2017/04/28 のログ
ノア > 貴方の言う通り。初対面で抱いた第一印象というのは、 其の後の関係に大きく影響する。"知り合い" ともなれば余計に、 そこから異性を意識するのは何となく恥ずかしいもので。其れは女も同様、 生意気な冗談を続けているのも照れ隠しか

「 せっかく払う報酬なら、 可能な限り好みに合わせてあげたいじゃない。もし女王様に鞭で叩かれるのがお好みなら、 要望に応えてあげようと思ったの。良心的でしょ♡

じゃ、 交渉成 り ──── 」

成立、 と言い切る前に唇が塞がれる。やや荒々しい口付けによって 照れ隠しの生意気さも、 みるみる剥がれてゆき..

「 いきな り、 すぎる..... あたしだっ、 て... ちょっとは、 緊張してんだか ら.. 」

虚勢を剥がされた顔は、 すっかり紅潮していて。恥ずかしさと不安と期待と.. 色々な感情に揺れる瞳は、 ふいと視線を逸らした。

セイン=ディバン > 思い返せば、ギルドですれ違ったり、情報を交換したり。こうやって食事をしたりすることはあれど、一緒に仕事をしたことなどは無かった。ましてや、そういったことをするなど、考えたこともなかった。
それも、知り合いであるが故、という訳だ。

「ハッハ、そりゃ随分とサービス旺盛なこった。
 でもまぁ、お生憎様、俺はそういう趣味はねぇぜ?」

よくよく口数の減らない相手の言葉を奪うかのように、手荒くキスをする。だが、すぐに唇を離し。

「……カカッ。お互い様、って訳だ。
 いやしかしなんだな。少し……しおらし過ぎないか?
 何も経験だって無い訳でもないだろうに……」

女性の、これまでとは明らかに違う様子に、逆に男の方が照れてしまい、男も視線を逸らす羽目になる。
いつの間にか置かれていた酒を飲み干し、マスターに、良い部屋はないか? と尋ねれば、ぽい、と鍵を渡される。
上を使え、ということだろうか。

「……じゃあ、まぁ。行こうか、ノア」

さてさて。いよいよどうしたものかな、などと考えつつも。
男は立ち上がり、女性へ向かって手を差し伸べ、恭しく一礼をした。

ノア > 一人の女として知り合っていたなら、 もっと可愛いげのある誘い方が出来たのだろうか。同じ事を生業とする仲間、 あるいはライバルに、 弱いところなんて見せるものじゃない。男に比べて女というのは物理的にも社会的にも非力な生き物だと、 嫌でも自覚しているからこそ.. 普段から対等に渡っていけるよう努めていた、 けれど..

「 .....っ、 当たり前でしょ.. 何よキスくらい、 別にどうって事ない。」

唇が離れるとまた、 可愛いげのない言葉を溢した。しかしどういう訳だか喋れば喋る程、 己の羞恥をバラしているような気がしないでもない。寡黙なマスターが貴方に鍵を放ると、 差し出された手に手を重ね.. 極力緩やかに、 つんと余裕の表情装って。

「 ん.. ありがと。部屋に着くまでは、 紳士的にリードしてよね。」

こうして、 酒場の二階へ.. 導かれるまま貴方と共に階段を上ってゆく。一段一段上がる度考えるのは、 この先の展開。どんな風に始まるのだろう、 どんな顔を見せてしまうのだろう、 どんな声を聞かれてしまうのだろう、 などと..... 頭の中をぐるぐる巡る妄想によって、 長い髪に隠した頬を染めていた。

セイン=ディバン > 目の前の女性がこの世の中を生きていくにあたり。
どれだけの苦労をしたかを男は感覚的にしか理解していない。
決して日の当たらぬ世界、日の当たらぬ仕事。その苦難は、男の理解の及ぶところではないだろう。

「ハハハ、そうかい? 俺はてっきり、俺の恋人みたいなキスにときめいちゃったのかと思ったけどな」

その苦労を計ることはできるが、男はそれをせず、努めて普通に振舞うことにした。
男自身、目の前の女性の精神的タフさを尊敬しているし、それこそが誠実な対応だと思ったからだ。

