2015/11/23 のログ
シオン > 遠くのほうで何かが壊れる音がして人の怒鳴り声が聞こえた。雰囲気からしてたぶん酔っ払い同士の喧嘩だろう。自分に関係ない人の喧嘩に巻き込まれるのはごめんだと少しその場を離れていき、喧嘩の声が聞こえないところまで移動して大きくため息をつく。

「一仕事言終えて休憩してるんだから邪魔しないで欲しいな」

喧嘩ぐらいなら貧民地区に限らず、特に夜遅い時間には良くあること。酒場などで酒盛りをしてる人も多い、つまりは酔っ払いが増える。別に酒で酔うのはかまわないが、人に迷惑かけるのは駄目だろう。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にマルティナさんが現れました。
マルティナ > 「うわーん…。どこですかここー……。」

泣きが入りながらだが、走る。
日が落ちる前に買い物を済ます事が出来て、観光がてらあちこち歩き回っていたら案の定というか酔っぱらいに絡まれた。
あんまり大事にしたくもないしとにかく逃げまわっていたのだが、完全に現在地を見失ってしまっていた。
走り回っている間、首飾りが肌や乳首に擦れて痛む事もありつい泣き言が出てしまう。
そして後ろを振り返りながら走っていると、目の前に小柄な少年の人影がある事に気づかずぶつかりそうになっていた。

シオン > 声と気配が傍に現れたことに気が付けば、反射的に自分に突っ込んでくる身体を避けることには成功した。避けることに成功しただけで傍の壁に背をつけてしまい、背中が見事なまでに汚れた。

「うあ、失敗した……しょうがないな、ここは貧民地区、平民地区ならあっち、富裕地区ならあっち」

迷子になっている人を見過ごすことは出来なかったので、指を指して教えてやるがいろいろと細い道が多いので下手にわき道に入るとまた迷子になるかもしれない。
でもこんな時間に泣き言を叫びながら走るのは危ないと思う。ここの人がいますよと教えているようなもんだ…野太い男の声だったら近寄る人はいないだろうが…。

マルティナ > 「ご、ごめんなさい大丈夫でしたか?」

幸い相手の方が避けてくれたようで助かったが、これで目の前にいたのが動きの鈍い老人であったら危うく轢いてしまうところであった。

「本当に、ごめんなさい…。あー…、この辺りは来たばかりで、そう言われてもあんまりよく分からないんです…。」

よく見ると少年は背中を汚してしまったようである。
なのに親切にも道まで教えてもらってしまった。
ますます申し訳無さが募る。

「あ、あの、せめてお背中の汚れを払いますので…。」

背中の汚れをはたこうと、少年へと手を伸ばす。

シオン > 来たばかりで分からないと言われれば、仕事も終わっていることだしある程度分かりやすい道まで案内してあげよう。
特にここにいる用事も無いのだし、問題ないだろう…たぶん。

「別に後は家に帰るだけなんだからあんまり気にしないんだけど…お願いできる?」

途中人とすれ違いぶつかって相手を汚してしまう可能性もあるし、妙に汚れていると同棲中の彼女が心配するかもしれない。何より相手の気が晴れるだろう。

マルティナ > 怒っている様子もなく、ほっとしながら少年の背中をはたく。

「あぁ…、本当に何から何まで…。この御恩にはいつか報います…。」

お礼をいいながら背中の汚れを払っていくが、泥のような汚れがついてしまっていて結局薄くはなったものの黒ずみは残ってしまっていた。

「とりあえずは、やれるだけやりました…。あの、私はマルティナ・ラーゲルフェルトといいます。よろしければお名前を伺っても?」

事故になりかけた上自分の姿を見ても何も言わず道案内までしてもらっては、こちらも礼を尽くさねばいけないと思った。

シオン > 「別に恩を売ろうと思ってるわけじゃないし、それと道に迷ってるんだよね、平民地区の大通りまでなら連れて行けるけど…


本当に親切な人なら相手の行きたい場所まで連れて行くのだろうが、流石にこの時間でそこまでしてあげるほど人が良いわけでもなかった。
仕事終わりであると言うことも原因なのだが…。

「名前はシオン、一応何でも屋とかやってるんだけど、仕事の依頼は今はちょっと常連さん以外はあんまり受けてないんだ」

戦争関連で物騒うない間は王都以外での仕事も引き受けないし、あまり危ないことはしないようにと恋人のついこの間注意されたばかりなのだった。
相手に格好はあまり普通ではないが、逆に普通じゃないことには理由があるんだろう。

マルティナ > 「シオンさんですね。はい、そこまで案内して頂ければ十分です……。ぐすっ…、ご、ごめんなさい。こんな親切な方がいるなんて嬉しくてつい…。」

まさかここまで普通の対応をしてくれる人がいるとはと感激。
思わず涙ぐみ、グローブのまま目元を拭う。
しかし、後ろから酔っぱらいの怒声が迫る。

「嘘…、もう追いついてきた…!?」

体を触られそうになったのをちょっと嫌がっただけでこの執念。
酔っぱらい恐るべし。

「ご、ごめんなさいっ。あ、あのっ、失礼します!」

一瞬迷った後、一言謝りシオンを抱き上げ走りだす。
わざわざ抱き上げたのは、道案内をさせる上に走らせてしまっては申し訳ないからだ。

シオン > 泣くほどでもないと思うのだが、よほど親切にされるのに慣れてないのだろうか。
酔っ払いの声に反応する相手は酔っ払いに追いかけられるなんて何をしたのだろうか?
面倒に巻き込まれるのは嫌だった。
身軽さに自身はあるし、相手も先ほど走ってきた速度は速かったし、十分逃げれるだろうと一緒に走り出そうと思ったら抱き上げられた。

