2016/12/30 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にラフェルさんが現れました。
ラフェル > 貧民地区、その一角の路地。
人気もほとんど無い場所に小さな天使が舞い降りる。
足元に見えるのは、つい今し方に息を引き取った小さな亡骸で。
…自分は万能では無い、こうして救いの手を差し伸べ損なう事だってあるものだ。

「もう少し…本当にもう少し私が早く気付く事が出来たのならば…
せめて、今、私が貴方に出来る事を…」

肩を落とし、その亡骸の元へと屈み込む。
そっと手を伸ばし、ほとんどの温もりを奪われた体に触れる。
祈るように両手を組んで、目を閉じた。
自分に出来る事は、この者の魂が正しき輪廻の輪に流れ着くことを祈るだけ、それだけであると。

ラフェル > 祈りを終えたか、組んでいた両手を解けばゆったりと立ち上がる。
閉じていた目を開き、月の、星の輝きの見える夜空を見上げた。

「新たに生を受ける、その次の生涯に幸あらん事を…」

魂は流れへと消え、今残るのは小さな亡骸のみ。
しかし、こんな寒く冷たい場所で置かれたままにするには、忍びない。
その小さな亡骸へと両手を伸ばせば、優しく抱き上げる。
ゆっくりと…ゆっくりと輝きが包み込み…その輝きが消えていけば、その手にあった亡骸は消えていた。
輝きは薄っすらとした粒子となり、少しの間、辺りを漂う。
暗い路地を仄かな輝きが支配し…再びゆっくりと、広がり散っていった。

ラフェル > 粒子は完全に消え、辺りは再び暗き世界に支配される。
その中、輝く頭上の輪と、広げる大きく白い翼が映える。

聞こえる、まだ聞こえる、幾つもの声。
ふわりと静かに舞い上がる、その中から、次に向かうべき声を探っていきながら。
そうして、小さな天使の姿は、その場から消え去っていった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からラフェルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にアランさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にアッシェさんが現れました。
アラン > 「……はぁ~…」

陽も落ちて、一気に暗くなった貧民地区の一角。
街灯も無く、月灯りが照らすのみとなった通りに一人の青年がため息をつきながら歩いている。
項辺りを手で擦り、何故か浮かない顔をしている。

(…記憶が、無い…)

自分が何故ここに居るのか、その記憶が一切ない。
覚えていることと言えば龍種の少女に戦いで負け、連れ去られたこと。
その後は彼女の肉人形として魂…もとい、精を搾られたこと。

身体の自由を奪われ、ただひたすらに快楽地獄に叩き落とされた所で意識が途絶えて…
意識が途絶えて、何故こんな所に居るのかと周りを見渡す。

(夢だったのかなぁ…?)

頬をかき、そんなことを考え出す。
酒に酔った可能性も考え、もっと前の記憶を探る。

アッシェ > 闇に紛れる蠢く影。月明かりしかない貧民地区には闇が一杯蔓延る。
黒色が殆どのその小さい影は屋根の上をすばしっこく滑らかに滑る様に動く。
眼下に見える一人の青年の姿を追う様に。

精を絞るだけ搾り取って汚れとか綺麗にして服を着せ、
王都マグメールの貧民地区に ぽーいと放置したのだ。
あれだけ搾り取ったので記憶の反故、前後左右の記憶喪失はあっても仕方はない。

(その割には 歩いてはる…あれだけいただきます したんに?)

快楽半日地獄コースをやらかして何だが、
肌がすこぶるつやんつやんになっている淫蕩な少女は屋根の上から飛び降りる。
月明かりのみで何とも見えにくい通り 彼の少し離れた処ですとんと降り立ちたい。

「  奇遇やね?  おにーぃはん ♪」

奇遇も何も 気配をしこたま落として監視していたのに、
その辺は言わずも顔にも出さず ぺろりと唇を舌で厭らしく舐め淫靡な笑みを浮かべながら宣う。

アラン > 身体に感じる怠さも消えてきたところで背後から気配を感じる。
治安の悪いこの地区だから、ガラの悪い連中が来たのだろうかと考え立ち止まる。

「…ん?…」

月灯りのみが照らす通り、掛けられた声に嫌な予感がする。
すとんと飛び降りた音がする方を見れば、厭らしく舌なめずりし、淫靡に嗤う少女がいた。
その姿を見れば、目を見開いて怠さが一気に吹き飛び、背筋に寒気が伝る。

