあ、いい。さっさと寄越せよ。」

怯む様子もなく笑みを浮かべるバイトに変な奴だと呆れたような嘆息を漏らし、手渡された包みを奪い取るよう受け取る。
その場であっさりと包みを開くと中に小分けにされた包みを一つ開き、中のクスリを確かめる。

「ん、いい色してんな。親父相変わらずいい仕事するぜ。」

満足げに笑みを浮かべると早速パイプの先へと白い粉を注ぎ、魔法石を取り出し火を点ける。
その笑顔はまさに子供と言った無邪気なもの。

「ふぅぅ~~~…。」

一息吸うと満足げに大きく息を吐き、手近な樽の上に腰掛ける。

「で、お前なんでこんなバイトしてんだよ?」

さっそくクスリが効いてきたのか、とろんとした瞳で男を見上げ、にへらと軽薄な笑みを浮かべて見せる。

クロイツ > 「はいはい、そんなに慌てなくてもちゃんと渡すよ」

包みを奪い取る様に受け取る少女の様子を見ても笑みは変わらず。
そんなに待ち遠しかったのかと包みを開けクスリを確認する姿を見る。

「それに関しては同感だよね。よくその薬を高品質で扱えるよね」

クスリの正体を知っているのか少女の言葉に肯き。
火をつけるのを見ればそっと術を発動させ少女に向け緩やかな風を吹かせる。

パイプを吸い満足げにして笑顔を見せる姿が本当に無邪気に見え。
その言葉使いとのギャップが何故か微笑ましく見てしまい。

「しいて言えば店長と知り合いだからかな。偶に薬草を降ろしてるんだよ。
その時に今日の店番を頼まれたって訳かな。
君はもしかして常連だったりする?」

トロンとした瞳に早速クスリが効いていると見て、軽薄な笑みを浮かべる少女に問いかけてみる。

エンジェル > 「へぇ。じゃあ、冒険者って奴か。そんな牛蒡みたいな身体でやれんのか?」

クスリが齎す心地よい倦怠感と安心感の中、片足を樽の上に載せてパイプをくゆらせる。
吐き出される紫煙はバイトが起こすそよ風に戻され、少女の絹糸のような金髪を揺らす。

「あー……常連?あー……まあ、そんなところか?質が悪いと…あ~……わかんだろ?」

どよんと沈んだような表情。大きな碧眼から光が失われ、だらしなく開いた口元ににへっと笑みが浮かぶ。
片足を上げたせいでショートパンツから黒いショーツが覗いているのも構わず、悠然とパイプをくゆらせる。

