2016/08/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区酒場」にリリアさんが現れました。
■リリア > ・・・だらしないですわね。
(ドサリ、と真っ赤になった顔でカウンターに突っ伏すのはガタイの良い冒険者。それをワインを口に含みながら見下ろすのはほんのり頬を赤くした銀髪のお嬢様、といった風貌の少女。どうやら、世間知らずのお嬢様 と、高をくくったその酒で酔いつぶれた冒険者は少女を酔い潰し、美味しく頂いてしまおう、なんて画策していたようであるが、予想外に少女が酒に強く、その上にこの程度なのか、と煽り、そろそろ逃げようとすればその前にグラスに酒を注ぎ、逃げられない空気を作り・・・そうして、逆にその冒険者を弄び、良い潰してしまったのが現状のようだ。しかし、思っていたよりその冒険者が酒に弱かったのか、少女はつまらなそうにしていて。こちらもいい感じに酔が回ってきて、もう少し付き合ってくれたなら、彼の話術によっては少しくらい考えてあげても良かったのだけど・・・残念。店員によって酔いつぶれたその冒険者は隅っこに放り出された。 ――嬢ちゃん、程々にしてくれよ。 なんて、主人に言われれば あはは、と苦笑いを浮かべて)
・・・もう少し、付き合って欲しかったですねぇ。
(なんて、つまらなそうに、寂しそうに口をとがらせる。いい感じに酒が回ってきた頃に酔いつぶれてしまったのだ。なんとなく、寂しいものもある。むぅ、と不機嫌そうにワインを軽く揺らして。)