「仰せのままに、お嬢様」

まるで執事が主人たる姫君にするような言葉遣いと一礼を。そして手を引きながら、ゆっくりと二階へと上がっていく。
鍵に記された番号の書かれたドアを見つけ、カギを開ければ。
そこには、必要最低限の寝具だけが置かれた部屋があり。

「……うわぁ。まさしくただのヤリ部屋だな~……。
 最後の確認だけど、いいんだな? 今から、お前を抱くぞ? ノア」

ムードもへったくれもないなぁ、などと呟きながら、女性へと向き直り、するり、と優しく抱きしめる。
密着してしまえば、衣服越しとはいえ、男の昂ぶる鼓動に気付かれてしまうだろうか。
何のことも無い。男自身、緊張はしっぱなしだし、正直興奮もしている。
目の前の女性の頬は赤く染まっており、それがまた、普段の強気な様子とは違って酷く魅力的だった。

ノア > 「 初な少女じゃあるまいし、 あれくらいで満足すると思わないでくれる ? 」

貴方の勘の鋭さや気遣いに気付ける程、 今の女に余裕は無く。エスコートに応じて一歩一歩、 優雅に歩き出すも.. 正直、 荒々しい口付けは女の一面を引き出すには十分効果的なものだった。俯き気味に、 紅潮した頬を隠しながら部屋に入る。いかにも、 な室内。そして.. 当然ながら二人っきり。

「 何よ今更.. 女に二言は無いの。」

抱き締められる腕の中、 男らしい台詞返すも随分と女らしい声色で。ぴったりと身体が密着しようとも、 貴方の鼓動に気付く事は無い。何故なら女の鼓動も煩いくらいに速まっていて、 どちらの鼓動かなんてわからないから。どうにもならない恥ずかしさを振り払う為か、 はたまた、 しおらしい なんて言われてしまった悔しさを晴らす為か、

「 ......... 」

ほんの少し背伸びをし、 ちゅ と小さな音を立て口付けた。貴方の唇を柔く食むような、 軽い軽い口付け。

セイン=ディバン > 「あぁそうかい。でも、俺に抱かれたらそうは言ってられないと思うぜ?
 こう見えても、女を満足させるのは得意なんだ」

強気な言葉に、男は笑いながら答える。見ようによっては、随分と相手を苛立たせる様な笑みだった。
そして、部屋に女性が入ったのを確認し、男は鍵をかけなおす。

「そりゃ重畳。……でもまぁ、怖くなったら辞めてやるよ?
 ホラ、俺って優しくて良い男だからさ」

あくまでも態度を崩さない女性の様子に、やれやれ、と鼻で笑いながら男はそんな冗談を飛ばす。だが、冗談とはいえ、男自身、本当に女性が辛そうにしていれば行為を辞めるつもりではある。

「……」

互いに無言のまま。唇を重ね、吐息の熱を交換する。唇を奪われたことにより、男はいよいよ行為の始まりを意識し、女性を抱く腕に、力を込めた。痛くしない程度に。
そのまま、女性の腰を撫で、背を撫でる。

セイン=ディバン > 【継続予定です】
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からセイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からノアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にフローレンスさんが現れました。
フローレンス > (緊急事態です。血が・・・血が足りません。 人として人の街に降りていようともこの身は紛れもなく吸血鬼。他人の血を糧に生きる悪魔。で、あるからして、生きるためにはどうしても血が必要になります。食事に含まれる血肉では足りず、生きる為に、生きているものから血を分けて頂く必要が。今までは城のメイドや執事から定期的に分けて頂いていましたけれど、今はそれが出来ません。この身は家を飛び出した身であれば、執事も、メイドも、一人も連れてきてはいませんから。・・・これからは、自分の力で、自分の手で、糧を得なければなりません。
・・・姉様曰く、事を荒らげないならば、誰かを魅了して、血を奪う。騒動になっても構わないのであれば、押し倒して吸血する、というのがベターらしいですけれど・・・。)