クロイツ > 「そんなところかな。これでも収集から討伐までなんでも出来るんだよね」

見た目のお陰で侮られてみられるのも慣れていると言う様に笑みを絶やさずパイプを揺らす少女を見て。
そよ風で紫煙を少女へと戻して揺れる金髪に視線を向ける。

「口の悪い子が来たらそれをって頼まれてたからね。だからそう思ったんだよ。そりゃよく判ってるよ。思考が鈍って夢見心地になれるって言うしね」

店主の用意したクスリが悪いのか少女が効きやすいのか。
沈んだような表情に瞳から光が失われるのを見、上げられた片足のせいでショートパンツからショーツが見えていて。

「ちょっと効き過ぎてる感じ?」

そんな少女に近づいていき…パイプに追加の白い粉を注ぎ入れて。

エンジェル > 「あー……そっかー……じゃあ、あ~…今度なんか……あ~~…獲ってきてくれよ。」

死にたくなるような幸福感の中、自分でも何を言っているかわかっているのかいないのか……よくわからない無茶振り。

「口が悪くて悪いかよ~…あ~~……こちとら毎日変態相手にしてんだ…やってらんねーっての。」

パイプにクスリが足されるとにへっと笑みを浮かべ大きく吸い込む。
よく効いている…そんな気怠げな表情を浮かべつつキャップを脱ぎ取り、乱雑に纏めた金髪を晒す。

「へへ、こんなもんじゃねーの?あ~…死にてー…。」

おいしそうにパイプをくゆらせながら、男へとどんよりとした碧い瞳を向け、へらへらと笑う。

クロイツ > 「何か…リクエストを貰えるなら獲って来れるけどお金は貰うよ?」

一応は仕事になるから代金は貰うと告げて、無茶振りにもなれているように少女を見る。

「悪くはないけどね、それがキミの素ならそれはそれで可愛いしね。変態の…?あー…娼婦なんだ」

少女の金払いの良さと変態と聞けば少女が何の仕事をしているかわかるが見かけた記憶がなくもしかして変装でもと考えて。
毛怠げな表情でキャップを脱ぐ少女の金髪がはっきりと見えて。

「俺は吸わないから何とも言えないんだけどね。可愛いのに死なれると勿体ないかな」

どんよりした瞳を向けて笑う少女に笑い告げ、そっと手を伸ばして金髪を撫でていく。

エンジェル > 「あー……じゃあ、なんか……変なの。」

ぼーっとした表情でパイプをくゆらせながら答える。
明らかに思考力は鈍っているのがわかる気怠げな口調で答える。
結局は適当言っているだけなのだ。

「まいんちよー……変態どもにぱぁぱ♪とかおにーちゃん♪とかやってよ~……ケツにチンポ突っ込まれてよー…それ舐めさせられたりうんこ漏らさせられたりよー……短小相手におにーちゃんおっきぃ♪とかやってみ?」

眼鏡越しに剣呑な半眼をバイトへと向け、ぶちぶちと日頃の鬱憤を愚痴る。
乱雑に纏められた金髪はまるで絹糸のように柔らかでふわふわの極上の感触をバイトの手へと伝える。

「あー…あたしが可愛いのは当たり前だからな。褒め言葉にもなんねー。なんだ?お前もロリコンの変態か?」

やりたいように金髪を撫でさせながら、蔑むような流し目を向ける。

クロイツ > 「変なのか…それならそのクスリの材料になるハッパでも獲ってくる?」

ぼーっとした表情を見れば思考が鈍っているのははっきりと判る口調。
それを知ってか知らずか加工できなければ全く意味のない物を上げてみる。

「あー…それは遠慮するかな。どっちかと言えば可愛い子や楽しい事一晩一緒にするる方が良いしね」

少女から日頃の鬱憤というような愚痴を聞かされればそれは勘弁と首を振り、もしそんな必要が出るなら適当なゾンビでも呼び出して押し付けると。
口調は良くないが触れるか髪の感触はふわふわで柔らかく、それを梳くようにそっと撫でて。

「当たり前って言われても今日初めて会ったから…。もしそうなら今頃クスリに媚薬を混ぜて美味しく頂いてるよ」

見下したような眼にないないと首を振り、少なくともそう言う事目当てなあさっさと何か盛ってると告げ、金髪を撫で続ける。

エンジェル > 「あー…材料…そんなん持ってきてもしゃーないだろ……。」

一応言葉は理解できるのは、詰まらないものは詰まらないと切り捨て、大きく息を吐き出す。

「まあよ~……他に食ってく方法もしらねーしよ~……。楽しいことっつったってよ~…セックス以外何があんだよ~……。」

じろりとバイトを見上げ、あちーなとシャツのボタンを外し、形のいいおへそまで晒す。

「媚薬っつったってよ~…いいもんじゃねーぞ?うちでも売ってっけどよ~……気持ちいいも気持ち悪いもごちゃまぜになってよぉ、後で本気で死にたくなるからよ~……。あんま弄るなよ?まとめんの面倒なんだからよぉ。」

媚薬と聞くと嫌悪感露わなしかめっ面を晒し、バイトへと白い歯を見せる。
お前もやるかと咥えていたパイプの口をバイトのほうへと向けつつ、今更髪に触るなと抗議する。
しかし、その表情はぼんやりと、どうでもいいと言ったもの。

