2016/12/04 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区路地裏」にリリアさんが現れました。
リリア > (よろよろ、と虚ろな目と酔っぱらいの如き足取りをした少年が路地裏を出て行く。その様は非常に危なっかしく・・・怪しげなクスリでも使った/使われたのではないか、と思える程であった。・・・けれど、彼に声を賭けるものはおらず、ふらふら・・・と危なっかしい様子で少年はどこかへと立ち去っていく。)

――ごちそうさま。

(そして、その少年をそんな 危なっかしい 状態に追い込んだ張本人はそのまま路地裏に佇み、少年が立ち去るのを見送っていた。
漆黒のローブを身にまとい、妖しげに笑うその少女の正体は吸血鬼、と呼ばれる魔族である。先程怪しい足取りで路地裏を出ていった少年・・・ふと町中でたまたま見かけた少年であるのだが、結構好みな容姿をしていたので、つい誘惑して、この人目の少ない路地裏に誘い込み・・・血を少々頂いた。それが先程の少年の危ない足取りの正体である。血と一緒に生気も多少頂いているので、あの危なっかしい足取りと相成った訳である。
口元に血の痕を残した吸血鬼は布でその痕を拭い取る。 しかし、これだけでは物足りない。もう少し何か欲しい・・・。そんな欲望を胸に抱きつつ、吸血鬼は路地に潜む。先程の子は美味しいには美味しかった。けれど、少々味が薄かった。これだけでは空腹は満たされない・・・。)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区路地裏」にアデリータさんが現れました。