2016/12/14 のログ
アラミル > 「可愛い…。だいじょうぶ……殺したり、しないていどに、もらう、だけ、だからね…んぅ……」

ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、とわざと音を立てて、もう燃え盛っているであろう性欲をさらに刺激していく
先端から根元まで…唇から、喉奥まで使って竿全体を唾液で濡らしていく
恍惚で相手の顔が火照ってくれば更にストロークを大きく、口の端から唾液を漏らしながら肉棒からでるものをねだっていく

「もっと、して、ほし、の…?…じゃあ…こっちも……つかって、あげる…もっと、もっと…気持ちいい、よ…?」

相手のか細い…彼女にしてみれば獲物が上げるかわいい悲鳴を聞き
ちゅ、ちゅ、と敏感であろう肉棒の先端を唇で吸い上げながら…白魚のような手で締め付けるように竿を上下にこする
ぬれた柔らかい感触と、少し硬い指の感触を送り込んで
時折口を開け、舌でちろちろと先端を舐め、先走りを喉を鳴らして飲み込みながら…肉棒から出る、もっとおいしいごはんをもらうため激しく責め立てていく…

サーリット > 「はぁ…あぁぁ…。」

顔と体格に似合わぬテクニックに溺れていく。
肉棒はびく、びく、と快感を得ている震えを口内へと伝えるだろう。
すぐに先走りの液が漏れ始め、唾液と混じって更なるぬめりを帯びさせて…。
徐々に大きくなるストロークに「あっ!」という声をあげて身体をびくつかせる。

「あぁ…きもち、いいよぉ…!」

先端を重点的に責められ、同時に竿を上下に擦られていけば溺れた声でそれを伝える。
恍惚とした表情はすっかりと蕩け、すでに少女の思うがままだろう。

「あ、あ…!」

力の入らない身体では我慢が利かない。
少女の送り込む快感に頭の中がぐるぐると回り始め、
導かれるままに先端が膨らみ、玉がきゅうっと持ち上がっていく。
あとほんの少し刺激してあげるだけで目当てのモノが出てくるだろう。
そして、その快感でさらに女性が溺れていく事も容易に想像できるはずだ。

アラミル > 「ん、ちゅ…、んっ、…く…んぅ…!」

体をびくつかせる相手に愉悦を覚えて…今度は動きを早く…平常時なら痛みを感じるほどに刺激を与えていく
もっとも頭が蕩けた今ではそれすらも快楽であろうけれど

「ん、ふ…ぅ、だし、ちゃえ、だしちゃえ…!ごはん、いっぱい…っ」

手での愛撫は続けながら可愛らしい声で責め立てる。今度は両手で玉と一緒に…ぐにぐにと揉みしだいていく
弱く、強く、緩急を付けながら肉棒を限界まで追い詰めていって


「そろ、そろ…?、あは……もっと、おちちゃえ…。でも、ごはんは、ぜんぶ、ちょー、だい……んっ…!」

蕩け切った表情と…肉棒の様子からごはんが出てくるのが近いと知り…また大きく口を開け肉棒を飲み込む
今度は喉奥まで納めたまま、きゅぅぅ、と口から喉にかけて…まるで性器のナカのように強く締め付けて
相手にとってはトドメとなるであろう刺激を送り込む…

サーリット > 「あっ、あっ、はっ、ぁ…!」

しゅ、しゅ、と素早い手つきで股間をまさぐられる。
摩擦の痛みを感じているけれど、それも気持ちいい。
全てが気持ちよくなり、少女の言葉にすら快楽を覚えていく。

玉袋を責められれば、限界寸前のそこはぱんぱんに膨らんでおり、
そこから与えられる快楽は未知のもの。
さらに頭の中が蕩けていき…。

「ふぁ、あぁ……も、う…でちゃう…ぅ!」

恍惚とした表情のまま限界を伝えると、
じゅぷ、という音と共に肉棒が飲みこまれ、
その中で締め付けられる感覚に、もうそこが口なのか膣なのかもよくわからない状態になってしまい…。