「自分で走れるってば、それにこのまま平民地区の大通りに出れば安全だってば…」

と言うか、迷子になってるのに無闇に逃げて自分までも知らない場所に連れてこられたら困る。
屋根の上にでも上がって見渡せば迷うことは滅多にないが、人前であんまりやりたい行為ではない。

マルティナ > 「いっ、いえ!そこまでさせてしまう訳にはっ!」

こう見えても体力はかなり自信がある。
大男を担いで、とでもなればともかく少年を一人抱き上げた程度ではそこまで大きな負担ではない。

「と、とりあえず、案内だけよろしくおねがいしますっ!」

そう言いながらも走り続けている。
そして今まではなるべく人目をさけていたが、酔っぱらいを撒くために少し人の多い道へと出た。

シオン > 自分で走るより、抱えられては知るほうが道が分かりにくい。
走りながらこのあたりの地図を頭の中に浮かべながら、本当に分かりにくい。

「そこを右…そしたらしばらく直進」

この格好で人通りに多い場所には長く居たくはない…周りが興味の視線を向けるだろうから仕事に影響出る可能性もある。
平民地区に出たら、無理やりにでも自分の足で立つ。

マルティナ > 「は、はいっ!あの、しっかり掴まってて…!」

人をかわしながら走ると左右に揺られるもので、腕の中のシオンが投げ出されないよう声をかけながら疾走する。
追いかけてくる酔っぱらいもとりあえずは見えなくなったが、撒くために必要以上に目立ってしまったかもしれない。
大事にしたくないから何もせず逃げ出したのに本末転倒気味になってしまった。
そしてまた少し走るとようやくシオンを下ろし。

「はぁ、はぁ…、も、もう大丈夫ですよね…?ごめんなさいこんなことに巻き込んでしまって…。」

ここまでシオンを抱き上げながら走ると、流石に少し呼吸が乱れ汗も噴き出す。
グローブやブーツの中が蒸れて嫌だなあとは思うが、恩人とでもいえる人物を自分に付きあわせて走らせるのはそれだけ躊躇われる事であった。

シオン > しばらく走ればやっと降ろして貰えた。
自分で走るよりよほど疲れた気がした、特に精神的な面で…。

「はぁ、ここまでくればあと少しで平民地区の通りに出れるかな」

地区分けされているとは言え、しっかりとした境界があるわけではないし、全ての地区は繋がっている。
軽く身体を伸ばして抱きかかえられて固まっていた筋肉を軽く解す。

「もう追っては来ないと思うけど、行こう」

酔っ払いにそこまでの根性はないと思うが、また同じことをするはめになるのはごめんだ。
相手の先に立って平民地区へと行く道を歩き出す。

マルティナ > 「は、はい。よろしくおねがいします。」

息を整えると今度は大人しくシオンの後へとついていく。
汗で蒸れて変な匂いがしてなければいいけど、と体臭を気にしながら少し離れてついていく。
そうして歩いていると、段々と見覚えのある景色になってきたような気がして来た。

「あ、ここからなら、多分大丈夫です…。本当にお世話になりました。」

シオンの手を握り、深く頭を下げて感謝の意を示す。

「この御礼はきっといつかしますので、それでは、本当にありがとうございました!」

何とか道も分かるしこれ以上付き合わせるのも心苦しい。
お礼を言うと、何とか見覚えのある道を駆けて行くのであった。

シオン > 流石に分かりやすい場所まで来れば相手も道が分かったらしい。であればわざわざ自分は大通りに出る必要はないので、そろそろ家に帰るとしよう。

「もう、迷わないようにね。あのあたりは結構入り組んでるから分かりにくいから、行くなら誰か知り合いを連れて行ったほうが良い」

相手が走っていくのを見送れば、自分も家へと足を向けて帰っていく。
今日は仕事が終わった跡に思わぬイベントが待ち受けていたものだった…退屈はしなかったけど、少しだけ疲れたかもしれない。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からシオンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からマルティナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」に魔王アスタルテさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にミリシャさんが現れました。
魔王アスタルテ > 【前回の続きだよー】
ミリシャ > 「可愛くない娘なんていないんだよー?えへへ、パパの子だもん、可愛いに決まってるよ♪」

親馬鹿にして子馬鹿である。少女の両親自慢も同じようなものだった。コツンとつけあわせた額。暖かさと似たような魔力の波長が、非常に心地よい。
母であるリーシャの魔力はしっかり感じられているから、現状特に問題はなさそう。――しいて言えば魔力の質が発情しているように見えたけど、いつものことだ。
最近はすっかり雌猫になっちゃった様子で、娼婦の真似事をするか悩んでるらしいけど、それはそれで可愛い母親の姿が見れて素敵な気がした。

「ん、そだね。後はこの世界を早く見たかったのと……母様とパパの事、ちゃんと守ってあげられたらなぁって。えへへ、大事だもん!――母様は笑顔とトロ顔がかわいいよね。前にお尻の穴を一日中かき回してあげた時はぁ……♪」

懐から取り出すのは一つの水晶。その表面には『ままとのせっくす!108日目!』と魔族語での刻印が刻まれている。近くの壁面に投影すると、小柄な猫耳の少女が細腕なら入ってしまいそうなほどに尻穴を広げられて、涙を零しながら蕩けた笑顔を浮かべている様子が映し出される。『みりしゃぁっ、も、やらぁっ、おひりっ、い、くのっ、まら、いくぅっ――♪』と音声まで入り込んでいる辺り高性能な投影の魔水晶である。秘蔵っ子の其れを父親に見せながら、楽しそうに。

