2017/03/11 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区酒場」にリリシアさんが現れました。
■リリシア > (がやがやと今日も今日とて荒くれ達の活気ある騒ぎ声が響き渡る酒場の一角。そこに一人のエルフがちょこん、と席につき荒くれ達と酒を飲み交わしていた。対面に座るは鎧を纏った屈強な戦士。そして、エルフとその戦士の前に転がされるように並べられるのはいくつかの樽瓶とグラス。)
ふふ・・・そろそろリタイアしてもいいのよ?
(酒場に似つかわない澄んだ少女の声が鳴らされる。・・・生憎と、少々酔ってるのか、ふわふわとおぼつかない声色でこそあったが。しかし、その言葉を聞けば今ここで何が行われているのかうっすらながら理解できるだろうか。そう・・・飲み比べである。屈強な戦士と細身の少女・・・どちらかが有利か、と言われれば無論屈強な戦士、と思われるだろうが・・・現状、その予想に反して戦士の顔は真っ赤に染まっていた。反して、少女の方はうっすらと赤い程度であり・・・少なくとも外見上少女が有利に見えた。
周囲にはやんややんや、と野次を入れる他の荒くれ達が大きく囲むようにこちらを見ているのが数名おり、非常に目立つ集団となっているだろう。店主も特に害がなければ何も言う様子はなく、この酒場で突然開始されたその戦士と少女の飲み比べは1つの催しとて処理されていた。また少し離れた別の所では、賭けも行われているようで・・・、お前に賭けたんだからしっかりしろー!という声や、その調子でいけー、嬢ちゃーん、といった野次がいくらか聞こえてきていて・・・。)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区酒場」にナイジェル・R・ホークさんが現れました。
■リリシア > (そうして、ドン!と真っ赤な顔の戦士が酒樽を勢い良く机に叩きつけるようにおけば間髪いれずに)
すいません、次お願いできる?
(と、ウェイトレスの少女に声をかける。少女の方はまだまだいける様子である。しかし、それを止めるように戦士の方からリタイア宣言をされれば、くすり・・・と微笑みを浮かべそれを受理しよう。それを受ければ、わぁっ、と観衆から歓声を受けて。)
女の身と、甘くみたでしょう?ご愁傷様。じゃあ・・・お会計、宜しくお願いね?
(くすり、と小さな笑みを浮かべながら悔しそうに敗北を噛みしめる戦士にす、と現状の会計が記された紙を差し出す。何やら何かを企んで勝負を挑んできたようであったが・・・ハンデとしてだかなんだか知らないが、既にある程度酒が入ってる様子だったので・・・あれはきっと油断していたのだろう。最初は受けるつもりなんてなかったが、やたら煽ってくるので、つい乗ってしまった。正直、ここまで騒がれるとは思ってなかったが、勝ったので無問題、ということである。)
それじゃあ・・・私と、私に賭けてくれた人の分。あなたのおごりで、ね?
