2017/01/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にカイルさんが現れました。
■カイル > 「今日のあがりはこれだけか。なんというか、随分と合成なお宝ぞろいと思っていたが偽物多数とは意外にしょっぱい貴族だったな」
盗品を売り払った帰り、貧民地区の通りを歩きながらそうつぶやく。
命ごいをしてきた貴族は随分と位の高いような事を言っていたがどうやらでまかせ
だったようだ。まあ品性のない顔だったから薄々は気づいていたのだが。
小さくため息をつけば手元にある金貨の入った袋を横目で見遣る。
この量だとだいたいいい店で使えば一晩ででなくなるような量だろう。
まあ、この際ぱーっと使ってしまってしまうのもありかもしれない。
タバコを取り出すと紙巻きたばこを一本口元へ。指をこすれば小さく火が灯って
一瞬男の顔が橙に照らされ紙巻きたばこから薄い煙が立ち上る。