「ほしいものー?えへへ、パパの赤ちゃん、はまだダメだからぁ……んー、後で近くの酒場で、母様が好きだったメニュー教えてほしいなー。母様の好きな物巡りしよう!」

甘やかされて満面の笑顔。少女は尻尾をゆらゆら振りながら、むぎゅぅ、っと抱きついた。そのまま甘い香りを堪能である。もふもふ。

「ん、ちゃんと、母様の体に無茶させたらダメだよ!って怒っといたから平気かな?えへへ、そしたら、パパと母様と皆でお出かけしたいなー!あ、その時ボアちゃんも一緒で、皆で乗って行くのが良いかな?そうすればボアちゃんとパパと母様で挨拶もできるし!」

などと提案してニコニコ。なんとも嬉しそうな笑顔だった。

そして、雰囲気に艶が混じり始める頃合い、尻穴に差し込まれる触手は、ぐにゅぐにと少女の小さかった穴を広げていく。最初こそ苦しそうに舌を突き出しながら拡張を受け入れていた少女も、次第に甘い声が我慢できなくなって、体を震わせながら、ぴく、ぴく、と甘美な刺激に溺れていく。命令には素直に頷くと、普段排泄するときと同じようにしゃがみ込む。そして飲み込んだ触手を、息みながらゆっくりと吐き出していく。

「んぅ、ん、んぅううっ――♪あ、ふぁ……はぁ、ん、んんんっ♪」

むりゅう、と吐き出されていく触手。それは少女の体液を纏ってより甘く華やかな匂いを放つ。母親からはフェロモン体質を受け継いでいるようで、周囲にはエッチなことをすればするほど甘い匂いが満ちるのだ。少女の血筋を考えれば、それは魔王クラスの相手をも発情させうる媚薬になるはずで。そんな危険物質を纏いながら、むりゅぅ、むりゅぅ、と三匹の触手をゆっくりと産み落としていく

魔王アスタルテ > (可愛い娘を前にして、どんどん親馬鹿になっちゃうよー)
「そうだねー♪ リーシャちゃんとあたしの娘が、可愛くないはずないよー」
(ミリシャの額の暖かさ、そして似た魔力の波長を存分に堪能する。
 リーシャと似た魔力の波長も感じられる)

「この世界は、素敵な事が多いからね。
 ミリシャもじっくり、この世界の素晴らしい所とか、綺麗な所、見ていけばいいよー。
 今度、パパと旅行しよっか?」
(もちろん、この世界には醜悪な部分や汚い部分も存在しているのは事実なんだけどね……悲しいね)
「わぁ~♪ ミリシャはとっても頼もしいなぁ。
 ミリシャに守ってもらえるなんて、パパとっても嬉しい!
 ママの事も、もし無理をしてそうなら守ってあげてね。
 ミリシャに大事だと思われて、パパすっごく幸せ者だね!」
(この頼もしさも、リーシャに似たのかもね)
「そうなんだよ! もうね、トロ顔がすっごくゾクゾクしちゃう♪」
(ミリシャが取り出したのは水晶。その表面に刻まれているのは、魔族語で『ままとのせっくす!108日目!』。
 壁面に映像が映し出される。
 リーシャが凄くお尻の穴を広げられていた。涙を零して、蕩けきった笑顔で、娘に可愛がられているママがそこにいるよ。
 娘にイかされているっていうのが、もうたまんないよ……♥
 それも、リーシャの蕩けきった顔だよ?
 きゃはっ♥)
「ミリシャに、お尻でイかされているリーシャちゃん……とっても、ステキ……♥
 あぁ~、可愛いなぁ~もぉ~♥」
(映像を見てから、ミリシャに向き直る)
「コピーちょうだい!!」
(こんなの、コピーが欲しいに決まってるよ!)

(娘に求められしものは、パパの赤ちゃん。
 この子はもぉ~、誰に似たのかえっちぃ育ったね~)
「ミリシャも、初めての人はやっぱり大事だからねー。
 じゃあ、そうしちゃお~♪
 そういう事なら、ママとパパが初めて出会った酒場に案内するよー。
 ママの好きな物、ミリシャにも鱈腹食べさせてあげるからね!
 あははー♪ ミリシャったらくすぎったいよ~。
 もぉ~、甘えん坊なんだから~♥」
(ミリシャにむぎゅっと抱きつかれると、パパは優しい笑みを浮かべながら、興奮しちゃうよ!
 ミリシャのされるがままに、もふもふ。
 娘からもふもふされるなんて、心地良く、気持ち良いよ。
 もっと、パパをもふもふしちゃって!
 尻尾をゆらゆら許して、すっごく微笑ましい。
 甘えられて、心臓が飛び出そうな程に嬉しいんだけどね!
 ミリシャって……とっても良い香りがする……。
 ミリシャを肌で感じると、さらに娘が愛おしく感じてくる……。
 それにしても、この光景は傍から見たらミリシャが姉でアスタルテが妹っぽく見えるのかな?)

「そっかぁ。ミリシャが怒っといてくれているなら平気だねー。
 それじゃあ、みんなで家族旅行しちゃおう!
 ボアちゃんに乗って、のんびり旅立つのもいいね♪
 まったり、風景を楽しみながらミリシャやママ、ボアちゃんと語って旅行できるよー」
(嬉しそうにニコニコ笑うミリシャに、アスタルテも楽しげににこりと笑い返す。

