2015/10/09 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にアノーさんが現れました。
■アノー > 兵士として従軍し、戦争で嫌なものをたくさん見てきた。 結局のところ、『戦争』という一種のテンションの中では正義も無法も存在しない。
「・・・」
そんな軍が嫌で軍属を離れたにも関わらず、はたと振り返れば過去の自分に出来た事は戦うことだけ。 そして、戦いを生きがいに感じているのも確かなのだから度し難い。 そして、傭兵という家業柄、仕事を求めるのは政権争いが絶えないと噂の国。
「結局、嫌なものは見ることになるな」
いくら自分が目を瞑ったところでそれは無くならない。 逃げるだけかもしれないな、と苦笑いを浮かべつつ煙草に火を点けた。
ここは路上の片隅。先ほど町に着いたばかりで安宿を求めて歩けば、土地勘も無く。気づけば貧民地区に居た。
■アノー > さて、安宿があるのは貧民地区と相場が決まっているものだが。
どこにあるかなどわからない。先ほど到着したのだから仕方が無い。明日は職や依頼を求めて歩き回りたいので早くに休みたいのだが。
「まあ、野宿よりはマシか。食べれるのはねずみぐらいだが」
この男、戦場暮らしが長いせいか食に対する偏見などが無い。いや、流石に糞尿などは食えないが食べれるならばカエルだろうがヘビだろうが虫だろうが食べる。不味かったら食べない。毒があれば食べない。ぐらいな認識しかない。
人肉は流石に食べなかったが。
さてはて、
「夜なれば冷える。宿を見つけないとだな・・・」
一服終えた煙草を靴底に押し付けて消し、ぶらりと歩き出す。
どこかに道を尋ねられる人はいないものか。
しかし犯罪も横行する場所に夜分とあっては人気も少ない。どこかに道を聞けそうな人はいないものか・・・?
■アノー > 当ても無く歩くほど体力を消耗することも無い。小一時間ほどだろうか、歩いて途方にくれた。
「こんなことならハテグに戻ったほうが良かったかもしれん」
とはいえ、戦場に再び戻るなど考えたくも無い。
軍の命令に従い、平和な村を蹂躙する。
それでなぜ軍なのか。今は戦場から身を離し考える時間がほしい。
「まいったな」
がしがしと頭を掻いて溜息を吐いた。
しかし、いくら歩いても人気は家の中。まさか道を尋ねるために戸を叩くわけにもいくまい。
傭兵が戸を叩いてやってきたら強盗と勘違いされ、明日は宿屋ではなく牢屋の冷たい床で黒パンと豆のシチューが朝食になりそうだ。
それだけは簡便願いたい。
■アノー > 結局のところ、知っている道があるわけもなく、歓楽街のほうへとたどり着き、値の張る宿屋に泊まることになった。
明日からはちゃんと聞き込みをし、安宿を探しそこを拠点に仕事を探そう。
場合によってはテバクに戻ることになるかもしれないが、今はしばらく戦場から身を遠ざけて起きたかった。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からアノーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 薄暗い貧民街の街道」にロザリーさんが現れました。
■ロザリー > ふわり
闇から染み出すように、漆黒を翻し薄金の髪が踊る
今宵も欠けた月が雲間に覗く程度
陽の落ちた街道は闇とともに在る
「……臭い」
地に降りた少女は眉を顰める
■ロザリー > 何度か訪れたことはあるが、とにかく此処は下賤な匂いがする
食料を見つけるにしてももう少し、王都に近いところを選びたかったものだが
「こんな場所では血の質も知れたもの。……歯痒いものだ」
街道の先、闇の先に王都の中央部の灯りが遠目に見える
あのあたりは旧神の加護により魔の力が抑えられてしまう
さらに月も欠けている夜では……
吸血鬼の真祖といえども、王都の駆魔の者達を相手取りたくはないものだ
……とはいえ
「……もう少し平民の街に近い場所にすべきだったな」
袖で鼻先を抑え、歩き始める
■ロザリー > 一見して場違いなドレス姿の少女
日も落ち、あまり治安も保たれていないであろう街道には人の姿も見られない
……この装いでは逆に警戒させるだろうか
と思わなくもないが、吸血鬼の正装は誇りでもある
この姿を見て逃げるものも多いかもしれないが…
獲物を追い立ててこその狩りでもある
ご案内:「王都マグメール 薄暗い貧民街の街道」にマチルダさんが現れました。
■マチルダ > 主人から気に入らないと屋敷を追い出されて今日は貧民街で過ごせと理不尽な命令を受けてしまい貧民街の道路の片隅に震えて座っている。
靴はもちろん履いておらず体は泥で汚れたまま、服装も粗末でこの時期でも夜を過ごすにはつらい格好で。
