2016/05/23 のログ
ご案内:「貧民地区 とある宿」にカレリアさんが現れました。
ご案内:「貧民地区 とある宿」に名無しの少女さんが現れました。
カレリア > 貧民地区の宿のその一室
少しソワソワしながら部屋の中で何かを待っている

「ちゃんと来てくれると良いんですが…」

きちんと約束はしているのだからすっぽかされることは無い筈
それは分かっていても思わず心配になってしまう
今日伝えたい内容が内容なのである

「…小さな生娘でもあるまいし、情けないですわね……」

客観的に見て少し自分を落ち着かせる
扉の方を眺め椅子に腰かけ…ゆっくり水でも飲もう

名無しの少女 > 呼びだされた少女は、貧民地区の地理なら知り尽くしている。
特に迷うこともなく、呼び出しに応じて部屋の前までやってきた。
コンコン、と部屋をノックして
「カレリア、き、来たよ。」
と声をかける。普段なら返事を待って入るところだが、今日はちょっとしたいたずらを思いついた。

恐らく入るように言われるはずだが、それを聞けば、扉を開けると同時に壁の陰に隠れた。
不審に思って近づいてきたら飛び出して驚かせようという魂胆である。
開いた扉から隠れる動きが見えていただろうし、服の裾や楽しげに揺れるしっぽが壁からはみ出ているのには気づかない。
自分ではうまく隠れたつもりで、カレリアの驚いた顔を想像してくすくすと笑いを漏らしている。

カレリア > 「カースド…♪えぇ、入ってください?」

思わず機嫌よく答えてしまい口元を抑える
何を浮かれてるのか…少し、いやかなり恥ずかしい
扉を開ければそこには待ちわびた彼女が……

「あら?」

居ない
声もノック音も、ましてや扉が開いたのに一番重要な部分が欠けている
と、よく耳をすませば何かクスクスと声が聞こえ壁の端から色々はみ出ている

「……カースド?どうしたんですのー?」

気付かないフリをしてそのまま扉の方へ
カースドが楽し気に何かしようとしているのだからそれに乗っかろう
信頼のせいか全く警戒もせず歩き出す

名無しの少女 > 近づいてくる足音、バレないように手で口を押さえるが、それでも笑うのは止められない。
ドアのすぐそばまで来たのがわかると、壁の陰から飛び出して。
「わぁ!」
と声を上げながら抱きつこうとする。大声を出すのに慣れていないのか、大した声量ではないのだが、少女としては精一杯らしい。
「えへー。カレ、リア、おど、驚い、たー?」
いたずらは大成功のつもりなのだろう、満足気な顔で、カレリアを見上げる。

カレリア > 「わっ…!」

扉のすぐ近くで勢いよく抱き着かれる
しっかりとカースドを抱きしめ返しながらできるだけ自然に驚いたフリをする…だって

「もう、びっくりしましたわカースド…あまり怖がらせないでくださいませ?」

とても満足げに悪戯の感想を聞く表情を見れば分かってたなんて言えない
にしてもまさかこんな悪戯をするなんて…それだけ信頼されてるのかと思えば思わず頬が緩む
クシクシと頭を撫でながらカースドと室内へ、ゆっくり扉を閉めた

名無しの少女 > 「えへー、ご、ごめん、ねー。」
嬉しそうに口だけで謝る。頭を撫でられると、猫がするように目を細めた。本物の猫ならゴロゴロと喉を鳴らしていることだろう。

カレリアにくっついたまま室内へと足を踏み入れる。
「きょ、今日、は、何、するのー?買って、くれ、る、の?」
たっぷり頬を擦りつけてから、見上げて首をかしげる。
何の用があるのかはまだ聞いていない。いつものように買ってもらえるのだろうか?

カレリア > 「良いですわよ、びっくりしただけですもの♪」

特に咎める気はない
むしろ元気があっていい事、もっと悪戯を仕掛けてきても怒るなんてありえない
目を細め猫のようにゴロゴロとなくカースド…これを見ているだけで癒されてしまう

「もちろん買いますわ、でも…もう一つ良いお知らせを持ってきましたの♪」

ニヤリと笑いカースドを椅子に座らせる
きっと彼女にとっては朗報…の筈、間違いない
対面に腰かけもったいつけるのもあれなのですぐに言ってしまおう

「カースド…貴女の身体の傷、全部無くす目途が立ちましたの。」

名無しの少女 > 「うん、な、なあ、に?」
椅子に座って、良い知らせとやらにもう一度首をかしげる。
買ってくれるだけで良い知らせなのに、何があるのか、尻尾がパタパタと椅子の肘掛けを叩く。