(触手がミリシャのお尻の穴を広げていた。
 苦しそうな表情のミリシャは舌を突き出していたが、アスタルテはその舌に自身の舌をまた絡ませたいという症状にかられる。
 身体を痙攣する娘に、興奮する……♥)
「その声……とってもイイ……♥
 もっと……ミリシャのえっちぃ声……聞かせてよ……♥」
(漆黒の触手がミリシャのお尻から吐きだされていく。
 その光景をアスタルテは、瞳をハートにさせながら眺めていた。
 ミリシャの体液を纏い、その甘いフェロモンの匂いを放つ。
 こう見えて、アスタルテは結構な媚薬耐性があったりするのだが、
 その媚薬耐性というのは、もはやアスタルテの可愛い女の子に向ける性癖から実際には無意味と言っていいものである。
 母親から受け継ぎしミリシャの体液から放つ甘く華やかでえっちぃ匂いに、もはや素でアスタルテが抵抗出来ようはずもない。
 やがて、ミリシャから三匹の触手が産み落とされた)

「ミリシャ……こんなに危険でえっちぃフェロモンを嗅いで……もう、パパはほんとに……我慢出来なくなってきちゃってるよ……。
 ミリシャの体液がね……あたしをさらに欲情させているの……。
 可愛いミリシャを前に……もう……抑えきれない……♥」
(アスタルテは、生み出された触手に付着したミリシャの体液を指先につけて、それを自身の鼻にもっていき、その甘い匂いを嗅ぐ。
 すると、さらに欲情しちゃうという事態に陥る。

 そのままアスタルテは、さらにミリシャのお尻に手を伸ばした)
「だから……ミリシャのお尻をね……もっと、広げてあげるよ♥
 ミリシャがパパをそうさせるのがいけないんだからね♥」
(アスタルテがミリシャのお尻の穴に、再び一刺し指を突っ込む。
 ミリシャからは、その人差し指がだんだん太くなっていくように感じるだろうか。
 実際は、アスタルテが人差し指に魔力をこめて、お尻の内側から魔力でだんだん広げようとしているのだ)

ミリシャ > 「ん、旅行、するー!えへー、どこいく?魔族の国、はあんまし面白くなかったから、ハイブラゼール、だっけ?あの海の大きな所!あそこにミリシャの隠れ家を作りたいなーって!」

世界の醜いのも汚いのも、見てみたいと思う好奇心持ちの少女は、目をキラキラさせながらアスタルテの提案に乗る。ついでにいろいろ行脚して物見遊山に耽るのだ

「ん、パパも母様も守っちゃうよー!……あ、これ?欲しいならあげる。パパに会いに来れば一緒に見られるし、パパは絶対に売ったりしないだろうからね?」

にっこり差し出すと、一緒に少しだけ映像鑑賞。ちなみにこのシリーズは20年分――ざっと7000ほどナンバリングされているのは内緒だ。魔晶石についてはミリシャが念じると生み出せるみたいである。案外アルケミストの才能もあるらしい。

「ん、初めての赤ちゃんはボアちゃんと作って、その次は、パパ、その次はママかな?ママも生やせるみたいだから、途中で一回出なくなるまで絞ってあげたんだ。最後の方白目向いて泡吹いてたけど、次の日にぎゅってしてくれたから、案外気に入ってるかも?……ぉー、いっぱい食べられるんだ♪ぱぱだーいすき♪」

その肉棒を生やした張本人が目の前のアスタルテであるとは露知らず、のんびりとしゃべっていた。なお、悶死させる気は満々。可愛い子好きの死神になる予定である。大小を見ると確かに、姉と妹――ミリシャとアスタルテ、という形になるのだろう

「あ、ちなみにボアちゃん、川なら泳げるって。海は無理だけど湖は頑張るって言ってたよー。毛を魔法で空気袋みたいにして浮くらしいんだ」

にこにこ。リーシャとアスタルテとボアちゃんと、きっと幸せなのだろうと夢想する。それはそれは、楽しい旅行になるだろう

「にゃ、ぅ、ぁ、ふぁっ――あ、んっ♪ぱ、ぱぁっ、おしりっ、とけ、ひゃ、ぁ、ぁああぁあっ♪」

くぽ、くぽ、と水音がして、桜色の肉穴が広がる。そこは本来不浄の出る穴であるはずなのに、母の遺伝子を受け継いでいるせいなのか、受け入れるための穴としても極上だった。指をくわえ込むと、魔力に合わせて膨れていくのを受け入れる。ぎち、ぎち、と少しずつ広がっていき、やがて腰が浮いて、尻をアスタルテに向けるようになると、透明な空気のディルドーで広げられたかのように、桜色の真っ赤な肉穴が拡張されていた。その奥まで綺麗な肉襞を見せつけながら、プルプルと震えて、羞恥に身を捩らせる。少なくとも肉棒はすぐに飲み込めそうなほどに、その穴は広がっていた

魔王アスタルテ > (一応、魔族の国は魔王としてアスタルテが大罪の皆と共に太古より築いてきた部分もあったりするから、はっきり面白くないと言われてパパ悲しい。
 まあ、好みはそれぞれあるから仕方がないけどねー。
 魔族の国はやっぱり、雰囲気的に合わないって人もいるだろうからね)
「そっかぁ。魔族の国は、面白くなかったんだね。
 湾岸都市ダイラスのハイブラゼールかぁ。
 隠れ家って……あそこは、歓楽街だよ?
 まあ、歓楽街でも隠れ家はつくれない事もないけどね」
(魔族ならダンジョンとかあるし、野賊なら山の洞窟なんかに隠れ家を作るだろうか。
 悪の組織的なものなんかは、歓楽街に隠れ家をつくっているなんて事もあるかもしれない)

「ありがと~ミリシャ」
(パパもママも守ってくれるという言葉にアスタルテはお礼を言いながら優しく微笑み、ミリシャの頭を撫でるのだった。
 ついでに、ミリシャの耳をにぎにぎしちゃう)
「いいの!?
 やったぁ~♪」
(外見から想像出来る通り、子供のようにはしゃいで喜ぶパパ)
「売っちゃうなんて、もったいない!
 えっちぃリーシャちゃんのトロ顔は、お金じゃ買えない価値があるんだよ!
 わぁ~、ありがと~♪」
(アスタルテは嬉しそうに、ミリシャから水晶を受け取る。
 その後、ミリシャと映像鑑賞。
 リーシャのえっちぃ姿が……たまんない!
 7000なんて恐ろしい数ナンバリングされている事など、アスタルテには知る由もなく……)