やはり、穏便に済ませるべき、でしょうね・・・。

(ここは人の街。魔族である私はイレギュラーでしょう。どこかで人を襲って吸血しようものなら、騒動になってこの街に居られなくなってもおかしくはありません。最悪、討伐されてしまうかもしれません。それはまだ、出来ません。なので・・・誰かに血をください、とお願いするのが良いでしょう。しかし、正面から血をください、なんて言う訳にもいきません。・・・一時的に魅了して、虜にして思考回路を奪って血を頂くか、もしくは・・・その、前姉様が言っていた通り、情事の最中にしれっと頂くのが良いでしょう。 ・・・どちらにせよ、まずはお相手様を見つけなければなりません。 ・・・そろそろ血が足りず、頭もぼうっ、と身体も疼く頃。そろそろ今晩で決着をつけなければ、色々とまずいことになるは明白。 少々はしたないですけれど、ここで誰かを誘惑する他、ないでしょう。 私と同じように、道に立って、声をかけている綺麗な女の人も数多くいますし、ここで同じように私が声をかけても然程違和感はないでしょう。・・・とりあえず、誰かよさそうな人を探してみましょう。これ以上、血に飢える前に。)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にブリームさんが現れました。
ブリーム > (吸血行為だと―――彼女が欲しているものが。そうだとだいたい理解できる容貌からの推測だろうか。人の姿と化して暫しの年月を過ぎたとて、元吸血鬼のころの記憶がそう囁いてい。)

こんばんは。美しいお嬢さん。
(彼女を視線の先に捉えた眼が少し見開いてそれを伏せ。わずかな緊張に伸ばした指先が湿度を帯び、トクリと脈が疼く心地は悪いものでないと思ったなら人の姿を取ったことを後悔しないということ。貧しい人間が通り過ぎる傍ら、すでに横合いを通り抜けようとした刹那、近しい場所から声をかけつつ半歩だけ距離を詰めるか詰めまいか悩ましく眉を寄せ。首を傾げ意向を聞く)
―――私の血と、貴方の肉体を交換してはいけないでしょうか。それとも安くない身体ですか?

(興味を引かれたのは、容姿でもなければ、彼女が血を欲しているということ。抵抗なければ路地の裏にでも、全てを受動的な態度でいるつもりではない。)

フローレンス > (声を、声をかけなければ。そう思い立ちこそするものの、やはり初めての事です故、少々気がひけてしまいます。誘惑する、なんてしたこともありませんから。――そんな最中、突然声をかけられました。)

は、はいっ!?わ、私・・・でしょうか?

(少し肩の力が入っていたのかもしれません。突然かけられた声に思わず飛び上がってしまいつつ、そちらに視線を向けましょう。
第一印象としましては・・・随分、大きな方。でありながらも、その体つきは細く滑らかで、顔立ちに至ってはまるで女性のよう。その高い身長ですから、殿方と理解できますけれど・・・もう少し小さかったら間違えていたかもしれません。そんな中性的なお方でした。その所作の一つ一つにも色気が感じられて・・・綺麗な方。そんな印象を受けます。)

・・・どうして、それを?

(確かに血は欲しておりました。けれど、それを見透かされてしまうなんて思ってもいませんでした。視線にもつい力が入ります。少々疑うような視線になってしまいますけれど、どうかご容赦を。)

私の身体、と言いますと・・・その、私と身体を重ねたい、という事・・・ですか?

(覚悟はしていたはずなのに、いざ言葉にするとなんとも気恥ずかしく、顔も身体も火傷しそうな程に熱い。はしたない、はしたないとは思いこそすれど・・・結局、私にとって血は必要などです。・・・これは、必要な代価なのでしょう。)

・・・承りました。私の身体、一晩貴方に捧げましょう。その対価として、貴方の血、頂きたく。

(気恥ずかしくはあるけれど、声は強く、芯も確かに。貴方に承諾の意を。 ・・・貴方が路地の奥に誘うならば、それに付き従いましょう。)

