2015/11/19 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にシオンさんが現れました。
シオン > 戦争の関係で出来ればこの街を出ずに済む仕事の率を増やしていた。そこまでは良かったのだが、今回の仕事が以外に大変だった。必要経費としていくらか先に持たされている画、それが着実に減っていくのはかなり心労が耐えない。

「何か分かったらお願いします、お礼はそれなりにしますので…ただ裏は取らせてもらいますけどね」

そう言って、貧民外の裏路地にいた男から離れていく。こういう行動をもうかなりの回数を繰り返している。情報矢とかの知り合いとかがいれば、それを利用したいところだが、そう都合よく行かない。

「それにしても人探しが子こまで難航するなんて…この街に居れば良いんだけど…」

居なければ居ないという結果でも仕事は終わる。適当な家の壁に身体を預けて少し休憩を取ることにする。疲れたまま歩き回り話を聞くのは結構辛い。

シオン > しばらくそこで休憩を取っていれば、情報が舞い込んでくるということもなく、ただ時間が過ぎてゆく。空を見上げれば、大体の時間は分かる。流石にこの時間になると人通りも少なく、裏路地に入ると本当に真っ暗に近い。いくら夜目が効くとはいえ、限界がある。

「昼間のうちにあれだけ表通りを探して、足取り掴めないってことはやっぱり裏通りの可能性が高いんだよな…へんなのに捕まらなければ良いんだけど…」

この時間であれば平民地区の裏通りですら、そこそこ危険で貧民地区であればその危険度の割合はもっと高まる。むしろ今居るこの場所でもそれなりに危険はある。

「何を考えて消えたんだろ」

懐から渡された写真取り出して、もう一度確認する。写真に写るのは仲の良さそうな若い夫婦の写真。着ている物から富裕層でもそこそこの家の人物だと分かる。捜しているのはその男のほうだった。

シオン > いつまでも休憩していても仕方ないと思えば、壁から身体を離して通りを歩いていく。路地裏の人影を気にしながら、今日のところは聞き込むのは最後の一人にしようとおもった。でもやはり時間が時間だ。人影を探すのも一苦労で、やっと一人の人影を見つける。

「ちょっと、良いですか?人探しをしてるんですけど…」

声をかけて情報提供に関しての話をして、コインを数枚渡して写真を見せる。最後に当たりを引いたらしく、居場所も今何をしているかも知っているというよりも、今から用があって会いに行くということだった。本当かどうか分からないけど、今は相手についていく以外の選択肢が無く、路地裏の奥へと消えていくことになる。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からシオンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にプラセルさんが現れました。
プラセル > (首から小さな袋を下げて地区から地区へと移動している最中。脱走だとかそんな大それた理由ではなく、単純にお使いである。相変わらず、どこかぼんやりした双眸の儘にほんの少しばかり急ぎ足に向かうのはもう何度も足を運んでいる酒屋。頼まれたお酒の名前を頭の中で忘れぬようにと繰り返していれば、周囲への注意は当然散漫気味。それでも出来るだけ人の流れに沿うようにして足を進め)
プラセル > (夜間、それも日付も変わりそうな時刻だと言うのに通りを歩む人の数は一向に減らない。昼間の人混み程ではないが、それでも雑多である事には変わりない。漸く店へと辿り着いた頃には中々に体力も削られてしまい、見知った店員にまで「疲れてるねぇ」だなんて言われる始末だ。それでも、淡々と平気だと返してお使い完了。店を出て、一呼吸)―――…、(やっぱり、少し疲れたかもしれない。腕に抱えた紙袋に包まれた酒瓶を大事そうに覆いながら再び道を戻り始め)
プラセル > (複数の瓶が入った紙袋はそれなりの重量がある。持てる重さとは言え、気を抜けば落としかねない。行きよりもより慎重に人波を避けながら宿への道を戻っていれば、不図、往来を歩く人の会話を耳が拾う。どうやら冒険者らしい男達のやり取りに思わず、足が止まる)……、てぃるひあ。(確か、海の方にある都市だっただろうか。いかんせん、学のない身だ。知識は曖昧。兎角、戦が起こっているのだと言う事は理解した。何だか頭が追いつかない)