2017/06/17 のログ
■イグナス > しばらくの間、酒を飲んで、ご満悦。
たっぷり飲んで暴れて、気持ちも良い。はーっと息をついた。
「さあて、行くかァ。」
ゴキゴキと首を鳴らして、立ち上がる。ギシギシ床を鳴らしながら、その場を立ち去っていき――
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にミカエラさんが現れました。
■ミカエラ > 特に治安の悪い裏路地に翻る、黒と赤のマント。
武器を持つ利き腕を引き裂かれた男たちは、傷口を抑えうずくまる。彼らは麻薬の密売人だ。ただの末端の売人ではあるが……。
「神妙にお縄に付け!!」
ぴしりと光るレイピアの切っ先をうずくまる男達に突き付けて
過激な服装に身を包んだ女は高らかに声をあげた。
赤と黒の帽子とマント、その内側でひときわ目立つ白いシャツとタイツ。
舞踏会かと言わんばかりのマスク。特に帽子は華美にすぎ
タイツはいささか下肢のラインを強調しすぎる。
だが本人はそんな格好に気後れすることなく、高々と声をあげて勝ち誇っていた。
■ミカエラ > 罵声とあわただしい複数人の怒声が近づいてくる。おそらく売人
の雇い主のマフィアたちだろうか。少々騒ぎすぎたか……いや、きっとたまたま近くにいたのだろう。
大立ち回りを期待しながら、ゆっくりと振り返るも、視界に飛び込んできたクロスボウを構えた
男の姿に背筋に寒気が走る。
間一髪!身をひねってクロスボウを交わせば、左手に魔法の炎を灯し
右手でフック付きロープを取り出す。
さすがにいったん撤退だ。いきなり生死問わない攻撃を仕掛けてくる相手はまずい。
もしかしてこれも自分が有名になってきた証拠だろうか、とわ
ずかにうれしく思いながら、炎の魔法をアンダースローでほうり投げる。
派手に炸裂するが、延焼するような威力ではない、ただの目くらましだ。
「っ!?」
フックをかけ、壁に跳躍しようとした瞬間、足に痛みを覚える。
倒れ伏していた男がナイフで足を狙ってきたのだった。
ふくらはぎに痛みを感じるがかすめただけのようだ。何とか屋根の
上に上ると、痛む足に鞭打って、逃走を図る。
■ミカエラ > 「っ!!」
わざとスラムの入り組んだ地帯を突っ切るように移動していくミカエラ。
バラックがつながった迷路のような地帯だ。屋根も半ば腐りかけた
ようなおんぼろなので、時折足を取られそうになるがなんとか持ち直して跳躍する。
平民地区の方に移動しつつ、背後から聞こえる罵倒が遠のいたのを確認し
路地に飛び降りて。
「いたた」
周囲を確認しながら、足の傷口を縛る。白いタイツは虹見出したちの赤色が牡丹のように広がっている。
「失敗したな……」
■ミカエラ > 明日は一日おとなしくしておこう。こういう時のために傷薬も、痛み止めも常備している。
だがとりあえず……興奮状態が引いてくると痛みが強くなってくる。
下手に見つからないように物陰にうずくまりながら、一番近い
アジトを
思い出そうとする。ミカエラはしないの何か所かにアジトを持っていた。
土地利用を名目で購入し、廃墟をそのまま残したものが多いが
貸倉庫や、普通のアパートメントもある。ひとまず血が止まるまで
この辺りでやり過ごすか……いっそアジトで私服に着替え
一番安全な”ララ”としてのアパートに行くか……。
■ミカエラ > 即効性のある痛み止め、あるいは麻薬をくちにすれば、やがて痛みは引いてくる。
ゆっくりと立ち上がると衣服をただす。正義のヒーローはいつでも
凛々しくなければいけない。
とりあえず着替えを隠している廃墟に移動しよう。
そしてララの姿で一杯ひっかけて、アパートで日が高くなるまで眠るのだ。
使用人も誰も来ない午前中の自室、素晴らしい。
■ミカエラ > (貴族の危険な遊びは続く)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からミカエラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にルインさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からルインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 公園」にエズラさんが現れました。