2017/02/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にガリアさんが現れました。
ガリア > (治安が悪い、治安が悪い、とは誰しも良く聞く話だが
じゃあ、実際どの位治安が悪いのかと聞かれたなら、自分はこう答える
『円陣組んで喋ってる衛兵に声掛けたら、襲われる位だ』――と
そして実際、己を取り囲んでいる衛兵達は手に武器を携えて明確に敵意を向けている
思わず、やれやれと肩を落としたくなる位には――性根が為っていない。)

―――――………声掛けた程度で怒る位の、何をやってたんだよてめーら…。

(まぁ、大方賭け事であったり、或いは宜しくない商売の相談事だったり
其の辺りだろうとは推測してみるけれど、実際の所はこの際ぶっちゃけ如何でも良い
刹那、背後から槍の穂先を突き出す男の一撃を、ひょい、と半身で回避しては
脇腹に槍を抱え込み、ぐっと掴んで拘束してやり。)

取り合えずアレだわ、喧嘩売る相手がわりーから、な?

(まさか、制服で一応便宜的には味方である筈の相手に襲われるとは思わなかった
認識を改めようと、今は自己反省)。

ガリア > (此処で大立ち回りをしたい訳じゃない、出来れば冷静に武器を収めて欲しい所だ
が、どうにも全く以って説得に応じようとしない様子に、一寸片眉を跳ね上げた
幾らなんでも、「ちょっと悪い癖を覚えた衛兵」にしては敵意が強過ぎる
何か在るな、と、双眸細めて周囲の連中を今一度良く観察してみれば
――ふと、何か違和感を覚えて、首を傾げ。)

―――なァ、御前ら新入りって訳じゃ……おっと!

(言葉の途中で、其れまで構えていた残りの男達も一斉に襲い掛かって来た
マジかよ、と言う内心の舌打ちと共に、目の前の剣を持った男の懐へ踏み込めば
其の腹部へと、来ていた木鎧が砕ける様な、拳の一撃をぶちかまして昏倒させる
囲い込まれている状態から脱し、残り4人となった衛兵達を前にしては
改めて、先刻の言葉の続きを問いかけよう。)

……御前ら、新人ってにしても見ない顔だよなァ。 な、本当に衛兵か?

(疑問、けれど、何となく直感では在るが…確信めいた物が在る
腕組みしながら、にやりと鋭い犬歯を覗かせて笑えば
じりじりと、距離を詰めてくる相手達の姿を、じっと見定めて)。

ガリア > (返答は、無い。 と言うよりも、先刻から彼らは一言も喋っていない
仲間同士では、如何やら視線での合図か、何かのサインを投げているらしい
意志の疎通には不自由していない其の様子を見る限り――イチ衛兵とは思えない
さて、少しだけお灸を据えてやれば良い、と言う訳にも行かなくなったか。)

っても、こいつら全員運んでくのは、流石に骨が折れるんだよなァ…。

(何せ此処は貧民地区の最端部。 騎士団の本部に連れて行くにしても、少々遠い
どっかに荷車でも在れば別だが、如何したものかと暫し考えて――
…悩むのは、後で良いかと結論を。)

よし、てめーら暫く――寝てろ。

(其れが、宣戦布告。
瞬時に、先刻とは比較に為らぬ速度で踏み込んだなら
蹴りや掌底で、正確に4人の顎先を掠めるように打ち抜いて
――後は、意識を絶たれた男4人が地面に転がる光景が広がった)。