どぷ、と濃厚な精液を搾り取られるままに放出していく。
何度も竿をひくつかせ、その度に濃い精液を吐き出し、
同時に蕩けきった嬌声と吐息でその快感に溺れている事を伝えて…。

アラミル > 「んっ…んぅ……―――!、く…ん、く…ぅ………」

どろどろと絡みつく精液。人にとっては飲みにくいものだろうが彼女にとっては何よりもおいしいもの
喉をこく、こく、と鳴らしながら、一滴も残さないとでも言いたげに飲み込んでいく

「ぅ…んっ……ちゅぅ…っ…、は、ぁ……」

舌で割れ目をほじり、手は玉を柔らかく揉むことによって1回の射精の限界まで出させようと
そうしてやっと、膣のような口から、一端、猛る肉棒は解放されるだろう

「……どう…きもちよかった、だろう、けど…まだ、まだ…ほし、い…でしょ…?」

言ったあと、中腰になり、またスカートを…今度は最後までたくしあげ…先程は見えなかったところまで見せる。
下着はつけておらず、ぴっちりと閉じながらも、蜜を垂らす淫蕩な割れ目が目に焼き付けられてしまうか

「ここ、に……いれ、たい…?、ねぇ……おねがい、する、なら……いれて、あげても…いいよ…?」

見せつけた後、達した後の肉棒にその割れ目を擦りつける。もどかしすぎる感覚を肉棒に与えて
蕩けた彼女が、自分からおねだりするのが愉しみなようで。意地悪そうな…小悪魔的な笑みでお姉さんを見つめている…

サーリット > 「はっ…あ、あ……。」

びく、びく、と身体を震わせながら、
何度も何度もも液体を吐き出して…。
その快感にすっかりと蕩けた瞳がぼうっと少女を見上げる。

「きもち、よかった……すごい…。え……ま、だ……?」

しかしまだ身体は動かない。
痺れからはそろそろ解放されていくだろうが、
与えられた快楽にすっかりと腰砕けになってしまっている。

そうして、少女が自らの上で誘惑を始める。
するすると持ち上がっていく布地。
その奥に秘められた割れ目。
そこに視線を吸い寄せられれば、目が離せなくなる。

まるで蜜をたらす食虫植物のようなそこを見つめたまま、
少女の囁きを聞いていると、頭の中がふわふわとしてくるようだ。

「いれ、たい…もっと、よく、して…?」

言葉に操られるように。
その小悪魔の笑みに見とれたまま、おねだりの言葉を口にしていく…。

アラミル > 「うん。まだまだ、もっと…もっと…きもちよく、してあげられる、よ…?」

相手の蕩けた瞳、表情にぞくぞくと背筋が震えて。更に誘惑を重ね、自分の虜となるように
羞恥を感じやすくなっている彼女は視線を受けるとまた蜜をとろ、と溢れさせて更に魅力的に…

「わかった…。じゃあ、いれて、あげる……♪」

心底愉しそうに笑ってから…最初に口内に肉棒を収めたときと同じく、焦らすようにゆっくりと未だ屹立したままの肉棒に花を近づけていく…

「ほら、…ほら…入っていく、よ……きもちいいの、くる、よ……?」

くちゅくちゅと蜜が音を立て、耳からもまた相手を犯していく。やがて先端が潜り込むだろうか。
膣は口以上に蕩けており、肉棒を優しく、しかし逃がさないとでもいうようにしっかりとくわえこみはじめ…

「く、る…ぅ…っ…んっ…あっ……!」

ずぷんっ、と先端から一気に根元まで少女の小さな膣で飲み込む。薄いおなかは肉棒の形に膨れ、いいようのない淫らな光景を作り出して
娼婦でも中々いないであろう、うねる様な膣壁と、少女特有の締め付けで肉棒が刺激されていく
奥まで飲み込めば…幼い姿とはかけ離れた腰遣いを始め…射精した直後にもかかわらずすぐに昂ってきてしまうほどに情熱的に、責め立てていく…