(彼と私の間で取り交わした約束は 1つ相手の言ったコトを聞く、というハイリスクなもの。まぁ・・・彼には勝つ自信があったのだろう。けれど、残念ながら勝利は頂かせて貰った。もう限界なのか、うぅ・・・とうめき声だけ上げる彼をほんのり赤い顔で見下ろして。・・・全財産巻き上げたり手酷いお願いをしないだけ優しいと思って欲しいところだけど。 ――勝利の余韻にひたり、ほんのり赤い顔をしたエルフの少女は軽く伸びをしながら上機嫌。)
■ナイジェル・R・ホーク > (飲み比べをしている騒がしい酒場の一角、それを横目に静かに飲んでいる男。野次を入れている荒くれ者達のさらに外、勝敗が付きそうな所で悪巧みをしている者達の言葉が耳に入ると静かに立ち上がり騒ぎの中心となっているテーブルへとゆっくりと向かっていく。余計な事をするのかもしれないが、聞こえてきたのだから仕方がないかと小さく溜息を吐いて)
そろそろ行くのだから、その辺りにしておけ
(勝敗が付いたのか、負けた男に紙を差し出したところでテーブルに辿り着き、周りに目を向ける。少女が気が付いているのかいないのか、少し離れたところで目を輝かせている者達に気が付くとまた小さく溜息を吐き、上機嫌な少女に知り合いかのように声をかける。聞こえてきていたのが、あれだけ飲んでいればこの後拉致るのも難しくはないだろうやあの男に賭けて負けた分力づくは店を出た後少女に払って貰うか等といった言葉だったために、老婆心ながらに一芝居打つかと思ったため、少女がどうするか静かに見守っていて)
■リリシア > (勝った、とはいえど程よくを高飛びで超える程度にはアルコールを摂取した少女。顔を紅く染め、目をとろん、とさせた様子は明らかに 酔っている といった様であろう。立たせれば恐らく足くらいはふらつくであろう。そして、勝利の余韻、それから周ってきたアルコールに気持ちよさそうににこにこと幸せそうに笑みを浮かべていれば見知らぬ相手に声をかけられれば)
んー・・・?何か約束とかあったかしら・・・。
(ん?と小首を傾げつつ、唇に人差し指を添えるようにして考える様子を見せつつ、記憶を辿ってみよう。けれど、少女の記憶にはこの後宿屋で寝る 以外の用事は設定されておらず、何かあったっけ・・・?と考えるも結局思い当たらず・・・。)
ところで・・・どちら様?
(なんて、空気を読まない発言が酔っぱらいの少女から飛び出した。元より世間知らず。知り合いを装うことでのメリット、演技の必要性、場の状況・・・そんなものが世間知らずに加え、酔いで考える余裕なぞなく、何も考えず直感で言葉を選び彼に発せられて。)
まぁ、どちら様でも構いません。今日は彼がおごってくれるそうなので・・・一献、いかが?
(なんて、親切心からこちらに声をかけてきた彼を祝杯に誘ってしまう始末。どうにもこのエルフ、浮かれているのか、酔っているのか、それとも両方か。現在の状況をいまいちよく分かっていないようであった。 ・・・そうでないならこの状況を平気で打破する自信があるのか。)
■ナイジェル・R・ホーク > (意識は何とか保っているが、とろんと蕩けた瞳に薄らと染まった頬が酔っているのを教える。一人では確りと歩けないであろうと判断して知り合いを装ったが、唇に人差し指を添え、存外可愛らしいしぐさで考えた後に吐き出された言葉に、やっぱりかとまた治作溜息を吐く。空気を読んでいない発言に一部の視線がまた怪しく輝く様子に仕方がないと演技を続ける事にして)
いつも通りとも言えるが、悪酔いのし過ぎだぞ。
(演技の必要性が分からないのか、元々の性質なのか、発した言葉の迂闊さにも気が付かずに誘われた祝杯を酔いのせいにして受け取らない。それでもとろんとしてやはり現状を認識していない様子に、さてどうしようかと僅かに首を傾げ、後がどうなっても構わぬかと少女の背後に回って)
もう十分に飲んだろう、帰るぞ。これ以上いつものような後始末をさせるな。
(低く静かに告げ、腕を廻して強引に担ぎ上げて外に向かって歩き出す。少女の反応次第で周りの者達がどう判断するか、それを分かっているが良い獲物になりそうな少女に矛先が向かうよりも良いだろうと。少女が一人で荒くれ者たちのいる酒場に居れる力量までは気が付かないで。)
■リリシア > (紅く染まった白い肌、そしてとろん、と蕩けた瞳、そして甘えるようにふわふわと転がる声。それに唇から吐かれるアルコールの匂いも合わさって妙な色気を晒しだしてるように感じるか。外見が少女の如き童顔であるが故、妙な背徳感も合わせて。)
そう?いつも通りでないかしら。
(やはりこてん、と小首を傾げ不思議そうにしていよう。その余裕さえ見せる様子はまるで大物のようであるが・・・果たして現状をきちんと理解しているのかどうか甚だ疑問である。)
きゃっ・・・!もう、仕方のない人。隣の宿屋に部屋取ってあるから・・・そこまでお願いできる?
