2016/12/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にシチューさんが現れました。
シチュー > (貧民区にある孤児院にて、屋敷の主とメイド達によってパーティが開かれていた。食欲旺盛な子供たちによって用意していた食事はごっそりあらかた食べつくされてしまい。いったん屋敷に戻ってごちそうの追加を持ってくる事に。その用を命じられたミレー族は木枯らし吹きすさぶ、薄汚れた貧民区の一角を孤児院へ向けて足音軽く歩いていき。)

じんぐるべーるじんぐるべーるー……

(バスケットに入った、両手に抱えるほどのごちそう――アップルタルト、ベーコンのキッシュ、骨つき肉、ミートパイ、焼きあがったばかりのラスクなどなど――の香りを鼻先に感じながらついと口先に浮かぶ鼻歌)

シチュー > 今日はーたのしいー、

(路上でうずくまる野良犬さえも怪訝そうに聞き耳を立てるほどの軽やかな声音を響かせ、路地から路地へ。元々は逃亡奴隷としてこの一帯に住んでた経歴もあって、件の孤児院までの地理には明るい。ごちそうの香りと楽しげな足音を細長くどこまでも続く路地裏に響かせて、ミレー族はケモミミと尻尾を揺らしていった。ワンコーラスが終わると歌い足りなかったのか2番が始まった。うろおぼえな1番しか知らないもので、2番の歌詞はさらにひどく適当で語呂もはみ出しまくりながらも貧民区からマグメール全体を祝していくように、そんな調子がいつまでも長く尾をひいて冬の寒空に立ち上る)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からシチューさんが去りました。