「夢じゃ…なかったのか…」

頭を抱え、彼女と向き直る。
平原で戦って負け、その後快楽地獄に叩き落とされた相手。
肌がつやつやで調子の良さそうに話す彼女とは真逆にこちらは気分を落とし、絶望ムード。

アッシェ > 気配は殺しきれていなかった。隠蔽スキルも所詮そんなものだったりする。
治安の悪い場所でも この淫猥妄想少女の手に掛れば 何人か筋肉隆々男などはぺろりちゅーちゅーされる運命を辿るだろう。
複数人でも美味しく頂きます 根こそぎ骨そぎ皮膚そぎ骨までしゃぶって。

「夢やっても 快楽の夢は気持ちえーやろ? な おにぃーはんうふ♪」

脳髄蕩けさせる甘声でそっと囁く様に言葉をかけ、淫猥に振舞う少女の皮を被った何か。
舌舐め摺りをして じりじりと彼の方へと歩み寄る。怠さの元凶が来ましたよ的に。

「昨日は 合計46発戴きましたんで、ごちそうさまぁ うふふ」

途中まで数は数えていたが 合計適当である。淫魔ではないがやっている事は淫魔顔負けだった。
絶望撒き散らす彼の様子に 元気ないん?と業とらしくしなを作って振舞ながら どことなく上目遣いに見上げて

アラン > 僅かな魔力の流れ、それを感知して彼女の事を認識した。
隠蔽スキルを持っていても彼女ほどの存在でならば、必然的に莫大な魔力を有している。
こちらも人間なりに何年も修行を積んでおり、気配や魔力の感知は一流の域である。

「何笑ってんだよ。…まぁ、確かに気持ちよかったけどな」

甘い声で発言を続ける彼女に怯えつつもそれを表に出さないようにそう返す。
脳髄蕩けさせるような声とその仕草、格好で嫌な事をどんどん思い出す。

「46って…抜き過ぎだ。俺を殺す気かよお前」

その数字を聞いて、顔を青くしながら彼女へそう返す。
じりじりとこちらへ近づき、上目遣いをする彼女から数歩下がる。
彼女のペースに呑まれないように警戒しつつ、ふと疑問に思ったことがあり、彼女に問いかけようとタイミングを見計らう。

アッシェ > 魔力しか纏って…いないけど もう見つかったら言い訳は不要だ。
龍はその存在が大きすぎる、人になっても基本の質量存在がでかいので隠れる方が難しい話。
そんな難しい話は隅っこに寄せて落としておこう。

「おにぃーはんが 蕩ける顔で喘いでいたのは 忘れんでおくぇ。ええ顔やった。」

何か 大人の対応や。
つまらんから おちょくる感じで彼の肉人形の際の顔色を思い出す様にわざとらしく 忘れないと口にし。
記憶が飛ぶくらいに濃密に淫らにしたので 彼が思いだしてもさしあたりの問題はない。寧ろ 

「もっと搾り取っても良かったん。せやけど げっそりしたんからやめてもーた。
殺したいほど愛する意味で 快楽死もええと思たけど 死んでなか」

殺愛快楽地獄の技名の様に思い出してニヨニヨしていたが、
数歩近づいて下がられた。引かれると迫る事はせず 品を作るのをやめ姿勢を元に戻し
ペースを淫猥妄想に持っていこうとするが、こんな街中で即襲うのは拙いと思って動かない。

アラン > 「ッ…うるせぇ!んな事、覚えてんじゃねぇ!!」

彼女の言葉を聞けば、顔を瞬く間に真っ赤に染めてそう返す。
耳まで真っ赤に染めて自分のしていた顔を発していた嬌声を思い出す。
意識と記憶が飛ぶほどの快楽を味わわされたことをだんだんと思い出しつつ恥ずかしそうにする

「…問題はそこからだよ。殺戮恋愛とかなんとか言ってたけど…げっそりさせただけで何で殺さなかったんだ?」

思い出し、ニヨニヨしている彼女を真っすぐと見据え、そう返す。
腕を組んで顔が赤いままに彼女に自分の問いかけを投げつける。
快楽漬けにして殺す。その時は快楽に支配されながら殺されることばかり考えていたのだが
何故今自分は生きているのかと、不思議で仕方なかった。

アッシェ > 「妄想込みで 知り合いの小説家に売り込んでやるから 安心しや。」

おもろい事に成るで。、と真っ赤な顔に染まった彼に向って恐ろしい事を言い返す。
昨日の事はくっきりはっきり最初から最後まで此方の意識がある分 妄想喘ぎ日記3巻セットとか出来そうだ。
お口から下のお口まで幅広く快楽螺旋地獄の恐ろしさを小説として形残せばそりゃあもう。
…じゅるりと涎が出そうになった 拭う素振りを―右手の甲を口に宛がい。