(ぷく、と不満そうに頬をふくらませるものの、もうこの際部屋までエスコートしてもらおう、という魂胆のようである。下手に抵抗するのも面倒くさいし、頭がぽうっ、とふわふわするのも確か。運んでくれるのならそれはそれで楽である。 ――初対面の男にそこまで許す迂闊さを置いておけば。 ――彼の背に柔らかな少女の肌の感触と鼻先に香る甘いアルコールの匂いと吐息。まるで誘惑する毒花のように彼の精神を揺さぶるか。)
■ナイジェル・R・ホーク > (いつしか白い肌も紅く染まり、蕩けた瞳に甘えるような声、童顔と相反する吐息に混ざるアルコール臭が背徳感と色気を醸し出しているようにも感じる。こくんと首を傾げたまたも穿かれた言葉には、はいはいその通りですと逆らう様子も見せず軽く流すようにして、いつも通りな様子を周りに見せつけて)
お願いできるも何も最初からそのつもりだが。
(まるで物を扱うように肩に担ぎ上げると頬を膨らませ拗ねる様子には、見た目通りの可愛らしさだとくすっと笑って。抵抗する様子がないのを見ると、このままではかわいそうかと背負い直して外へと出ていく。あとに続く気配がなければ、まあ良かったかと少々安堵し、背に感じる感触と耳元に感じる吐息の誘惑に即座には乗らないが、抵抗もせずに受付で鍵を預かり告げられた部屋へと運んで)
このような状況で大人しく帰ると思っているのか?
(背負ったまま中に入ると最初にすることは扉に鍵をかける。そのままベッドの上に下ろしはするが手を掴んだまま離さず、片目は髪で隠れた翡翠の瞳でじっと見つめる。暴れるようなら強引に抵抗がなければそのまま優しく押し倒すことを考えながら、無意識下の誘惑に乗るぞと唇を奪って)
■リリシア > (酒場での所見としては、手のかかる妹を迎えにきた兄貴分、といったところだろうか。まるで手慣れた様子で受け答えをするその様に酒場の客や店員からは特に疑いの視線も浴びずあっさりとこの場から抜け出してしまうだろう。・・・一部、恨めしそうにこちらをにらみながら チッ、と舌打ちする荒くれもいたかもしれないが。)
・・・もう少し紳士的にエスコートして欲しいものだけど。
(まるでモノを運ぶように抱えられれば不満そうにぽつり、と言葉を発す。お姫様抱っこ、まではいかぬにしてもせめて背中で抱える、くらいはして欲しいものである。
受付を過ぎる際は、抱えられながらも苦笑いを浮かべつつひらひらと受付の子に手を振って見送り、やはり苦笑いされながら手を振って見送られ・・・そして、部屋に辿り着けばがちゃり。と鍵を閉める音。)
――あら。
(やたら気の抜けた声であるが、彼が何を求めているのかをなんとなく察したようである。かといって逃げる様子はなく、携えた刀に手を伸ばす様子もなく。ベッドに降ろされれば掴んだままの手にちらり、と視線をやるけれど、それも一瞬で・・・再び彼の方に視線を戻せば、くすり、と唇は弧を描き、どことなく余裕を感じさせる笑みを見せようか。)
こういうのも、悪くないわね。少し、どきどきするわ。
(まるで逃がさない、というかのように握られた手首。普通の少女であれば嫌々と拒絶するかもしれないが、酒が多量に入った為か、くすりと微笑んでまるで受け入れるかのような姿勢を見せる。酒が入ってぽかぽかと身体が暖かく、身体も心も更なる温もりを求めている。なんというか・・・そう、身体が熱いのだ。元より情事に然程抵抗は持たない性。それに酒が入れば尚更である。そして、目の前には自分を求めてくれる異性。そう、この熱のままに任せてしまうのもいいだろう・・・。近づいてくる端正な顔。それを受け入れるかのようにエルフは瞳を瞑り、その接吻を受け入れて。)
