2017/06/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 食品店のある大通り」にハルクラムさんが現れました。
ハルクラム > 今日に取れた夏野菜の出荷に赴き、常連の食品店の仕入れ役と値段交渉をするハルクラム
きゅうりやトマトなど、豊かな土壌で実ったみずみずしい野菜達である。

「んー、これちょっと小ぶりになるの?えーもうちょっと多めにみてよぉー」
『とは言われてもね、やっぱり見栄えで小さくなってるのは高く売れんよ』

「じゃあこれ!この茄子はどう?2個入りにしても充分単価取れるでしょ?」
『いやいや…うちは茄子に関しては3個入りが基本だから…』

結構交渉には我儘を言っている彼女である。貧民地区の店であって質はそこまで
野菜には求められていない、重要なのは量と価格なのだ。
対してハルクラムの農場で育つ野菜は、あまり味が良すぎるようだ

『んじゃ、これぐらいが今日の仕入れ額だ、あとジュース貰って帰りな』
「ふへ…これだけぇ?せっかく重いのがんばってもってきたのにぃーケチー」

不満を露わにするハルクラム。しかし商売というのはこういうものだ。
ここで誘惑の魔力があるのだからそれを使って値引きさせる事は容易なのだが
無下に使っていると悪評がたってしまうからそれはよくない。機嫌直しのジュースを
貰ってハルクラムは店を後にするか

ハルクラム > 今は帰り道、大通りを堂々と歩いたり、時折曲がっては裏通りをそろーっと。
今は人外とみられる姿をしていないから知らない人にとってはただの可憐な少女、但し
このあたりなら彼女を見てあの子か、淫魔の子かと気づきニヤける男もいる。
農作業着なので別にそうと思われた所で外見魅力はない。視線はスルーしながら人には
ぶつからないようにふらっと歩く。

「んーー、お、これってぇーチラシなのー
 そうねぇーまだ志願者は来てないのー…」

目にしていたのはハルクラムの従者兼遊び相手になる少女を募集するチラシ。
彼女の相手をするのだから希望は性に興味がある人間、もしくは彼女と同系統の悪魔
という事になるだろうか。2日経ったが音沙汰はなし、のようである

足も疲れたので大通りの広場に出て、ベンチでゆったり足を休ませることにしたらしい

「ふぁー、梅雨の前の晴れねぇー。暑いあつい…」

ハルクラム > 陽にさらされてやがて夏バテに加え眠くなりそうだったのにそろそろここを発ち、
どこか酒場やら建物の中へ赴くことにしたらしい

「うぅー暑いですのー、ていうかこの作業着も早く脱いでおこうかなぁ」

リュックに作業着はしまい、普段のキャミソール姿が露わになる。
そのまま裏通りに見知っているどこかを見つけると、その扉の向こうへと彼女は
消えていった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 食品店のある大通り」からハルクラムさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 とある地下の奴隷市場」にハルクラムさんが現れました。
ハルクラム > 「んーちょっと忘れてたぁ、ここならなんだかよさそうなえっちな子いるかなぁ?」

来たのは、前から目を付けていた地下の奴隷市場である――なぜ地下など一目に付きにくい
所にあるのかというと、扱っている奴隷が特殊かつ強力な能力持ちが多く、一般の飼い主
に選ばせるには危険な事もあってか。まず、外見が少女の者しかいない。

「ふへーかわいいこがいっぱいぃー、これぇ見てるだけでも楽しいのー
 こっちは幼気な身体してすっごいおっぱい…あっちは元ミレー族の大神官かぁー」

ハルクラムはどちらかというと彼女らを虐げて愉しむ為に来たわけではない。前述したように
従者兼遊び相手を探しているのである。だからちゃんとした待遇で、善意を持って接したいようで

『おいおい、お嬢ちゃんあんたが飼うのかい?ここはじゃれっこ遊びの場じゃないぞ』

自分の素性も知らぬ従業員が問いかける、するとハルクラムはひょこっと角を出して見せて

「んー、遊びの相手は探してたけど、あたいはちゃんとした、アレだよぉ?アレ」

と含みを込めた発言で男を黙らせる。
しばらくは数名の少女の姿をした奴隷を眺めながら、時折肌に触れてその心地を確認したり

ハルクラム > 一通り確認してはみたのだが、結局合いそうな子はおらずで

「んまぁー、気長に待っておこうかなぁー」

と、一言残し、暗い奴隷市場から去っていく。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 とある地下の奴隷市場」からハルクラムさんが去りました。