2017/02/06 のログ
リリア > (そうして少女は上機嫌に。 時折くるくるとスキップしながら軽くダンスを舞ったりしながら夜の闇に消えていって・・・)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区歓楽街」からリリアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区酒場」にメアリさんが現れました。
メアリ > (本日も一仕事終えれば欲しくなるのは美味しい料理とお酒。それから柔らかいベッド。・・・それをお金を得てすぐに味わえる、ということでこの酒場はそこそこの人気があった。それなりの大きさがある酒場であり、店の右側3分の1程が冒険者向けの仕事の斡旋の受付をしており、今も仕事を終えた冒険者達の代表が何人か仕事の報告をしており、報酬を受付から渡されていた。
そして、こちらにもその報酬を受取り、食事とお酒にありつくべく席についた少女が一人。薄桃色の髪に真紅の瞳を持った半人半魔のダンピール、と呼ばれる少女である。席についてのんびりと注文を待っていれば隣の無骨の禿頭をした屈強な戦士、という風貌の男にとんとん、と机を叩かれる。 なにか、と思いそちらに視線を向けてみればなんでも酒を注いで欲しいらしい。男同士で酒を注ぐよりもやはり女性に注いでもらった方が酒が美味いから、と言うことである。最初は今はオフだから、と渋っていた少女であるが、数度求められれば諦めたように)

・・・今回だけですよ。

(全く、仕方ないなぁという様子でとくとくとく、とその戦士のグラスに酒を注ぐ。からからと陽気に笑う彼らの話に相槌を打ち、その話に耳を傾けながらも慣れた手つきで酒を注ぐのを終える。時折、酒場のウェイターみたいな仕事は何度かしたことがある。このお店にも臨時で手伝いを頼まれたこともあるし、慣れたものである。なんだかんだと言いつつもこうしてお前にやって欲しい、と求められるのは満更ではない。
とりあえず頼まれた仕事を終え席に戻ろうとすれば 嬢ちゃん、こっちにも頼む、と声をかけられて)

はーい、今行きますー。

(と、小さな笑顔を携えてそちらに向かって彼らのグラスにもお酒を注いで回って。メイド服のような仕事着を纏ったウェイターに混じって何故か三角帽子を揺らした魔女が酒場でお酒を注いで回る、という少し変わった光景が繰り広げられて)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区酒場」にグスタフさんが現れました。
グスタフ > お、珍しいな。新入りか? 一杯、俺のおごりだ。 (酌を頼んだ男の一人が、珍しい恰好の彼女を捕まえて声を掛けた。酌をして彼女が逃げ出す前に、男は自分が飲む以外のグラスも一つ目の前に置いて勧めた。) ……魔術師、いや錬金術師か。違うか? それならいい話があるぞ。 (にやりと笑って、隣に座れと半ば無理やりに相席させて、その身体を逃がさないように腰回りを抱き寄せた。)
メアリ > 新入り?いえ、そういう訳では、ないんですけど。(ここに訪れ始めたのは最近、という訳ではなくそれなりに前から贔屓にしてる店の1つである。何故か気がついたら従業員のような真似をし始めたが、元はただの客である。酒を勧められれば別に断る道理もない。とくとくとく、とまずは彼のグラス。その後に自分のグラスにとくとくとく、と慣れた手つきで酒を注いで)

あら、よくわかりましたね。魔術師・・・魔女、とはよく言われますけど錬金術士であることはあまり指摘されたことはないんですけれど。

(風貌は魔女である、と帽子が強く主張しているが錬金術士であることを思わせるものは特に身につけてない・・・と思う。もし、見破られるとしたら・・・匂いか、もしくは雰囲気か。 ・・・何か薬の匂いでも染み付いていただろうか、とくんくんと自分の腕辺りの匂いを嗅いで見るけれど、自分の匂いなんてよく分からない。)

まぁ、とりあえずお話は聞かせてもらいます。何かお仕事のお話です?

(ちょこん、と隣に座り彼の顔を見上げるように見つめる。先程までも1つの席ごとに少しお話とかはしてきたし、別に彼だけダメ、なんてことはない。腰回りを掴まれたとしても、ちらり、と少し気にするようにそちらを見つめたりするが・・・酒場なんて酒が入ってセクハラやらボディタッチやらがやたら増えたりもする。こんな貧民地区にある冒険者という荒くれ者が集まる場所ならば尚更である。少し視線をやる程度でどうこうする様子はなく。)

グスタフ > なに、そこはそれ匂いというか。これからの話に関係があるんだが……まずは乾杯といこう。
 
(チンッと軽くグラスを合わせてグラスを交換して煽る。一息で飲み干すと熱い息を吐いて、にやりと笑った。彼女がグラスの中身を飲むのを見てから話を始めた。目の前にいくつかの薬品を置く、それは市販されているものから非合法なものまで様々だったが。見るものが見れば、それだけで家が建つようなものも混じっている。麻薬だ。)