■ナイジェル・R・ホーク > (軽く流していつも通りを装った風なのが良かったのか、酒場に居る者達から疑いを持たれずに出ていけるとほっと息を吐く。恨めし気ににらむ視線と舌打ちには気が付いたが、追う者がないのと耳元で少々甘く不満げに発せられた言葉に気持ちを切り替え、無言のまま、悪かったと優しく撫でて。受付のやり取りに気が付くと微苦笑を浮かべポリポリと頬を?くが、それ以上追及されない内にと部屋に移動して鍵をかける)
今更だろうに。
(気の抜けた声をくすっと笑い、薄々気が付いていたのだろうにと囁いて。怯える様子も逃げる様子も見せず、ベッドに降ろしても掴んだ手を一瞥するだけで、微笑みを向けて余裕な様子にさてどうしようかと僅かに考えている間に発した言葉をくすっと笑って唇を奪う。まったくの抵抗をせずに受け入れる様、名も知らず会ったばかりの相手、普通ならもう少し抵抗もするだろうと微かに考えるが、元々襲おうと考えていたのだから良いかと頭の片隅に追いやり、舌を伸ばし口内に潜り込ませる。舌を絡み合わせて口内を弄り、ぴちゃくちゃと淫らな水音を響かせ時には唾液を流し込んで蹂躙し、満足すると銀糸を引いて唇を離す)
その余裕がいつまでもつかな?
(真っ当な性癖ではないとそれとなく教えるように告げ、ゆっくりと着ている物を脱がせていく。下着姿にしたところで手を止め、後は誘うように自分で脱いでみろと言葉にはせずに見つめて。何か反応を見せるのを待っている間に力を使ってゆっくりと色々な淫具を作り上げていく。真っ赤な液体の詰まった注射器、液体の入った瓶、浣腸器、アナルパール、ピアス、荒縄、剃刀等と様々、ただ作り出した所で心から嫌がる物は使おうと思ってはいない、あくまで様子からの勝手な判断ではあるのだが。ある程度出来上がったところでさてどうなったのかと静かに視線を向けて)
■リリシア > (頭を撫でられ、まるで長年の付き合いのある兄のように、相棒のように接されればむぅ、と不満そうにしながらも多少は機嫌が治ったようである。自分のことならば、チョロい、とは思うものの、悪い気はしないのは事実である。)
最初から私を狙っていたなら・・・とんだ狼だこと。
(優しく声をかけ、なんだかんだと巣穴に連れ帰り、喰らう。とんだ狼だと思う。初心で惚れっぽい少女であれば恋心さえ覚えてもおかしくはない手口かもしれない。・・・この少女は自覚していないが、優しく、助けられたとはあっては。
僅かにじんじんと痛む手首になぜだか心地よさを覚える。その手が、私を逃がさない。そう告げているようで、彼の欲が僅かながら伺える。私を欲しい、欲しい、と求められるのは正直、満更でもない。刀を交え、斬り結ぶ。あの時の高揚は最高であるが、こうして欲をぶつけられるのも悪くない。・・・酒が多量に入っているだけに、おおらかになっているのかもしれないが。
普段であれば、流石に誰にでもほいほいついていくような軽い女では・・・ない、と思う。とりあえず酒が入っていなければ そして、ここが宿屋ではなく屋外であればとりあえず刀を抜く程度はしただろう。・・・たぶん、きっと、おそらく。けれども、そんなこともせず彼と肌を重ねることを許したのは勝負事の後で身体が多少とはいえど昂ぶっていたこと、酒が多量に入り色々とおおらかになっていたことが大いに含まれているのかもしれない。
そして、彼と唇を重ねればそのまましゅるり、と蛇のように口内へ侵入を許す。そして、伸ばされた舌に手を伸ばすように舌を伸ばし、それに擦り付け、絡み合わせる。ぴちゃ、ぴちゃ・・・と淫らな水音と共に甘い果実のような薄い酒の味が僅かに残る唾液を彼の舌に擦り付けていって。)