そして、知らせの内容に
「え…?」
最初は言っている意味がわからなかったが、数秒経って理解する。
「え、と……カース…えと…わ、わた、しの、体、な、治る、の?
ゆ、び、とか、目、も?や、やけど、とか、も?」
自分の手を見やる。7本しかない手の指と、手首までを覆う火傷痕、これが本当に?
「えと、え、と……じゃ、じゃあ、ね、えと……な、治った、ら、わ、た、し、もね。
や、やく、そく、守る、よ、えと…こ、こんなに、はやい、とは、お、思わなか、かった、けど…。」
全ての傷を治してくれれば、なんでもいうことを聞く、そういう約束だ。

カレリア > 「こんな大事な話でうそなんて言いませんわ♪
指も眼も肌も何もかも、この考えなら全部綺麗に治りますわよ?」

理解がまだ追いついていないのか不思議そうな表情を浮かべている
けれどもこれは全て本当の事、しっかりと伝わったのを見ればまた口を開き

「約束はまた後で、方法もきちんと言いますわ。
けど…先ずは、カースドは嬉しいですか?」

約束も重要だがそんな事よりなによりカースドの今の気持ちの方が気になる
傷を負ってしまっていて諦めていたのかもしれないがやはり女性
それもまだ小さい子供のカースドにとっては辛い現実だったはず
その悩みが消える…それをカースド自身がどう感じるか、そこが一番重要なわけで

名無しの少女 > 「う、うん…え、とね…か、カレリア、に、期待、して、なか、った、わけ、じゃない、よ。
でも、な、治る、なんて、思って、なかった、から。ず、ずっと、この、まま、だし、け、怪我、して、なかった、ころなんて、お、覚えて、なかった、から…。」
手が右目に触れる。手で覆っても、視界には何の影響もない、見えていないのだから。
両目が見えていた頃の記憶も、指が全てそろっていた頃の記憶もない、少女は自分の心を守るために、無意識に過去の記憶を捨てることを選んだ。

「えっと、ね……。よ、よく、わかん、ない…け、怪我してない、って、ど、どんな、感じ、だろう……。ちょっ、ぴり、怖い、かな…。
でも、ね。カレリア、が、してくれる、こと、なら、な、何でも、嬉しい、よ。あのね…えと、えと……あ、あり、がと。わたし、の、ために、な、治し、方、見つけて、くれて…。」
少女は傷の治療をほとんど諦めていた。健常だった頃の記憶はないため、治したらどうなるかすら考えたこともない。
そのため、急に全て治せると言われても、困惑の色が強かった。
喜ぶのは、自分のためにカレリアがその方法を探してくれたことの方だった。

カレリア > 「まぁ、高位のヒーラーでもないですしその気持ちは分かりますわ。」

ガチガチの戦士に魔術を使って魔物を倒せと言うようなもの
専門外の事なので期待も正直できなかっただろう
だが…それでもやってのける、乙女の執念はそこまで甘くはない

「……大丈夫ですわよカースド。
貴女が理不尽に奪われたものを取り返すだけなんですから、怖い事なんて何もありませんわ♪」

表情は人枠の色が強く喜びよりも動揺がかなり大きい
まぁ…いきなりこんな事言いだした自分にかなり非が有るのでどうにかしたい

「あぁそれと、今回の治療にはタマモも……協力してくださいますの。
カースドのおかげであのめぎ…彼女とも和解できましたわ♪」

きっとこれなら喜んでもらえるだろうか…とそんなことを言い出す
まだ言葉の所々に不穏な単語が見え隠れするが…正直感謝はしている
なのでタマモの手柄でもあるときちんと言っておく……こんなのは今回だけ、そう自分に言い聞かせながら

名無しの少女 > 「そ、っか。か、カレリア、がね、言う、なら、こ、怖く、ない、ね。ゆ、指、が、全部、ある、と、文字、きれい、に書け、たり、するかな?
あの、ね、ぜ、全部、なお、ったら、わたし、を、ずっと、買って、くれる、よね。そ、それ、なら、したい、こと、が、あるの。」
根本が僅かに残るのみの左手の薬指、それを弄りながら。少し遠慮がちに、上目遣いにカレリアの顔を見つめた。

「タマ、モ、も?わ、かい、って、えと、仲、直り、出来たん、だね。
えへへ、や、やっぱり、ふたり、とも、良い、人、だから、ともだち、に、なれる、って、お、思って、んだ。」
にへら、と少女の顔がゆるんだ笑みを浮かべる。
「えへー♪」