俺はグスタフという。聖堂で騎士の職に就いている……が、実際のところ服薬暗殺者だ。

(しれっと、そんなことを零した。大きな声ではない。だがよく見れば彼女以外に見えないように巧妙に薬を人目から避けて開示していた。身を寄せたのもそれが意図と思わないでもない。その中の一つを指示して。)

これを作ってもらいたい。必要なものがあるならかき集めよう。
あといくらかヤバいレシピのネタも報酬としてやるが、どうだ。
これが何かは……まあ、さっき飲んだからどうなるかわかるだろ。

(さっき交換したグラスに入れておいた媚薬といえば聞こえがいいが、女を薬漬けに堕とすほどの麻薬だ。彼女が気付いて吐き出そうとするなら無理やりにでものませただろうが…。)

メアリ > ――では。

(かちん、と彼に合わせてグラスを合わせ乾杯の音頭をとろう。そして、彼とタイミングをあわせるように酒を煽る。・・・うん、甘くて美味しい。ほわぁ、と胸の奥から熱が昇ってくるような・・・思考も軽い陶酔感を覚えて幸せな気分になる。彼がどんな酒を頼んだのか知らないけれど・・・うん、結構好きな味だ。)

ちょっ・・・これ、って・・・!

(仮にも魔女であり、錬金術士である。薬にはそれなりには正通している。明らかに見ただけで ヤバイ とわかる薬を複数提示されれば驚いたように目を見開く。所持していることがバレれば一発お縄の代物も幾つか見受けられる。)

・・・さっきからとんでもないことを一気に暴露されますね。 
――私はメアリ。一応、錬金術士とかやってます。

(初対面だと言うのにこんなことまで伝えられるとは、信用されているのかそれとも舐められているのかどちらなのだろうか。とりあえず、彼の自己紹介に合わせるようにこちらも自分の名を伝える。 それから・・・別に仕事を頼まれるのは別に構わない。薬を作るのも時間と材料。それから資金さえあれば作れるだろう。彼が提示する貴重なレシピというのも気になる。そんなもの、なかなか手にする機会なんてない故に。しかし・・・危ない橋、というのも事実だ。だが、まぁ――おもしろそうな話ではある。こんなもの作る機会なんてそうそうないし、やはり報酬には惹かれる。)

モノがモノだけに、報酬は色々弾んでいただきますけど、それでも宜しければ。

(彼に合わせてこちらも囁くように彼に語りかける。面白そうな話ではある。なら・・・請け負っても構わない。)

さっき飲ん・・・ ・・・ッ!!?

(思わず驚いたように目を見開く。吐き出すにも既に美味しい美味しい、と飲み干した後である。まだ幾分か酒は残っているけれど、大部分は既に飲み干してしまった。胸の奥に熱が灯るような感覚があったのは酒の影響だと思っていたけれど・・・薬の影響であったか。これでも人外、半人半魔である。普通の人間よりも多少耐性はあるが・・・廃人に落とす程の効果がある禁止薬品である。それはダンピールである少女にも効果をもたらして。)

さっきから・・・妙に渇いて、渇いて、仕方なかったのは・・・!

(これの、影響か。目の前の男性がすごく美味しそうで、美味しそうで・・・その首筋から目を離せなくなったのはその薬の影響か。 ダンピール・・・吸血鬼との混血である少女はその身に吸血衝動を抱える。性的興奮を覚えたのならば、普段は抑えているそれも顕になり、それと同時に薬本来の効能である性的興奮も体の芯から湧き上がってくる。 ぐるぐると身体の奥から湧き上がる様々な欲望を必死に押さえつけるように胸元の服を ぎゅっ と掴むようにしながら ガタッ、と音を立てて椅子から立ち上がろう。 ・・・衝動的行動になるが、止めようとすれば至近距離である。容易いだろう。) 

グスタフ > (立ち上がる彼女を止めはしないが、一緒に立ち上がってすでに彼女の身体に回っていた手に力が籠められる。それでなにをするかと思えば、抱き寄せて口づけをした。唇を舐めるように潜むように。口内を嘗め回して力を奪うような艶めかしい動きが口の中で動きだけで感じられる。その舌先に何かをのせて彼女の喉奥に押し込んだ。喉から滑り落ちたのを確認しながら、相手の股座に腕を潜ませ弄り回す。彼女の効き目の薄さから、混ざりものだと反応で決めつけ、常人なら壊すつもりで薬をカクテルした。安物の薬だが化学反応で凶悪な効果を発揮する。普通の女ならぶっ壊れてしまうだろうが……この相手なら。)

いい返事だ。仕事をする前にお互いを知っておかないとな、そうだろ? 報酬は弾むさ。股を開きな。どうする宿はとってあるが、我慢できないならここでもいいぜ。

(女の下半身から音がするまで弄り回しながら、囁く。)