2017/06/07 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にアルディアさんが現れました。
アルディア > 王都マグメール、とある貧民地区の一角。
この周辺のゴロツキや酔っ払いたちの間でこのところ、
とある娯楽が人気を集めていた。

――ストリートファイト賭博である。

どこかの山師が胴元となって、近頃始めたこの催し。
最初こそ、適当な空き地で喧嘩をし、そこに仲間内で金をかけるレベルの小規模な賭けだったが今では、
興行前に地面に木の杭を打ち込み、そこに荒縄を張り巡らせての簡易リングを作っており、
別の地区からもわざわざこれを目当てにやってくる者がいるほどの勢いを見せていて……。

『今回の勝者はッ、アルディア!路地裏の雌猫アルディアだ!!!
 負け犬に賭けたシミったれ共は残念!カネ置いて帰んな!!!
 運よく勝ち馬に乗ったやつらはトミーの店で酒の一杯でもやってかえろう!!!』

その理由は、戦いを見せる闘士たちが皆、女性であることが挙げられる。
所謂、キャットファイト興行に近い形態でありこうしたものには古くから独特の人気があるのだ。

「……ちょっと、路地裏の雌猫って。勝者に着けるあだ名にもっといいのはなかったの?」

勝ち名乗りを受けた少女――アルディアはこの賭場で人気の闘士の一人だった。
いつもいる、というわけではなく時折ふらりと現れては戦いに興じるこの少女は、
その戦いぶりもさておき、整った顔つきとどこか上品な物腰からどこかの貴族の落胤ではないかという
噂さえあり。

「……今日はこの辺にしておくわ。近くにいるから。ファイトマネー、用意しといて頂戴。」

傷ひとつない、綺麗な顔に浮いた汗をぬぐいながらリングより出ると、
すぐにはじまった次の試合に下品なヤジを浴びせる観客たちを縫って、近くの建物の壁に背を預け
ぼんやりと試合を観戦する。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からアルディアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 小さな公園」にハルクラムさんが現れました。
ハルクラム > ここは王都マグメール、貧民地区でもかなり端にあたる、いわば農業区になる。
野菜や果実など、育てている物は多い。この季節ならそろそろ夏の果物が実になる時
だろうか。体力労働の為働く人はだいたい貧民の労働階級になる。

そんな農業地に働く一人の少女がいる。彼女は今日に出荷する夏蜜柑を箱に入れて、
出荷人にお願いすると、汗で濡れた肢体のまま近くの公園に涼みにいっただろうか

「ふぁー疲れたのー。でも今年のミカンはすっごく甘くなったのー
 おいしそう、後で余り分もらっちゃおっかなぁ」

――そう変わりのない13、4歳程度の姿をした少女。彼女がハルクラムである。

公園にはベンチと、ブランコ程度しかないが、彼女にとっては特にする仕事もなければ
ここで一休みしている。いつもポケットに持っている飴玉の瓶を取り出して、一つを
つまんでは口で転がしている。

「…おなかすいたの。んー、こっちの方は別に菓子パンでもなんでもいいんだけど
 こっちのほうは、なんかおいしそうなお兄ちゃんはいないかなぁー?」

ここの地区の人はうすうす気づいているが、彼女は悪魔、それも性の方を担う淫魔の類
である。ならば彼女の言う『おいしそうなお兄ちゃん』というのは、言うまでもない。
とはいうにも、彼女が普段のままでブランコを漕いでいるだけでは、人外のような
そぶりは全くなく、彼女の思惑も窺い知れないだろうか

夕暮れとなり、そろそろ公園も閑散としてくる頃である

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 小さな公園」にベアトリスさんが現れました。
ベアトリス > 貴族の身であるが時々貧民地区にも足を運ぶ。
食い詰めて体を売っている少女の中には掘り出し物がいることも珍しくはない。
そんなダイヤの原石を探すのも趣味の一つだからだ。

「ほう…」

そんな折に一人の少女に目が止まった。
年は少々幼いが問題はない、一桁の娼婦だって珍しくはない国だ。
だが娼婦といった感じはしない、長年の経験からか雰囲気である程度は判断はつく。