サーリット > 「うん…きもちよく、して…。」

うっとりとした表情で少女を見上げる。
しかし、その視線は少女の割れ目に吸いつけられたままだ。
とろりと蜜を垂らす姿はまるで涎を垂らしているかのよう。
その魅力にすっかりと惹きつけられ、精液を吐き出したばかりの肉棒は硬く硬くそそり立っていき…。

「はっ…あぁ…すごいぃ…。」

ずぷ、と宣言通り膣内に沈み込んでいく自分の肉棒。
少女の言葉に犯され、思考を誘導されればもう快感の虜。
その事しか考えられなくなったまま、膣肉が絡み付けば身体を震わせて。

「あぁ、ん…っ、きもち、いい…あっ、あっ…!」

自分の上で腰を淫らに振る少女の姿に魅せられて、
脱力したままだというのに腰だけが動きに合わせてびくついていく。
じゅぷ、じゅぷ、と卑猥な音の鳴り響く淫らな光景。

触覚、視覚、聴覚の全てを犯されているようで、どこまでもその快感に溺れ、堕ちていく。
その事すらも心地よく、快感を貪るためだけに腰を振って少女を突き上げていく…。

アラミル > 「ね。このまま、だす、と…んっ…もっと、きもちい、よ…?」

責め立てながらもまた、我慢できなくなった相手の腰遣いで少女もまた頬を上気させ、快楽を感じていく
自分からも応えるように更に腰を押し付け、快楽を貪りあうように

「はっ…んっ……はぁ…こう、しても、きもちいい、よ……」

くて、と、たくしあげていた手を離し、相手のほうにゆっくり倒れこむ。ドレスに結合部が隠れてしまい
倒れた先で…露わになっている胸に少女は手を伸ばす。心得ているようにきゅきゅ、と先端をいじり。女性的な快感と男性の快感をごちゃまぜにして…
倒れこんでも腰の動きは変わらず、ぐちゅぐちゅと淫らな音を響かせ、獣のように腰を叩きつけている

「がまん、なんて…しなくて、んっ…いいから、ね……ごはん、だしたくなったら、いつでも、だして…?」

倒れたことで近くなった二人の顔。そこから囁きを更に重ねる…狭い膣はあっという間に肉棒を最奥に案内して
その入り口が子種を求めるようにぱくぱくと肉棒に吸い付いて…

サーリット > 「はっ、はっ…うんっ…この、まま…!」

言葉に導かれるまま、このまま射精したいという欲求を増幅されていく。
さらに激しくなっていく腰使いに、膣肉の絡みつきに、だらしない笑顔へと変わっていく。

「あ、そこ…んっ、あぁっ…!」

繋がり合った部分を隠され、快楽を与えられるそこを隠されれば、
どういう風にされているかを隠されて、さらに快感を感じていく。
そうして胸を弄られれば、びくんと身体を跳ねさせ、嬌声で応えていくだろう。

「うん、うんっ…! いっぱい、だす…から…!」

もう射精する事しか考えられない。
少女に身体を弄ばれ、囁きに導かれ、膣内が肉棒に吸い付いてくれば、
その求めに応じるまま精液を吐き出していく。

「あっ、あはぁ…っ!」

その快感にさらに溺れて、つながったまま何度も何度も腰を打ちつけて、
少女の求めるままに幾度も射精を繰り返していく。
甘く淫らな夢にずぶずぶと沈められて、少女の空腹感が満ちるまでその精を捧げ、
気を失うようにして眠りにつくだろう。