「ミリシャとボアちゃんの間に生まれる孫が楽しみだねー。
 パパは早くも、お爺さんになっちゃうわけだね!」
(なんだかんだで、ボアちゃんも受け入れているパパである)
「じゃあママにしたように、パパもミリシャに赤ちゃん孕んじゃうよ~。
 いっぱい、愛し合おうね!」
(娘に子供を孕ませるなんて、背徳感で胸のドキドキがやばくなるよー)
「あははー♪
 あたしも、リーシャちゃんの白い白濁液を全部搾りとっちゃいたい!
 白目剥いて泡吹いちゃってるリーシャちゃん、見たかったなぁ。
 それにしてもミリシャはほんとに、ママを可愛がるのが好きだね~。
 すっごく可愛いママなんだから仕方がないけどね!
 実はママが生やせるのは、パパの呪いが原因だったりするんだよー」
(のんびり話すミリシャに、リーシャが肉棒を生やせる理由を話す。
 そして、さらにミリシャに甘えられると、アスタルテはさらにハートを射ぬかれてしまう。
 もう、ミリシャが卑怯なぐらい愛らしくて、アスタルテはミリシャの腕の中で狂いそうになる程身悶えていた)
「きゃはっ♥
 あたしも、ミリシャが大好きだよ♪
 もぉ~、あたし……ミリシャに悶死させられそう……♥」
(実際、ミリシャのあまりにも可愛いから、アスタルテもくらってしてる。
 だけど、もっとミリシャを堪能したいから、今気絶するのは早すぎるよ!)

「ボアちゃん、水陸両用なんだねー。
 けっこー便利な身体してるんだぁ。
 旅行中、川があっても、ボアちゃんに乗っていたら安心だね。
 そうだ、ボアちゃんと水泳で勝負しちゃおっかな!」
(アスタルテもまた、幸せな旅行風景を想像する。
 家族旅行みたいな経験……そういえば、アスタルテにはなかったなぁ)

「この魔力は透明だからね、ミリシャの中がよく見えるよー♥」
(アスタルテは、娘の肉穴を見つめる。
 興奮せずにはいられない、娘のお尻の穴。
 どんどん、その魔力が膨れ上がり、ミリシャの穴を広げていく。
 そして、ゆっくりとその魔力はピストンしながら、どんどん奥に入っていく。
 お尻の穴に入る魔力の動きは、時間と共に加速していくのだった。

 そして、ミリシャのフェルモンでえっちな気分を抑えられなくなったアスタルテは、黒いワンピースを脱ぎ捨てる。
 その白い肌が顕わになり、黒の下着姿を見せる。
 ちょっと、アスタルテの顔も赤くなってきていた)
「ミリシャちゃん……あたし…………もうだめだから……」
(ミリシャのフェロモンでやられてる魔王。
 こちらにお尻を向けるミリシャに、アスタルテは背後より抱きしめるような体制になる。
 そして、アスタルテの背中から翼が生えた。
 同時に、周囲には誰も通りがかり辛くなるような結界魔術が張られる。
 お尻を弄る逆の手で、娘の秘所に人差し指の先を突っ込む。
 そして、ミリシャの体液を求める様にして、娘の首筋を舐める)

ミリシャ > 「お友達はいっぱい出来そうだけど、魔族の国じゃ普通のミリシャを見るんじゃなくて、パパの娘であるミリシャを見そうだから、楽しくないんだよぅ?――それに、ほら、人間やミレーの奴隷じゃない女の子を漁るなら、魔族の国より人里だよねって♪」

いわゆる、王族の子女が両親の威光で畏怖を抱かれるアレと同じだ。色眼鏡で見られてしまって本質を見てもらえない。それが少女的には楽しくないのだ。両親が好きで、でも友達が欲しくて、なのに両親の存在が――特に父親が周囲の好意を受け止める緩衝材になってしまうのだ。それ故少女には、相手の思ったことが直接伝わってこない。それが少女の退屈の要因だった。かと言って、そんな父親が誇らしいのも真実だから、悩ましい所だった。

「えっへへーっ♪――ん、くっ、み、みみはだーめっ!ぴくってするからぁっ!やんっ♪」

宝石を渡して代わりに耳を揉まれてピクピク、顔を真っ赤にする少女である。エッチな水晶は個数にして7000、そのうちの半数以上は変態セックスだったりするのは秘密だ。母親の性癖の隅から隅まで知っているものだから、きっとアスタルテの知らない面も、少女はしっているのかもしれない。

「ん、孫ー!そしたら母様おばあちゃんだよ!リーシャばあちゃん……うわぁ、目の前で言ったら怒られそう。ちなみにパパは、アスタロトお爺ちゃんだけど良いの?――あはは、母様の体力、2人で攻めたら流石に持たなそうだなぁ……ま、そしたら回復してあげれば良いのだけどね!ぉー、母様のふたなりはパパのおかげなのかぁ。それじゃ、私もなにかあげないとなぁ♪」

などと画策。二人して寄ってたかって母親をドロドロのヘロヘロにしよう。そんな算段をたてるのである。それにしても、アスタロトの悶絶度合いは娘としても時々心配になるくらいだ。なんか良からぬものでてそう――魂とか。可愛いからいいけど、なんて。