カレリア > 「もちろん持って綺麗に書けますし物も扱いやすくなりますわ♪
したい事…ですの?」

左手の薬指、元は有ったのであろうその部分に触れながらこちらを見つめるカースド
そうぞうは何となく、フワッとした予想はたてたが…そうでなかった時のダメージが大きいため口には出せない

「えぇ…仲直り、ですわね…♪」

少々苦笑を浮かべてしまうがカースドが嬉しそうなので良かった
実際問題負けて悔しいだけなのだから自分が我慢するべき事、今回の件に関してもタマモが居なければ成立もしない
これをきに親交を深めるのもいいだろう…そしてあの尻尾を何本か貰おう

「あ、それと後でカースドの血と髪の毛を少々いただきますわ。治療に欠かせないので♪」

二ヘラと笑うカースドの頬に手を当て、撫でる
難しい話はこれで終わり…と伝える為に

名無しの少女 > 「えっと、ね…、た、タマモ、が、くれ、た、本に、書いてあった、ん、だけど…。
あの、ね、け、けっこん、して、くれる、かな…?けっこん、する、とね、ず、ずっと、しあわせ、で暮らせる、んだって。
おはなし、がね、ふたり、は、けっこん、して、ずっと、しあ、わせ、でくらし、ました、って、おわる、から…。
カレリア、がね、し、しあわせ、だと、わたし、も…えと…うれ、しい、から、わたし、でね、しあわせ、に、なって、欲しい、の。」
因果を読み違えているのだろう、結婚をすると幸せに暮らせるようになると思っている。
結婚が実際にはどういうものかはあまりわかっていないようだ。結婚の相手として自分を使って幸せになって欲しいということだろう。

「うん、タマモ、はね、い、っぱい、えっち、だけど、いい、人、だから、ね。」
苦笑の意味を理解していないのか、純粋に嬉しそうだ。自分が好きな人が誰かから嫌われているのは、嫌っているのが大好きな人でも、やはり悲しかったのだろう。
「ち、と、かみ?いい、よ、ぜ、ぜんぶ、は、だめ、だけど、いく、ら、でも、あげる。ね、抱っこ、してー。」
両手を伸ばしてせがむ。合図を理解して、甘えようとしているようだ。

カレリア > 「結婚…ですの?
その、カースドは良いんですの?そもそも私も女性ですし…」

声が震えてしまう
予想がぴったりと当たった…
今回だけは言っておかなければ、ありがとうタマモ。今度好物でもぶつけに行こう
しかし結婚…良いのだろうか?
多分ネスは許してくれるだろうがカースドは結婚の意味をしっかり理解していないかも?
だが、そこもしっかり教えてそれでもそう言ってくれるのなら…自分は断れないだろう

「エッチと言うより…何も考えてない気がしますわ。」

本能に従って生きてる感じがする
少なくとも自分がそう思っているのだが…まぁこれからはもう少し良い面も見ていこう
カースドの前で喧嘩なんてしたら惨状になってしまう

「す、少しでいいんですからね?
ふふ…えぇ、いいですわよ♪」

全部なんてそんな事はしない
腕を広げてせがむカースドの元へ行き抱きしめる
少し肉体を強化し持ち上げ…そのままベッドへ腰かける

名無しの少女 > 「えと……おんな、どうし、だと、けっこん、で、でき、ない、の?あの、ね、けっこんした、ら、おはなし、終わっちゃう、から、な、なに、する、のか、わ、わかんない、んだ。
でも、ね、わたし、はね、かれりあ、が、しあわせ、に、な、なる、なら、いいよ。た、たぶん、ね、わたし、も、しあ、わせ、に、なる、から。」
果たして予想通り、少女は結婚の意味は理解していない。ただ純粋に幸せになる手段として見ている。
何か妙なことでも言ってしまったのだろうか、と、不安そうな顔になる。

「そう、かなぁ…?いろ、いろ、お、教えて、くれ、たよ?さかな、の、とりかた、とか、あと、森で、たべもの、さがし、方、とか。あと、ね、さいほう、っていうの、布、の、ぬいかた、とか。」
自分よりずっと物を知っていて、何でも教えてくれる。そんなタマモが本能だけで動いてるとは少女には考えづらかった。
不思議そうに、カレリアを見つめる。

「えへー…。カレリア、はね、わ、たしを、買った、から、好きに、して、良いよー。」
ベッドまで運ばれる。その意味を理解して続きを期待しながら、体の力を抜いてなすがままに任せる。