ブリーム > 欲しいものを理解するのに理由なんていらない。ただそこに、飛びつきたくなる貴方がいたそれだけ。
(疑念の目つきにも怯む様子はない。犬歯が長く伸びてはいない、口の端をいま癖のように上げて微笑むと歯列が小さく見え。緊張、それは相手にも言えたことらしいと知ると己の胸を撫でおろす感覚。力んでいた肩の緊張を解くと少しは彼女に比較し大きな体躯も怖くなく見えるだろうか。女性的で小ぶりな名も知らぬ女性の手指を握手するように己の掌を上向けて取り上げ。)

手を取ると意外にもウブな貴方。貧民街の路地は人の目に触れる場所ですから、鶏舎の小屋に参りましょう。
(瞬きを幾つか。よくわからぬが初心な相手を衆目に晒した悪気を着せられるのは少々気が引けるものであり。藁が敷いた小屋で鶏を追い出して中に少女を誘い込もうと。)
服は脱がなくても良い。貴方はただ、楽しませてくれればそれで。

フローレンス > お褒め頂き、光栄でございます。

(その言の葉はきっと・・・綺麗、と言ってくださっているのでしょう。あまり受けたことのない賛辞でありました故、少し不安で声が震えてしまいましたけれど・・・きっと、貴方にも私が感謝の意を示していることを理解して頂けたことと思います。
そして、誘いを受ければ目に見えて肩の力が抜けていく貴方。・・・貴方も緊張していらっしゃったのですね。・・・その様子が可愛らしく見えて、思わず ふふ、と笑みを零してしまいましたが・・・どうか、お許しくださいませ。
差し出される手指。そちらを見ればぱちくりと数度瞬きを。これは・・・握手、握手を求められているのでしょう。くすり、と小さく笑みを浮かべつつ・・・その手に私の手を重ねましょう。どうか、一晩、宜しくお願いいたします。)

う、初心だなんてそんな・・・そんなこと、ありませんっ!姉様から一通りの作法くらいは教わっています・・・!

(私だって、殿方の奉仕の仕方ですとか、子供の作り方ですとか、搾精のやり方ですとか・・・その手の事は知っていますもの。その・・・実践、はほとんどしたことないですけれど。
貴方に誘われるまま、鶏舎の中へ。追い出される鶏さんには申し訳ないですけれど・・・どうか一晩、私達にお貸しくださいませ。)

えぇ・・・どうか触れたい所へお手を。その、まだ未熟な身なれどきっと貴方を楽しませてみせましょう・・・。

ブリーム > (綺麗なのは容姿そのものよりも内面を剥いで見たくなる。震える少女の声を性に対する心得かと受け取るとまた、肩にかかる重みが増したような気がしたが気にするほどのことでもない。前世の大昔にどこかの城へ侵入し姫と囁きを交わした夜の行為を思い出してそっと唇の縁を持ち上げて。こちらこそよろしくと言って頭をちょんと傾けると髪が頬にかかり擽ったいが目を少し瞬いただけ。)

作法。それで測れるものの少ないことか。
(引いた手を離してこれからクッションとなる藁の上へと膝立ちでほぼ胡坐をかく姿勢で座り、少女を膝の上へ乗るよう促すと。少女の腰骨から臍の辺りへ親指を添えて洋服の上から撫でて上へと掌を動かすように。あまり構えても何もできないので、下着が硬いものかどうか、ビスチェにパニエにコルセットのたぐいをあるかなしか、下着の結び目を探す手探りで指を広げたり狭めたり。)

フローレンス > うく・・・、た、確かに実戦はほとんどしたことはありませんけれど、初心、なんて呼ばれる程では、ない・・・はずですっ・・・!

(そして、藁の上に腰掛けた貴方。膝の上に座るように指示されれば)

で、では失礼致します・・・。

(ドレスを腕と手でまとめ、その膝の上におそるおそるとお邪魔致しましょう。
腰の辺りからお臍へとなで上げる貴方の手。兄妹家族達が私に触れるやり方とは全く違う、どこかくすぐったい触り方に思わず身体を強張らせてしまいまして。これはその、くすぐったいからであって決して緊張している訳ではない、ないのです。
ドレスの下にはビスチェタイプの下着を纏っては居ますけれど、まるで探るように指を拡げ、狭め動かすその仕草には・・・何を、狙っているのでしょう。)