2017/01/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にラティさんが現れました。
ラティ > 久々に大当たりの日だった。懐に余裕のある娘はとある貧民地区の酒場を訪れ、隅の席で安酒を味わっていた。
店内には珍しく閑散としていて、観察をしようにも難しい。
誰か面白い奴が来てくれないかと、そんなことを考えながらグラスをまた傾けた。

「……ここの酒はちっとも酔えないな」

ちぇっ、と舌打ちをすると既に何杯目かもわからぬグラスを空にし、テーブルに置く。
壁に背を預け、天井を見上げて小休憩。