「殺したら 味わえなくなるやないか あと おにーはん 回復速すぎや。
 殺したいほど愛しているって ほんまに 殺したりはないで。死ぬ直前までやるのは変わらんけど。
 あと おにーはん 賞金首やないし。そなかったら 殺しはないぇ。」

小説にしたら印税入るやろか、と妙な妄想を再びやろうとしていたが、
マジで殺す事は言葉脅しとしていうが実際に手を下したことは殆どない。
快楽漬けにして殺すのは 相手の体力ギリギリで落として次も味わう為に敢て殺さないのが決まり。
であると 彼の場合も ギリギリで放置したのだ。

アラン > 「くぅっ…何という屈辱…安心できねぇよ!ボケ!」

彼女の言葉を聞けば、膝から崩れ落ちて舌を項垂れる。
刃を食いしばり、羞恥で死にそうになりつつ彼女へそう返す。
涎が出そうになる瞬間を見て、ムッとしつつ立ち上がり、腕を再度組む。

「っ…人を物みたいに…回復が速いのは知らねぇよ。
 絶倫…とかいう奴じゃねぇのか?自覚はねぇけどな。
 ……いつもこんな事やってるのか?しょうもねぇな…お前」

回復が速すぎると言われ、自覚は無いが絶倫であることを告げる。
それもそのはず、一時的に意識を取り戻した時は既に何十発も出した後に濃密なものを出したのだ。
そして体力ギリギリまでカラカラにされても翌日にはこの通り回復をするという異常さ。
精力だけは龍並の青年。そんな青年も本物の龍には勝てず、彼女の発言にツッコミを入れ続けるしかなかった。

アッシェ > 「被害者は匿名にしとくから 腕を振って世間を歩けさかいな 問題ないえ」

実際に売り込むかは不明だった。最近 この知り合いたる小説家と会話をしていない。
実際に体験しているから どれくらい官能小説として形出来るかは小説家の腕次第だ。
あの喘ぎ顔と声を思い出して 《濃密な夜やった》とくねくねしなを作り淫靡に嗤って見上げ

「絶倫青年 屋外の温泉地で喘ぐ!濃密淫ら営み合戦に負ける!
 ううーん 小説の売り文句が如何せん ダメやな。絶倫もしょせん攻勢に回ればええけど 逆は惨めやな。
 え? いつもはせぇへんよ?お腹が減ったらヤるんや、おにーはんには気の毒やった。」

絶倫青年 として記憶の片隅に覚えておこう。
名は知らないが 知らなくてもこんな絶倫美味しそうな青年は忘れようにも忘れられない。
あれだけ搾り取っても翌日にはぴんぴんしているし腰やっていないし。
色々な意味で今後も隙あらば妄想に付き合って頂こう。うむ!

アラン > 「いや、そういう意味じゃ…はぁ…もういい。お前に何言っても通じねぇし」

眉間に皺をよせ、そこに人差し指を添える。
『匿名だから問題ない』と勘違いしている彼女へ道徳を説こうとしても意味はないと感じ
半ばあきらめムードでくねくねと淫靡に嗤っている彼女を見下げる。
昨晩搾られ過ぎたせいでその仕草も今は扇動的なものでは無くなってしまった。

「誰が絶倫青年だコラ。…俺はアラン。アラン・アークライトだ。
 攻勢に回らせなかったのはお前だろうが!
 ……全く、気の毒なら襲うなって話だよ。……まぁ、気持ちよかったからいいけどよ…」

絶倫青年と変な覚え方をしている彼女へそう返す。
今後会うたびに内心で絶倫青年と呼ばれるのも癪なので名前だけでもと教えておく。
あれだけ搾り取られても翌日には元気に動き回り、気持ちよかったと言えるほどの余裕。
彼女の妄想に付き合う相手としては十分だろう。…本人の意思を尊重するかどうかを別として、だが。

「そんな事ばっかりやってて、『旦那はん』とやらに怒られねぇのか?
 ……お前、名前は?」

ため息交じりに彼女の事を見据え、旦那という存在が居ることを思い出す。
呆れた表情のまま、彼女の名前を問う。

アッシェ > 「うん? そか。売り込んでもええんやな?」

よし 売り込もう。
道徳とかまともな頭ではない似非淫魔に教え込もうとしたのか。
見下げられても全く精神的にはダメージは負わない。全く屁でもないし淫猥に振舞って態度が変わらないのだ。
肌色はかなりつやんつやん若返った気分だが年取っているとかみえない。