だが素質はありそうだ、そう思って少女に近づいて声をかけて見ることにした。

「お主、ここで何をしておる?一人では危ないぞ」

ハルクラム > さては暗くもなったし、そろそろ食事の活動でも始めようかなと、汗も冷えた身体をブランコから
降ろしたところ、ふと声をかけてきたのは貴族…見かけは自分より大人のお姉さんのようで

「ふぇ?こんばんはですのー。んとね、これから夕食をとろうかなと思ってたの、うん、一人だけど
 別に怖くないよぉ」

ハルクラムのような可憐な子が声をかけられるのは珍しくない。が、彼女はお腹がすいているので
特に食事にもならなさそうな女であれば特段の関わりをすることはないのだが

この幼い年にみえても彼女は娼女である。しかも実際は少女でもない。話しかけてきたこのお姉さん
もまさか自分がもっと年上のおばあちゃんだとは思っていなかっただろうか
とりあえずお姉さんの様子をしばらく観察するか

ベアトリス > 汗まみれだし、働いた後なのだろう。
それと…あまり頭は良くなさそうだ。

「ほう、食事か…ワシが出してやらんことも無いが、お主、体を売ったことはあるか?」

ストレートに聞いてみる。
この娘なら下手に遠回しに言うよりこの方がいいだろう。
少女の汗の匂いをクンクンと嗅ぎながら反応を待つ。

ハルクラム > 果たしてこのお姉さんは自分の言う"夕食"の意味が分かっているのか、はっきりとは分からないが
お姉さんが奢ってくれるならいいかな?と。しかし次に出てきた問いかけにハルクラムは驚く

(ふぇ…?、…あ、このお姉ちゃん誘ってるのかなぁ?んー。)

と、少し思案して、自分の汗を嗅いでいるお姉さんに逆に問いかける

「えと…お姉ちゃんあなたは食べられる人間なの?」

ハルクラムも曲がったようには問いかけない。いや、むしろこういう問いかけなら自身の求めている
答えがすっと出てくるだろうと。相手の視線を気にしながらもちらっと相手の股下を覗いて

ベアトリス > 「食べられる人間じゃぞ」

スカートをたくし上げて少女の眼前に勃起したペニスを見せつける。
ペニスはすでにピクピクと震え、先走り汁が滴っている。

「これで問題はないか?ここじゃいやなら場所を変えようか?」

今すぐにもペニスを口の中に突っ込みたいところだが、人目につくかもしれない場所故に一応意思の確認だけはしておこうと。

「わしはベアトリスじゃ、お主の名は何と言う?」

ハルクラム > 彼女の対応にハルクラムは納得して…お股がキュンっとしたらしい。
少しは勘付いていたが、立派なふたなりである。ハルクラムはこうなると勿論

「ふわぁ…、う、うん。も、もんだいないですの…」

と快諾する。
顔を紅潮させて、少し涎も垂れてきている。ただこの公園だと自分の素性を知っている人と
知っていない人と半々だろうから、ちょっと場所は変えてほしいかなと

「…ベアトリスさんだねぇー…、あたいはハルクラムっていうの。ふへへぇ…場所は変えてほしいかなぁ…」

ベアトリス > スカートはいったん戻し。

「ふむ、ではワシの屋敷でたっぷり可愛がってやるとするかのう…まずは馬車まで行こうかのう」

ハルクラムを抱きしめて持ち上げそのまま抱っこする。
少々重いが可愛いから平気だ。

「肉付きがいいのう、抱きしめがいがある…可愛いのうフルクラムは」

抱きしめたまま馬車に乗ってそのまま屋敷(設定自由部屋2)へ移動した。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 小さな公園」からベアトリスさんが去りました。
ハルクラム > 別に夜遅くても親は心配しない、むしろ母ノティはいつも外食してきなさいと言ってるから平気である。

「ふえぇ…あたいの名前はハルクラムですのー、フルじゃないの…」

それはさておき、ハルクラムは馬車に乗っけられて、そのままベアトリスの屋敷へと誘われていくなだろう

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 小さな公園」からハルクラムさんが去りました。