クロイツ > 「それを加工できる人にクスリにしてもらえば安く手に入るかなってね?」

この店が上質なクスリを用意できる一旦は自分が原料を持ち運ぶのもあるからなのだがそれは口にせず。

「そうかな。キミぐらい可愛いなら他の仕事もありそうだよ。
ウェイトレスとかなら店に客が入って大事繁盛しそうだしね」

見上げられてボタンを外していけば晒されるおへそまで視線を向けて。

「あれは一時的に気持ちよさを増すけど後は怠くなっちゃうしね。どうせならああいうのは使わないで楽しみたいしさ。
そんなにぐちゃぐちゃにしないから大丈夫だよ」

しかめっ面を見せる少女に使うのはあまり好きではないと笑みのまま返し。
それじゃ少しだけとパイプを受け取りひと吸いして煙を吐き、髪から手を離す。
あまりクスリは使うことは無いが偶にはいいかもと思いもうひと吸いし…。
ふと思いつきに笑みが深まれば煙吸い込んだまま少女へと顔を近づけ、唇を重ね煙を吹き込んでいこうとする。

エンジェル > 「別にそこまで安くなくてもいいしよ~……。いい感じの買えりゃそれでいいぜ。」

稼ぎには困っていない。
金で解決出来るものは金でいいやと年の割に達観した態度。
バイトがパイプを吸う姿を眺めつつ、少し頭を振る。

「あー……ウェイトレス?んなんさー、一体どんだけ稼げんだよー……。今更もうやってらんねーって。」

バイトの視線をおなかへと感じつつもにへっと笑みを浮かべるだけ。
さらに煽るよう樽の上に載せた膝を開き、ホットパンツで包まれた下半身を晒す。

「ん……。へへ、おいおい。あたしは高いぞー?」

口付けで煙を貰うと大きく吸い込み、唇を離して悪戯っぽい笑みを浮かべつつ、可憐で柔らかな唇を舐め上げる。

クロイツ > 「この辺でクスリを買う人は大抵値切ってるけど断るのは初めて見たかな」

もしかして結構以上に稼いでる?
いい感じに買えればという少女が自分が思っている以上に稼いでいそうなことに驚きを始めて見せて。
煙をゆっくりと味わうようにパイプを吸い。

「半月でさっきの代金の半分ぐらいかな?でも気楽にやれるよ。
そっか、キミがいる店ならお得意になっても良かったんだけどね」

ロリコン疑惑は先ほど否定はしたが見るのは別と言う様に視線を向け。
煽る様に開かれる膝、晒された下半身にも目を向けて。

「これでも稼いでるから大丈夫だと思うよ。でも今手を出したらさっきロリコン確定だし唇で我慢しておくよ」

板津らっぽい笑みを見せる少女に笑い返し、唇を舐め上げるしぐさにもう一度重ねていく。

エンジェル > 「そりゃぼったくりなら値切るけどよー。別にぼったくりでもないのに値切ってもお互い気分悪くなるだけだろ?気前よく払ってやりゃサービスもしてもらえるしよー。」

バイトからパイプを取り返すと大きく吸い込み、心地よさそうに紫煙を吐き出す。
月にさっきの払いの倍程度と聞くととても無理とばかりに首を左右に振る。

「大体よ、値切るなんてあたしくらい可愛かったら楽勝だぞ?『ねえ、おじさん?えんじぇるね、これ買ってかえらないとぱぱにおこられるの。このおかねでかえる?』とかやりゃー一発だぜ。」

筋金入りの猫かぶり甘え声を上目遣いで披露しつつ、悪い笑顔を浮かべて見せる。
再度唇を重ねるとお返しとばかりに紫煙を吹き込み、可憐な唇に人差し指を当てて、年に似合わぬ艶っぽい表情を浮かべて見せる。

