2016/12/07 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にステファンさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からステファンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にスヴェンさんが現れました。
スヴェン > 夜が更けてなお活気のある貧民地区の歓楽街
夜風の冷たさに身を震わせながら行きつけの酒場へ足を踏み入れれば、店内はあらゆるものが散乱していて、
店主と店員が散らかった酒瓶にテーブル、椅子などを片付けるのに掛かりっきりであった

「うわ…喧嘩かこれ…良かった巻き込まれなくて…」

店主に喧嘩のあらましなどを聞けばご愁傷様、とぽんぽん、と肩を叩き、荒れていないカウンターの隅に腰を下ろす
割れていないグラスと、まだ酒の残った瓶を拾い上げればグラスに注ぎ勝手にグラスを傾け始める

「勝手にやっから…片付けしててくれて構わんよ
 少し飲んだら勝手に帰るから…」

金貨が幾らか入った革袋を店主の方へ投げて渡す
酒の料金には少々、多いのだがそこは見舞金、と笑って受け取らせ、手酌で勝手に酒を飲んでいた

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にノアさんが現れました。
ノア > 今日も今日とて夜の歓楽街を彷徨いて、ふらりと一軒の酒場に入ると.. それはもう悲惨な光景で、片付けに夢中な店員達に眉を下げ

「 えっ、と.. また来るね ? 」

今は接客どころじゃなさそうだと踵を返すも、チラ と緩やかに波打つ白髪を視界に捉え、まるでターンするかのような動きで店内に向き直り

「 ── っと、やっぱ前言撤回。邪魔しないから、ちょっとだけ寄らせてっ 」

カウンターの隅、手酌で酒を飲んでいる人物へ.. 障害物を避けつつ歩み寄り、斜め後ろから其の顔を覗き込んだ。

「 .....やっぱり、久しぶり。」

スヴェン > 空になった酒瓶をカウンターテーブルに置けば、手を伸ばしまた酒瓶を取りグラスに注ぐ
掃除と片付けを続ける店主たちに背を向けながらちびちびと酒を舐めた
不意に声がかかれば、ちらり、とそちらへ視線を向けた。一度、抱いた女を見間違えるはずもなく

「や…奇遇だな。流石に今日は服をちゃんと着てるんだな…
 まあ、それは俺もだけど…」

冗談を口にしながら、座ったらどう?と彼女に椅子を勧めて、転がっているグラスを拾い上げる
ふっ、とグラスに息を吹きかけて埃を落とすようにすれば、テーブルに置いた

「今夜は大したものは出ないようだけど…
 何邪魔にならないように、隅で飲んでる分には構わないだろ…」

なあ、店主?と笑いながら掃除を続ける店主に声をかければ店主は肩を竦めて笑ってみせた

ノア > 「 ほんと、服なんて着てるから顔見るまで自信なくてね。ふふ 」

くすくすと肩揺らしつつ、此方も同様に冗談を返すと.. 後ろの方で真っ赤に頬を染めた店員の女が、動揺してか新たにグラスを割った。そんな事にも気付かず、促されるまま隣に腰掛け。

「 ありがと、まさか二度目のデートも貸し切りだなんてね♡ 」

前回の水浴び場に続き、今回も客は二人だけだと。偶然をポジティブに変換しつつ、グラスに手を掛け「 それ頂戴 ? 」と酒を強請った。注いで貰うか手酌か、どちらにせよ貴方と同じ酒が注がれたグラスを軽く持ち上げ

「 偶然の再会に、乾杯っ 」