「ん、ボアちゃんにもお願いしとくね?緊張して小さくなっちゃいそうだけど!」

家族旅行、なんと楽しいことだろう。今からウキウキだった。

「んぐ、ん、ぅううっ♪――は、ぐぅっ……あ、ぐぅっ、お、しりぃっ♪」

徐々に奥まで広がる穴。口元から唾液が漏れて、がく、がく、と腰が震えた。ぷしゅ、ぷしゅ、と蜜を零しながら、蕩けきった表情を見せる。それは、少女の、母親の、そしてもしかしたらアスタルテそのもののとろけた顔にも似ているかもしれない。黒い下着に身を包んだアスタルテ、その体に目を奪われると、やがて包み込むように抱きしめられて首筋に舌が当たる。もうダメ、それが何を意味するかわからないが。

「――パパ、おしりなら、何しても良いよぉ?母様と同じように犯してくれてもいいし、母様以上を目指すのも、ね?」

微笑みを浮かべながら、腰を揺すって誘ってみせる

魔王アスタルテ > 「あー、そっかぁ」
(ミリシャの言葉に、アスタルテは頷く。
 例えば、一足先に去って行った四天王もまた、事実ミリシャがアスタルテの娘だと知った後は、先程までとは態度を変えて主君の娘、つまり王女としてミリシャと接する。
 だけど、それじゃあミリシャが楽しくないのは分かるなぁ。
 自分の本心を言い合える友達って、大切だもんね。
 それに、ミリシャが楽しめない事情がアスタルテにある。
 まあ、四天王諸君はとっても良き魔族達だから、『同志も同然』や『仲良くしようではないか』という言葉は、今後も本心から守り続けていくだろう)
「無理に魔族の国に滞在してとは言わないけれど……、
 だけど、魔族の国にいる魔族達も決して悪い者達だけじゃないから、好きになってくれるとパパも嬉しいなぁ。
 なにせ、パパの国だからね」
(そう言ってアスタルテは、にこりとミリシャに笑みを浮かべる)
「人里の方が、そりゃ奴隷じゃない人間やミレーの女の子を漁りやすいね♪
 ミレー族の里なんかは、見つけるのに苦労するかもだけど、奴隷じゃないミレーちゃん達が住んでるからね♪」

「ミリシャの耳、ふさふさしてて気持ち良いから、触りたくなっちゃうんだよ♪
 それに、ピクピクするミリシャも、とってもステキだからね♪」
(顔を紅潮させるミリシャをゾクゾクしながら堪能しちゃうよ♪
 たまんなく可愛いミリシャ……。
 あぁ~、もちろん今もこの光景は映像に残しているから、また娘の愛らしいところをじっくり見返しちゃおう♪)

「あははー♪ そうだねー、リーシャお婆ちゃんだぁ」
(太古より生きるアスタルテはともかく、もはやリーシャは本来まずお婆ちゃんにはなり得ない年齢だね)
「ママを怒らせちゃいけないから、ミリシャとパパ二人の内緒だね」
(そう言ってアスタルテは自身の唇に人差し指を当てて、ミリシャにウインクしてみせる。
 だがそうは言っても、孫が出来たらリーシャもお婆ちゃんと呼ばれる事になるだろうけど)
「孫が出来るのはね、親にとっては目出度い事なんだよー。
 それじゃあ今度、二人でママを可愛がっちゃおっか~♪
 ママのえっちぃ白濁液もね、出なくなるまで搾っちゃおう~♪
 口でしたり、手でしたり、足でしたりでね、
 ママの白濁液を身体全体にかかっちゃって、蕩けちゃおうよ♪」
(娘の画策に乗っかるパパ。
 ミリシャとで、リーシャを可愛がっちゃうなんて、楽しみだよー。
 アスタルテは可愛い女の子に弱い、それが愛娘となれば尚更である)

「それじゃあ、ボアちゃんにもよろしくねー」
(よーし、何か旅行の準備しなきゃだね!)

(魔力を帯びた指は、激しくミリシャのお尻の穴でピストンとする。
 その魔力は、見えないスライムのようとも表現できるだろうか。
 徐々に、魔力はミリシャの腸にも侵入していく。
 しばらく魔力がミリシャの中で蠢く)
「ステキ……♪ 大好き……えっちぃミリシャ……♥」
(フェロモンにやられているアスタルテは、ミリシャの口元から垂れている唾液を舐めて取る。
 そして、ミリシャの唾液の味を堪能する。
 ミリシャの蕩けきった表情、がくがく震える腰に、更なる興奮を味わう。

 腰を揺すって誘われると、それがフェロモンも相まってアスタルテをえっちな心で狂わしていく)
「ねぇ……ミリシャ……♥
 もっとだよ……♥ もっと……パパをゾクゾクさせてよ……♥
 もう、悶絶させるぐらいに……♥
 激しく……イっちゃってよ……♥」
(アスタルテは、ミリシャのお尻から人差し指を引抜く。
 すると、ミリシャの中に入っていた魔力も強制的に、全て引き抜かれてしまう)

ミリシャ > 「まぁ、気持ちはわかるのだけどね?――あ、うん、嫌いじゃないよ?むしろ好きだもん。皆、パパの事好きだし、ママのこともちゃんと説明すれば好きになってくれそうだし……四天王の皆も、それ以外も、きっときっと大好きになれる。でも、それじゃ物足りないんだ。みんなの心のなかにミリシャという小さい存在がいなきゃ」

王という高みではなく、あくまで隣から皆を見る存在でありたい。それが少女の願いだった。なお、女の子については同意を得られたようでにこやかに

「うんうん、私はミレーとの混血だから、ミレー族の隠れ里も簡単に見つかるんじゃない?――ふふ、今度探してみても良いかもしれないなぁ。敵地に乗り込むようなものだけど、そこは母様と一緒に、とかで!」