(そして、彼の手によってそのマントを剥がされ、その下に潜めていた動きやすさ重視の盗賊のような衣装が顕になる。それさえも脱がされてしまえば、最早その身体を覆うのは可愛らしい下着のみである。そして、彼から視線で 脱げ と言われれば ぱちん、ぷつん と、接合が外れる音を鳴らし、肩をするりと滑り 足を伸ばしてするすると滑らせて 下着を脱ぎ落とす。そうすれば、顕になるのは僅かに紅く染まった真っ白な肌。それを彼の前にさらけ出そう。どことなく、やはり恥ずかしいのか胸を抱くようにしながら視線を横に反らし・・・でもやはり反応も気になるのかちらちらと彼の様子を伺うように覗き見て。 しかし、彼がいくつも取り出したその怪しげなアイテムを見れば)
それ・・・使いたいの?
(と、少し気圧された様子ではあるが、頼めば もしくは勢いで使ってしまえばなんだかんだと流されてしまいそうな少女の姿がそこにあって。果たして、今提示されたアイテムのどれほどがその身を苛ませるのか。1つか、2つか・・・それとも勢いにまかせてコンプリートしてしまうのか。酒に侵された少女と、それを良しとその身を求める男。その二人の影が重なり、甘い嬌声と快楽が響く夜が始まる・・・。)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区酒場」からリリシアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区酒場」からナイジェル・R・ホークさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にシキミさんが現れました。
■シキミ > 貧民地区にある酒場の一つ。
その中で女はそこの主人と会話をしていた。
まだ席にはついておらず、来たばかりという風体。
好色な視線を向ける酒場の主人と少しばかりの会話。
見られることには慣れている様子で、くすっと艶やかに微笑む。
会話の内容は『隅の席を商売用に貸して欲しい』という物。
勿論タダで貸せとは言う事もないし、注文もするつもりだと。
先に金さえ払えば特に断る理由もなかったようで、少し多めの硬貨の入った袋を差し出せば特に問題なく借りられた。
酒場のカウンターに「薬品・香水売ります。夜のお供に。」と書かれた札を置かせてもらえば、
愛想笑いと酒の一杯を注文し、奥の方、『そういう事』用に仕切りのあるテーブルへと向かう。
場所柄ね、と思いつつバッグをテーブルに置き、いくつかの小瓶を並べる。
周囲のいくつかの席からはくぐもったような甘い声が聞こえているが、気にした風もない。
あとは酒を飲みつつ、カウンターの札を見てやってくる者を待てばいい…。
■シキミ > そして一人。
やってきたのは貴族の青年であった。
御忍びだろうか?とも思うが、貧民区にご苦労な事だとも思う。
何でも意中の女性と云々というありきたりな理由で、媚薬の類を探しているとの事。
見たところ、さして女性慣れしている様子もなく、あまり強いものを差し出しても仕方がないと思い、小瓶を一つ差し出した。
中に入っているのは精油である。香炉に入れて使えば若干の媚薬効果と雰囲気作りが得られるだろう。
それを幾許かの良心的な価格をもって販売する。
…ふっかけて後々文句を言われても面倒だし、得意先になるならそれはそれで。
青年は小声で礼を言って席を立つ。
初心な事。と思いつつ、去ってからまたもグラスを傾けた。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からシキミさんが去りました。