2016/04/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にアラミルさんが現れました。
■アラミル > 「………うーん………」
深夜。暗い路地で少女がため息をついていた
理由は簡単
「ひまだなぁ……」
ぽつり、と呟く。お腹は数日分満たされている。のだが…
そうなると彼女には特にやることがない
いつもは人を襲うだけだからお金はいらないし、服飾にも興味はない
なので彼女は路地裏に積まれたごみの上でぱたぱたと脚を振って眠気が来るのを待っているのだ
■アラミル > 「……溜めとけるわけでもないのが、不便よね…」
掌にぽふ、とガスを生み出す。それは相手に向ければ強烈な催淫と麻痺をもたらすものだが…
(ほん、と……なんで、私…)
こんなに中途半端のか、と。全力でガスが出せるのが1日1回、しかもストックできるわけではないらしく何日か使わなくても1日1回のルールは変わらないようだ
(……ほんとーの、サキュバスなら、なぁ…)
暇だからこそ暗い思考がはびこり、自然と俯き…光に反射する銀の髪がゆらゆらと揺れる…
■アラミル > ……。
(なんだか釈然としないまま…ぶす、とした顔で路地裏で丸まって眠るだろう)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からアラミルさんが去りました。