等とのんきに言いながら、耳を触られてもじもじピクピク。恥ずかしそうに縮こまる。
そして母親の話題では、くすくすと楽しそうに笑いながら。

「リーシャおばあちゃんとか絶対に顔見て言えないねー!でもでも、きっと言われちゃうんじゃないかな?――そういえばボアちゃんとの赤ちゃんだと、あれかな?ライカンスロープみたいな感じになるのかな?ふふ、母様を私の精液で孕ませるのもいいかも?ミレー族で魔族のクォーター♪」

お母さん逃げて、とでもいいたくなるような状況。なお、やる気は満々だった。

「ん、それじゃボアちゃんにも言っておくから、ナデナデしてあげてね!――ん、ふふ、楽しみだなぁ」

うきうきわくわく尻尾が揺れる。それはさながら遠足前の子供だ。楽しみでそわそわしているのだからしょうがない。

「ん、ふぅっ――んぅううっ♪ぱ、ぱぁっ、それ、だめっ、うん、ち、したく、なっちゃっ――ぃ、ひぅっ♪」

実際は腹の中は浄化済み、アスタルテに抱かれると決まった時に、胎内に飼っている友達たる蟲に綺麗にしてもらってある。とは言え、それと生理現象を催すのは別で、ん、んん、といきんでしまいながら、熱っぽい息を吐いていた。

「ふぐ、ぅ、んんっ――ぱ、ぱぁっ、ぱぱぁっ♪きもちい、よぉっ――ぉ、ぉおおっ♪」

引き抜かれる魔力。引き出されるのは腸一つ分ほどにも感じられた。それはそのまま快楽に転換して、少女はがく、がく、腰を震わせて、くったりと身を預けてしまうのだった。

魔王アスタルテ > 「好きでいてくれるなら、よかったよー。
 だけど──」
(そこで、アスタルテは口をつぐむ。
 ──王女に生まれた者が、王という高みではなく、隣から皆を見る存在にはなり得ない。
 民が、王という高みに登れないように。
 いささか、魔王アスタルテの影響力が強すぎる……。
 故に、ミリシャの願いは魔族の国では叶え辛くなる)
「あははー……難しい問題だね」
(アスタルテは、束の間空を仰いでみせる)

「ミリシャはミレーであるママの血も混じっているわけから、同族の隠れ里を一度見ておくのもいいかもだね。
 九頭龍山脈の奥地にあるよー」
(しかし、ここでも厄介になるのはパパの魔族の血)
「ママと一緒に行くなら安心かな」

(そしてリーシャの話題になると、ミリシャはくすくすと笑う。
 アスタルテもそれにつられてか、くすりと笑うのだった)
「孫が生まれたなら、そりゃリーシャお婆ちゃんになっちゃうもんね!
 あたしも、アスタルテお爺ちゃんだけどね! あははー♪」
(こっちは、楽しげな様子)
「ミリシャはミレーの血もあるわけだから、大猪の獣人型魔族でも、姿はけっこーミレー寄りになるかもだよ?
 生まれてみないと、分からないところもあるけどね」
(アスタルテは、魔族としての知識で色々考えを巡らせる)

「あははー♪ パパも愛らしき二人、ミリシャとリーシャちゃんの子供を見てみたいよー。
 ならその間、パパはママのお尻でも可愛がっちゃってあげようかなー」
(リーシャの、二人の魔の手が迫りかからんと──)

「ボアちゃん、すごくナデナデするよ~。
 はやく、ボアちゃんにも会ってみたいからねー。
 ミリシャ、今からうきうきだねー」
(尻尾を揺らす娘を見て、優しく微笑むパパ)

(スライムのような魔力が一気に、ミリシャのお尻の穴から引き抜かれる。
 ミリシャは、がく、がくと震えだしていた)
「きゃはっ……♥
 ミリシャ……とっても気持ち良さそう♥
 いいよぉ~ミリシャ……♥」
(瞳をハートにさせたまま、アスタルテを身を預けてくるミリシャを優しく抱きしめる。
 しかし、ミリシャの体液のフェロモンで増幅したアスタルテの欲情はどう抑えよう。
 ワンピースを脱いで、ミリシャを直接肌で抱きしめると、アスタルテの胸の鼓動は高鳴るばかりだよ)

ミリシャ > 「パパの国を嫌いになるわけないよー。ふふ、ねぇ、パパ。パパは長生きだよね?――それなら、その、パパが王様に飽きるまでは、私はこっそり身分を隠して色んな所をのんびり歩いててもいいかなぁ?もちろん、パパと母様のお手伝いはいっぱいするけど!」

などと、早速王位放棄チックな話を始める。王様は特に魅力的に映ってない辺り、少女の価値観は奇抜だった。友か友でないかしか考えていないのである。難しいことはわからないけれど、そこはそれだ。とは言えそれで父親たるアスタルテを嫌いになるわけではないので大丈夫!