翌日、どんよりと疲労の残る身体で換金をしにいく事になろうとは思わず…。

アラミル > 「いい、よ…このまま、あさ、まで…たべて、あげる…ぅ…」

少女もまた快楽に蕩け。ぐりぐりと腰を押し付けたり、強く押し付けたりを繰り返し繰り返し…

「やっぱり、きもちいいん、だ…あは…ちゅぅ…」

その反応を見ればちゅぅ、と乳首に吸い付いて。甘噛みも混ぜていき、更に思考を蕩けさせようと…

「は、ぁ…う…っ…いっぱい、きた…ぁ…、でも、ごはん、ごはん、ごはん…もっと…ぉ」

久しぶりのまともなごはん。欲張るのは当然のことで。小さな膣で精液を受け止め…しかし、射精した直後の肉棒にも容赦せず更に責め立てていく…

「あ、は………まだ、まだ…ぁ…」

キモチイイ快楽におぼれて…周りの部屋の人に聞こえてしまいそうな嬌声を上げ続け…
そうして淫欲の夜は更けていく…少女はすっかり満腹になるまで吸い上げるだろうか

…目を覚ましたあなたはベッドの上に…「またきもちよくしてほしかったら、あった場所で待ってて」
と書かれた紙を見つけるだろう…

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からサーリットさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からアラミルさんが去りました。
ご案内:「王都 貧民地区」にホウセンさんが現れました。
ホウセン > 芳しくない天候のせいか、夜になると底冷えをする王都。その内の、あまり治安が宜しくない――はっきり言って悪い――エリアに、三重の意味で浮いた存在がうろついていた。先ずは、異邦人である事を隠そうともしない髪の色や肌の色。次いで、異国の衣装ながらに、上等な品物と分かる身なり。若しかしたら付加価値が付いて、高額で取り扱われるかもしれない。最後に、真夜中に近しい時間帯に、子供が一人で出歩いていること。それこそ、余程の火急の用事でもない限り、地元民でも子供一人で遣いにやることはしないというのに。

「うむ、斯様に目抜き通りから離れた所にこそ、掘り出しものがあると相場が決まっておるものじゃ。」

子供は慈しまなければという博愛主義に満ちた住人は、ほぼ皆無の中、金を持っていそうな非力な子供というのはカモでしかないというのに、当人は脳天に花が咲いてでもいるかの如き能天気な台詞を吐いている。今日、此処に現れたのは娼館巡りのため。馴染みの店も安心感があって悪くないのだけれど、”はずれ”のリスクを承知しながら、その先に手を伸ばす程度には好色らしい。妖仙の思惑は兎も角、この”地区”が、黙って見過ごしてくれるかは別問題だろうけれど。

ホウセン > 貧民街といえども、賑わう通りとそうでない通りは存在する。この妖仙が選んだのは後者の方で、所謂隠れ家と呼ばれる良心的で質の高いサービスを提供する娼館が存在するのではなかろうかという幻想に背中を押されての選択。雨が上がったのは随分前なのに、道路の補修もおざなりのせいで、排水不良を起こしているらしく、其処彼処に残っている大小の水溜りをひょいひょいと身軽な様子で飛び越える。

「はてさて、それと思しき店が二つ。通りの右と左に分かれておるとな。どちらを選んだものか、誠に悩ましい。」

そもそも区画の整理さえも禄にされていないようで、通りは整然とした直線ではなく、緩く折れたり、互い違いになっている箇所も見受けられる。路地裏散歩の果て、妖仙の前には向かい合う二つの店。あからさまな看板こそ掲げては居ないが、下品な桃色の色彩が、示し合わせたようにどちらの戸口からも漏れている。ふと、実は同じ系列店で、片方で外れたらもう片方にはきっと”当たり”があると思い込みたい人情を逆手に取った、一回こっきりのリピーター狙いの経営戦略なのかもしれないと夢想する辺り、妄想力が逞しい。

「ものは試じゃ。此処で惚けておっても始まらぬ故… どれ、頼もう。」

逡巡は一分か二分か。向って左側の店を選び、扉を押し開ける。出迎えるのは、厳めしい店員か、華やかな娼婦か。或いは艶やかな女主人でも嬉しい所。幾らなんでも、唐突に刃物を突きつけられるなんて事態は御免被りたいが、そういうことさえ起きてしまう街だ。果たして妖仙を出迎えたものは――

ご案内:「王都 貧民地区」にヴィヴィアンさんが現れました。
ヴィヴィアン > ――カラン

扉に備え付けられた古いドアベルが寂しげな音を奏で、新たな客の到来を知らせると同時に、
中から暖かいというよりは、倦んだような、粘着質な感触さえ感じる空気ときつく炊かれた香の臭いですら
隠し通せない、性の臭いが噴き出してきて。