カレリア > 「できない事はないですが……なら、私と婚約しましょうか♪
結婚の約束で結婚寸前の二人と言う意味ですわよ♪」

少し自分自身の事を軽く見ている感もあるが知らないのだから仕方ない
これから覚えればいい…安心させるためにも笑顔を浮かべ

「まぁ知識もありますが、彼女どちらかと言うとやりたいことしかしないでしょう?
カースドに教えたのもそうしたかったからだと思いますわ。」

腹が減ったと山賊のアジトに台所を借りに来る輩を思慮深いとは認めたくない
本能だけと言うより本能と身体がかなり直結していると言った方が正しいかも?
まぁ悪い事でもないので良いと言えばいいのだが

「好きにですか、そんな事言ったら危ないですわよ?
私にとっても変な事されるかもですわ♪」

軽いキスをしながらそんな事を言ってみる
信頼されている…だからこんなに身を委ねてくれている
それが更に愛しさを増大させる、離してなるかとしっかりと抱きしめながらカースドの感触とキスを楽しむ

名無しの少女 > 「こん、やく?うん、わか、った。でも、カレリア、がね、したく、なったら、い、いつ、でも、けっこんして、いいからね?」
どうして寸前で止まる必要があるのかはわからないが、カレリアが言うことならそれが正しいのだろう、と少女は従順にうなずいた。

「えー、とね……。そ、そう、かも。で、も、じゃあ、カレ、リアは、や、やりたくないことも、するの?
だい、じょうぶ?わた、し、と会うの、やりたく、なかっ、たり、しない?」
タマモはやりたいことしかやらない。ということから逆算すれば、カレリアはそうでないということになる。
実は迷惑だったのではないか、と急に不安になってしまう。

「んっ……いい、よ…カレリア、なら、な、何、され、ても、わたし、う、嬉しい、から…。
ちゅっ……♥んっ…ちゅる…♥♥」
キスを重ねるうちに、少女の発情スイッチが入ってしまう。目が蕩け始める。
布越しに、少女の薄い胸の頂きに固いものの感触を覚えることだろう。

カレリア > 「た、楽しみにしていますわね…♪」

とても危ない事を言われた気がする
とりあえずカースドには自分をもっと大事にすることも教えなければ

「それはまぁ、生きていく上では必要な事ですわ。
…カースドと会うのが嫌だったら、どうして私はこんなにカースド会ってるんでしょうねぇ?」

とても見当違いな事を言い出したので頬をちょっとグニグニ
誰が会うのも嫌な相手の怪我を治そうと走り回ったりするものか
カースドと会うのはいうなれば癒し、迷惑とは対極側である

「そんな事まで言って…襲ってしまいそうですわ……んむ、ちゅ…♪」

キスを初めて数分もしないうちに表情が蕩け始めたのが分かる
腕に寄り添うように絡まる尻尾もその合図、カースドをベッドに下し服越しでも分かるほど固くなったそれを指先で撫で、揉んでいく

「キスだけでこんなになるなんて…厭らしいですわね、カースド♪」

名無しの少女 > 「うん、わたし、はね、いつ、でも、いい、から、ね。」
自分を大事にするよう教えられても、少女がこの約束を無効にすることはないだろう。
初めて出会った瞬間から、カレリアはいつも少女の一番なのだから。

「うぅ…よ、よく、わかん、ない…。え、とね…カレ、リアは、えと…わた、し、のこと、好き、なんだよ、ね?
わたし、はね、いち、ばん、あいしてる、よ?」
頬を指で弄くられながら、返ってきた問いには答えられないでいる。
何せ理解できないままに組み上げられた論理なのだ、そこに更に質問されても少女は混乱するばかり。
とにかく一番確認しておきたいことを聞くだけで精一杯。

「はむ…♥ちゅ……♥♥うん…おそって…♥♥い、いっぱい、えっち、なこと、して、いいよ…♥♥
ふぁ……♥うん…♥わ、たし、はね……♥♥え、えっち、な、めすねこ、なの…♥♥ちゅー、する、とね…す、すぐ、えっち、になっちゃう、の……♥♥」
赤くなった頬、吐き出す甘い息、少女が発情していることを示すサインの数々。
服越しではもどかしくなったのか、腕を抜いてから、服を脱ぎ捨てた。
下腹部の真新しい皮膚はすでに赤く火照っている。乳首と陰核が存在を主張するようにピンと立ち上がっていた。