2017/02/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にアランさんが現れました。
アラン > 「おっ」

貧民地区を歩く白いコートの男。
周囲の雰囲気や治安の悪さとは相反して少し間抜けな声を出し、上を見上げる。
彼の視線の先には綺麗に尖り、美しく輝く衛星があった。

「三日月かぁ…久しぶりに見たな」

貧民地区を照らす月明りの正体。
月を見上げて気の抜けた声でそう呟く。
粋だと考えつつ、酒が欲しくなりながら月を観続ける。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からアランさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にアランさんが現れました。
アラン > 暫く月を見上げると身体を触り出してポケットを確認する。
コートやフリルシャツ、ズボンやポーチを探る。
ポーチからはナイフや薬などの小物が出てくるも肝心の物は見つからずため息をつく。

「…ゴルド、何処に仕舞ったっけなぁ…」

頭をかいて、そう小さく呟く。
金銭に余裕があれば近くの酒場で酒を買い、晩酌と行こうと思ったのだが肝心のお金が無い。
例え酒場があったとしても金が無ければ安酒どころか酒場にすら入れないかもしれない。

「…まぁ、いいか」

すっぱり諦めるとその場に座って上を見上げる。
ジーッと夜風が吹く中ただその場にとどまって月を眺める。