目に入ったのは場末の酒場、というにこれほどうってつけの場所はない古い酒場。
客足もまばらで、そこらに食べ残しや空き瓶がポツリポツリと落ちている。

『……いらっしゃい。』

異邦人を出迎えたのは、熟れた、というにはいささか年を取り過ぎた女主人と、
みるからに男を誘うための――艶やかというよりは下品な恰好をした商売女たちだ。

「あら、ボクどうしたの?道に迷っちゃった?」

とはいえ、ホウセンを客だとは思わなかったか、
近場に腰かけていた娼婦がやや、小ばかにしたようにあなたに声をかけた。

ホウセン > 鼻腔に飛び込んで来る猥雑な匂いは、確かに決して芳しいと表現する事はできないのだけれど、それはそれで”あり”なのだ。高級で、上品で、非の打ち所のないものだけが遊興の対象という訳ではなく、趣があれば愉しんでしまえる手合い。値踏みするような視線に晒されている小柄な存在は、そういう雑食で、ともすれば悪食の類だった。

「うむ、邪魔するのぅ。この店で一番の娘を所望したいのじゃが… 嗚呼、支払いは心配するでない。」

流石に食指が動くかどうか、それこそ餓死しそうな寸前に、それでも手を伸ばすか即答できなさそうな女主人に、来訪の目的を告げる。この姿で過ごすようになって数十年。最寄の娼婦に見られる反応も慣れたものだ。怒るでもなく、さりとて無反応でもなく。目鼻立ちのすっきりとした顔を、女へと向ける。

「呵々っ!いいや、迷ってはおらぬ。どちらかといえば、現世から足を踏み外してしまわんばかりに惑わせてくれるような娘を見つけられぬか…とは思っておるが。お主なら、それが叶うかのぅ?」

妖仙の服装は、この国では奇矯だろうが、中身はまずまず。後十年もすれば一角の美丈夫になるだろうという、先物物件風。観察も値踏みも構わぬが、己の側にもその権利はあるだろうと、商売柄扇情的な服装をしているであろう女を、遠慮のない好色な視線で嘗め回す。

ヴィヴィアン > 『その声色はガキか……支払いって、本当にカネは持っているんだろうね。』
『あぁ、身なりはよさそうだよ。たぶん、東の貴族かなんかだろ。』

どうやら、女主人は目が見えていないらしく娼婦からの伝言を聞いてから、ようやくそうかそうかと頷くと、
傍らに置いてあった煙管を震える手で口に咥えてにたりと笑い。

『……じゃあ、そうさね。一番新入りの娘に相手させてやろうか。ヴィヴィアン、ヴィヴィアンはいるかね。』
「はいはい、此処にいますってば。」

老婆の声に応じて、ヴィヴィアンなる娘――。
先ほど、店に入ってきたあなたに声をかけた、一人の娼婦が気だるげに声をあげる。
新入りを宛がわれるなど、やはり子供と舐められているのか……そう思うかも知れないが、
この娘をよくよく見れば、化粧こそやや濃いモノの、顔立ちはすらりと通っており――十二分に上玉と言える美貌の持ち主。

体つきも女性的な起伏に富んでおり、こんな場末の酒場にいるには少々もったいないともいえる。

『この娘、ハイブラゼールで働いてたんだが、いまはちょっと事情があってこっちで預かっててね。
 向こうじゃ、それなりに名は通ってたそうだ。坊ちゃんがそこまでいうなら一丁、遊んでもらってはどうさね。』

「えー? ワタシ女の子が相手が専門なんだけどー。まァ――。」

ヴィヴィアンはぶつくさと文句を言いながら、値踏みするような視線を貴方に向け――。

「この子なら、遊んであげてもいいかなぁ。
 たまには、男相手ってのもわるかないし。」

まるで自分が客ででもあるかのような言葉を吐くのだった。