2016/12/10 のログ
ご案内:「貧民地区 /劇場」にノアさんが現れました。
■ノア > 日付が変わってもなお賑やかな、貧民地区歓楽街。今夜もまだまだ眠れそうになくて、街を散策.. ふらり立ち寄った古い劇場の二階、二人掛けのテーブル席で酒を煽っていた。
( あーあ..... 内側でやればいいのに、こんなとこ来るから.. )
一階のステージで野次やらゴミやらを投げ付けられながら、懸命にバイオリンを演奏する男を眺め。此処より王都の内側、平民地区の広場か何処かで演奏した方が余程マシだったろうと.. 同情しつつ、演奏に耳を澄ませた。
■ノア > 『 引っ込んでろ !! 』だ『 さっきのネーちゃん出せコラ !! 』だのと散々野次られながらも一曲引き終えた男に、二階席から一人ぱちぱちと緩やかな拍手を送る.. が、露出の高い衣装を身に纏う踊り子の登場に場内は湧き、虚しくかき消されてしまった。
「 .....ま、当然ね.. 」
一枚、また一枚、と布を床に落としていきながら妖艶に舞う踊り子に、夢中で群がる男達。そんな当然の光景に小さく吹き出しつつ、また一口。
■ノア > はらりはらりと薄い布が舞い落ちる度、場内に野太い歓声が響く。やがて踊り子の身体にはアクセサリーだけが残り、踊りも更に淫靡なものへ。
( ん、あのアンクレット素敵.. わぁ、流石引き締まった身体ー )
酒を煽りながら、ダンスと云う名のストリップを眺めた。セクシーな仕草やスタイルの良さ、華やかなアクセサリーなんかに関心を向ける同性目線。
「 身体柔かっ.. 」
■ノア > ストリップが終わった後も、替わる替わるショーガール達がステージを彩り。チープで思わず笑ってしまうエロコメディ演劇や 華やかなラインダンス等、其の出し物の数々は女でも楽しめるものだった。
やがて、ふわふわ心地好く酔いも回り始め.. 手のひらで口元覆い小さな欠伸を漏らすと、席を立ちローブを羽織る。緩やかな歩調で階段を下り支配人へと歩み寄れば
「 ご馳走さま、素敵なショーが観れて愉しかった。」
そう短く告げて代金を支払い。直後 自分をショーガールだと勘違いした酔っ払いに背後から抱き着かれるも、足の甲へ鋭いヒールをお見舞いし対処。ひらひら指先揺らし「 おやすみなさい♡ 」などと.. 無邪気に笑って劇場を後にした。
ご案内:「貧民地区 /劇場」からノアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にシエルさんが現れました。
■シエル > 「…あれ?」
使いを澄ませ、家へと帰る道すがら。
ふと迷い込んだ路地で少年は声をあげた。
間違えたかな?と周囲を確認。
店から漏れる美味しそうな匂いと、男性を誘おうと着飾った女性達。
酒場と娼館の混じったその場所はあまり見覚えがない。
どうやら間違えたらしい。
治安もそれほどよくないし、引き返すべきかなとキョロキョロと周囲を見回し、道を確認している…。
傍から見れば、あまり慣れた様子には見えないかもしれない。
■シエル > やがて、やってきた道を見つけると駆け足で引き返していった…。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からシエルさんが去りました。