「絶倫青年 自分で絶倫と自覚してるんや、諦めれ?
 絶倫青年アランはん。これで覚えておくえ。負けたモノに抗う権利はなか!
 大人しく 肉人形で奉仕せい!敗者は勝者を悦ばせるんや。」

名前 おそらく 彼の事は絶倫青年アランで覚えるだろう。治す気はない。名前は聞いたが 真面に覚える気はない。
妄想も実践で使う様になっては いつもの妄想自慰も捨てたもんではなかな、とニヨニヨ独りでにし出したが、

「旦那はん のお仕置きも うちにとってはご褒美や えっへっへ。
 うち?  うちは アッシェ って名乗っとこっか。本名は別にあるから 痛くはなか!」

態とこういうことをしてお仕置きされる事を喜ぶというどエスでもありどエムであることを仄めかす。
かなりあくどいイカれた淫猥妄想娘だった。くねくねとしていたり やめたりと動きに落ち着きがない。

アラン > 「…勝手にしろ。俺の名前は出すなよ」

頭を抱え、苦い顔をしつつも彼女へそう返す。
彼女に何を言っても通じないと見るや、せめて名前だけは出すなと注意を入れておく。
態度が変わらず、ダメージを追わない所を見ればため息しか出ない。
若干、肌がつやつや過ぎる気もするが精を取ったせいだろうかと考える。

「絶倫は何も悪いことじゃねぇだろ…ってか
 また変な覚え方しやがって!…くぅっ、実際負けたから何も言えん…!
 …はぁ、それは分かってる。でも、せめて10発ぐらいにしてくれないか?」

絶倫青年アランと変な名前を付けられ、負けたという事実を付かれれば苦い顔をする。
しかし、彼女の妄想やその実践に付き合うことは悪いこととは思ってはない様子。
気持ちよかったことは事実ではあるが、せめて回数を減らしてくれと彼女へ告げる。

「笑ってんじゃねぇよ変態。…今度、お前の旦那紹介してくれ。
 色々と話したいことがある。お前のことについてな…アッシェ」

笑っている彼女に対し、そう告げつつ今度旦那はんとやらに会いたいと告げる。
狂っている淫猥妄想娘で終始くねくねと扇動的な動きをすると奇妙な存在ではあるものの
名前を告げられ、肉人形である自分の要望も聞く辺り分別はついていると考えて徐々に警戒心を解く。

アッシェ > 「どうしようやろなぁ そないな口をきくかぎり 実名公表も視野になぁ…ふふふ」

どちらが上やろなぁ? と背丈が明らかに負けている少女と大柄な青年。
態度が分かってなかな、頼み込む態度になってないと文句を宣う。
全くを持って淫魔ではないかと言われているが 全然淫魔ではない少女は。

「絶倫お啼き青年、次は勝て。敗者を蹂躙せよ!
 10発ではお口で終わってしまうで! 下の御口直しには数が足りへんよ!?
 あと、旦那紹介は断る。自力で探しいや、うちはそこまで親切心見せへんもん!」

旦那に逢いたい!? 無茶は言わんでくれ。
名乗り終わったことだし これ以上此処にいると 旦那について色々と尋問されそうだ 早々に逃げなければ!
って事で 辞去の挨拶もせずに 一気に跳躍して 屋根の上へと飛び上がると あっという間に逃げて行っていなくなってしまった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からアッシェさんが去りました。
アラン > 「ッ…それは勘弁してくれ。マジで…」

背丈は負けているも態度の大きい彼女にそう返す。
実名公表だけは避けなければとそっちの界隈で人気になるのは嫌で冷や汗が吹き出る。
これで龍種というのだから笑えない。

「…次がありゃな。勝ちたいもんだよ。
 いや、口で10発も飲み方が可笑しいだろ。無尽蔵のスタミナかよお前…
 何でそこは…あっ、オイ!」

無茶を言ったつもりはなく、名乗りが終わったら早々に逃げ始めた彼女。
一気に跳躍して、あっという間に逃げた彼女をただただ見送る。
彼女の尻を追う気も起きず、ため息をついて通りを歩き始める。

「何なんだよ…全く、俺もとんでもない奴に目を付けられた気がする…」

肩マントで腕を隠し、そう呟く。
今後の事を考え始めたら頭痛がする。
余り考えないようにしつつ、今日は家へと帰っていった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からアランさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にアランさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からアランさんが去りました。