「まーよ、その気になったら店に来いよ。ロリが嫌なら姐さん達紹介するしよ。おっぱい好きだろ?」

よっこらしょと樽から下りるとポシェットから一枚の紙を取り出し、バイトへと手渡す。
それは『指名料無料/2割引き』と書かれた割引券。
どうやら客になれそうな階層の人間だと把握すると営業を掛ける程度には仕事熱心な姿を見せる。

クロイツ > 「この辺はぼったくりも多いけどここはそう言うのはやってないしね。それもそうだね、これじゃ少しサービスしておこうか?」

パイプを少女に返せば少しだけ回るクスリの気持ちよさに息を吐き。
クスリ代をポンと支払える少女にはその程度では物足りないかと首を振るのを見て。

「俺だって最初からそう言う言葉使いで来られたらさらっと騙されちゃったよ。
でもさ、その話し方よりぶっきらぼうって言うのかな、今の話し方の方がいいかな」

猫かぶり甘え子を聞けば最初からそれなら値切られてたかもと笑い。
唇を重ね吹き込まれた紫煙を吐いて、艶っぽい表情を浮かべ唇に人差し指を当てるのを見て。

「そうだね、その気になったらお邪魔するよ。その時は今の口調で気楽に相手をしてくれたらうれしいかな?
気に入った相手ならロリでもお姉さんもでも大丈夫だし、胸はそうだね…」

少女が取り出した紙を受け取り見ればそれは割引券。
先ほどの姿と変わり仕事熱心な姿にありがとうと受け取り、行くのが楽しみだと笑みを浮かべる。

エンジェル > 「馬鹿言うな。店でこんな姿見せてたらボスにぶっとばされちまうよ。」

パイプを咥えたまま背中を向けるとそのまま振り向かずに後ろ手に手を振る。
そして、多少ふらつきながら路地を戻っていく。
途中顔見知りの物乞いをからかいつつ、路地の曲がり角に差し掛かった所で振り返り。

「おにーちゃん、えんじぇるまってるからね♪ぜったいきてねー♪」

満面の笑顔と共に元気よく両手を振って、板についた無邪気な猫かぶりを見せつけ、最後ににへっと笑みを残して去っていった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区/路地裏」からエンジェルさんが去りました。
クロイツ > 「そこは内緒でね。俺はそっちの方が良いと思うからね」

猫かぶり甘え声を聞いた後では少女の容姿ではその方が似合うが、自分にはあの口が悪い話し方の方が親しみが持てていいと考え。
パイプを咥えたまま手を振り、路地に戻っていく少女を見送る。

「落とせるお金をたくさん持っていくよ。それじゃね」

振り返り、満面の笑顔と無邪気な猫かぶりで両手を振る少女に手を振り返し。
少女が見えなくなればのんびりとした店番に戻っていく。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区/路地裏」からクロイツさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にゾエさんが現れました。
ゾエ > 少女が身を置かせてもらっている娼館の前に、少女は居る。
客引きの為に表に出されたのだが、娼婦のクセに接客業が苦手で、呼び込みも儘ならない。
痺れを切らした店主が、苛立たしげに裸にでもなって男を誘えと怒られてしまった。
店主の言う事は絶対だ。怒られたくないし、追い出されたくないし、けれど流石にこの場で裸にはなれない少女は、
せめてとおずおずワンピースのスカートをたくし上げ、薄い恥毛に包まれた秘部を晒し。

「あ、のー……一晩、私を買ってください、ません、かー…?」

そんな蚊の鳴くような声と共に、物凄く恥じらいながら道往く客を誘ってみる。
そこら辺の建物間の隙間で即刻致すような粗野な場所なので、こんな処で秘所を曝け出す事くらい、目新しくも何とも無い。
頑張れお嬢ちゃん、なんて声援がどこからとも無く聞こえては、うう、と泣き顔。
とっとと客を捕まえて、この場を立ち去りたい。

ゾエ > 呼び込みは果たして成せたのか。しばらくはあられのない格好を晒して―――――。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からゾエさんが去りました。