「ん、難しいけど、動けばできるかなって。ボアちゃんみたいに、私だけをしっかり見てくれる子もいるはずだし!」

魔族として性善説を唱えるという秘肉だ。とは言え少女は本気である。マジなのである。と、いうわけで少女はやる気十分だった。
ミレーの里は山奥、そんな情報を聞くとふむふむと頷いて、手元にメモをとる。

「それじゃ、母様と今度行ってみよっと。触手は出さないで、ボアちゃんはお留守番だね。傷つけられたくはないし」

ともあれ決意完了、今度行ってみる気満々だった。両親が祖父と祖母になるという話に盛り上がると、2人で母親が怒る姿を想像して楽しんだ。結局二人共彼女のことが好きなのだろう。

「ん、母様のことだからきっと『お、おばあちゃんって年じゃないよ!?ボク若いからっ!』とかいいそう!少なくともすぐには認めないだろうねぇ。でも、こう、子供生む時はお手伝いしてくれそうかな、母様凄く優しいから。何だかんだで見捨てられないって感じの人だもの」

ドライなように見えてもお人好し。その性根だけはきっと変わらないのだろう。それが最愛の母の欠点であり美徳だ。そこを付け込まれることもあるし、それで助ける人もいるだろう。だから少女的には母を誇っている。ダメな所は補えばいいし、危なかったら救えばいいのだ。そう心に決めながら、少女はニッコリ話を聞いていた。

「ん、ミレーの子ができたら嬉しいなぁ、母様の血だものね。えへへ、そしたらみんなで猫かわいがりじゃない?ボアちゃんのご両親だけはわからないけどさ、私はそこら辺気にしないしね!」

自分の子供を想像する。どんな子だろう、男の子なら逞しくて、女の子なら可愛いのがいいなぁ、なんて。
ボアちゃんナデナデについては目を輝かせてうなずいて、尻尾は今までで一番の揺れ具合を見せていた。

「」んぐ、ん、んんっ――はぁ……ぱぱぁ……おしり、とけちゃったよぉ……♪」

ポッカリと緩みきって開いた尻穴を見せつけながら微笑む。マゾヒストでありサディストな少女は、微笑みながらアスタルテの抱擁を、欲望を受け入れるつもりで居た

魔王アスタルテ > 「そうだねー、パパはこれでもけっこー永く生きてるよ。
 じゃあしばらくは、ミリシャがパパの娘だという事は周囲にはナイショにした方が都合がいいかなー。
 そうするといいよ。自分の足で世界を見回るのもまた、素敵な思いでになるもんね。
 だけど辛くなったら、ミリシャにはいつもパパがついてるからね!
 あははー♪ ミリシャは良い子だなぁ~」
(親として、娘の自由意思は尊重しちゃおう。
 ただ、魔王としての使命感を抱くアスタルテが、飽きたという理由でその座を捨てて責任放棄する事はまずないかな。
 魔王にする事を想定して教育しちゃうと、必然的にかなり厳しいものになる。それだと、ミリシャも辛くなるだろうからね。
 もちろん、立派な魔王になる事を目標にしているならば容赦しないけど、ミリシャはそうでもないようだからね。
 ひとまず、ミリシャが実娘だという事はしばらく黙っていなきゃだね。
 幸い、まだ誰にも広まっていないだろうから、ミリシャとアスタルテが最低限しか口にしなければ済むね。
 四天王にも黙っていれば、ミリシャへの態度が変わる事はない)

「ミリシャは、ミリシャだからね。
 パパの自慢の娘でもあるけど、この世に一つの生を受けたミリシャだよ。
 ミリシャ自身を見てくれる人はいる!
 ボアちゃんもいたわけだからね! のんびり歩きまわれば、きっとミリシャの友達は増えていくかもだね。
 それに、ミリシャがこの魔王アスタルテの娘である事はしばらく広まらないように努めるから、魔族の国とかでパパの娘として見られるのもある程度は和らげられるかな」
(魔王の娘である事が知られれば、変に挑戦的な享楽主義者や王国軍の対魔族部隊に狙われてしまう可能性もある。
 そういう意味でも、魔王の娘である事は隠しておいた方が都合がいいね。
 だけど、その事でミリシャに肩身が狭い思いをさせてしまうのは、申し訳ないなぁ……。
 やる気十分な娘を応援しちゃおう♪)

「隠れ里で暮らすミレー族達は、外からやってくる者への警戒心が強いかもだから、そこも注意だね。
 まあ、そこら辺の事情はママの方が詳しいだろうけどねー」
(魔族のアスタルテが、ミレー族の隠れ里の詳しい事情なんて知るのは難しい。
 なので、ミレー族の隠れ里についての詳しい事とかは、純粋なミレー族であるリーシャに任せよう)

(アスタルテが想像する怒るリーシャの姿も、とてもステキで愛らしいものだった。
 あえて『リーシャお婆ちゃん』って呼んで、リーシャに怒られてみようかなぁ、とか考える。
 要するに、リーシャの事が大好きって事なんだけどね!)
「あははー♪ 確かに、あのママなら言っちゃいそうだね♪
 まあ、実際ママは年齢的にはまだまだ幼いからね。
 お婆ちゃんって実感は沸き辛いかもだよ。
 ミリシャの子供だもんねー、ママも見捨てられないんだよ」
(リーシャのお人好しなところはアスタルテも好きだ。
 アスタルテがリーシャに魅かれていくのも、彼女が可愛いという理由はもちろんあるが、そんな美徳があるからというのもある)

「孫も猫可愛がりしちゃうのはいいね!
 まあ、孫が嫌がらなければだけどね。
 ミレーの子だったら、きっと……ううん、間違いなく可愛い子になるよ!」
(どんな孫が生まれるのかなぁ?
 今から、楽しみだよー)

「パパね……もっと、えっちぃミリシャが見たいの……♥
 もっと……もっと……ミリシャをとろけさせたいの……♥
 さっきも言ったように……まだ抑えきれないの……♥
 ミリシャがね、そうさせてるの……♥」
(無論、ミリシャの体液から発するフェロモンの事である。
 フェロモンが、アスタルテの欲情を増幅させる)
「ここじゃあれだよね……。
 移動……しよ?
 えっちぃ、宿屋で……続き……しよ?♥
 今日は、絶対寝かさないからね……♥」
(その後、ミリシャがついていくならば、えっちぃ宿屋に移動する事だろう。
 そこでアスタルテはベッドの上にて、ミリシャのお尻の穴を可愛がる事になるだろう)