「…もう、どうでもいいや」
何か諦めたような力のない声で呟いた
■ロザリー > 歩いていると、ふと街道の隅に震えている子供を見つける
みすぼらしい格好だ
貧民街では珍しい光景ではないのだろう
歩みを止め、声をかける
「そこな子供。まもなく夜も更けよう。こんなところで何をしている?」
本来ならば見過ごしていただろう
声をかけたのは、芳醇な魔力の香りを感じたからだ
奴隷然とした風貌だが、血は良いものを持っているかもしれない
■マチルダ > 声をかけられて上を見上げると
そこにはこんな貧民街には似つかわしくないほどの豪華なドレスを着た少女がいた。
あまりに縁のない世界の住人だったせいかしばし口をぽかんと開けて見惚れるも話しかけられたことに気が付いて。
「あ、ご、ごめんなさい、その、ご主人様に追い出されてしまって」
理由なんかないのだから当たり前だがなぜ追い出されたかは言えず。
■ロザリー > 「主に?ふむ、やはり奴隷か…」
座っている少女を見下ろすままに、蒼碧の瞳がまっすぐに見つめて
見れば衣服から覗く肌には鞭跡などいくつもの傷が見て取れる
奴隷の扱いなど人間たちの間でもこんなものなのであろう
「あまり良くされてはおらぬようだな…」
まじまじと、少女の姿を眺める
血は悪くはないが、芳醇な酒も埃を被っていては気を引かない
そうだ、これは血を奪うよりももっと、違う享楽に使うモノかもしれない
そうやって眺めていると、ふと違和感に気付く
「その首輪は主従の証か何かなのか?」
■マチルダ > 蒼碧の瞳に見詰められると貴族でもなかなか見かけないほどの美貌の持ち主で明らかに自分とは住む世界の違う人物だと思い目を反らそうかと思ったが不思議とその目をじっと見つめてしまう。
そこで首輪のことを聞かれれば思い出したかのように首輪に触れて。
「いえ、私はミレー族で魔力が高いって聞きました、だから余計なことをしない様にって魔力を封じる首輪を…」
奴隷生活で染みついた敬語でぼそぼそと話す。
■ロザリー > 魔力を封じる首輪
そう聞いて納得したような表情を浮かべる
強い魔力を感じたもののどこか歪だった原因がその首輪だったのだろう
「この様な場所に打ち捨てる主など、首輪を外しその魔力で撃ち滅ぼしてしまえば良いものを」
くく、と僅かに喉を鳴らして嘲笑う
子供故か、それとも染み付いた奴隷の性か
そういう考えにはおそらく至ったことがないのだろう
靴を鳴らして少女へと歩み寄り、屈みこむ
「外せないのであれば、吾が外してやろうか? ん…?」
■マチルダ > 「え?外すなんて…そんなことできる訳ないじゃないですか」
主人が臆病なせいもあるがこの首輪だけは一級品で並の魔術師では外すことは不可能な代物
魔力が高くてもその使い方を知らない自分では外す方法などわからなかった。
「それに…この生き方以外知らないし」
生まれた時から奴隷だった故か消え入るような声で呟いたところで目の前の女性が屈みこんで言った言葉に目を見開いて
「は、外せるんですか…本当に?」
半信半疑といった表情を見せてその目を見つめた。
■ロザリー > 「ミレー族は見知らぬことは何一つできぬ種族なのか?」
屈みこんだまま、誂うようにそう言葉をかけると、その白い指を差し出して少女の顎を掬うように撫でる
その指はひどく冷たい
「高度な魔道具のようであるが、所詮は人間技で造ったものには違いあるまい…望むならば外してやろう。
……当然、何かしら対価は払ってもらうことになるがな…」
するりするりと指を滑らせるように、その首輪に触れる
■マチルダ > 「ご、ごめんなさい」
染みついた奴隷根性ゆえか咎められれば反射的に謝ってしまう。
そして首筋に触れた指がすごく冷たく、思わず震えてしまう、その後の言葉を聞くと体がビクンと震える。
本当に外せるのならこの生活が終わるかもしれない。
だがこの女性は対価を求めている。
恐らくは碌でもない要求をされるだろう。
だが…
「お願いします…この首輪を外してください、何でもします」
今以下なんてもうないんだ、この生活から抜け出せるなら何だっていい。
そう思って目の前の女性に意思を告げた。
■ロザリー > 「ククッ…」
再び、小さく嘲笑う
その返答は、予測できていたでも言うかのように
「吾のことなど、風貌から一目で魔族であると理解るであろうに。
対価に何を求められるか恐ろしくはないのか?
……いや、それ程迄に、今の『主』は下種なのだな」
首輪を撫で擦る白い指先から金色の光が弾ける
光が弧を描き、小さな黄金の魔法陣を形作ってゆく
完全解呪、あらゆる魔術の暗号式を分解する最上級の術式
首輪は音もなく外れ、地に落ちる
「……さて、なんでもする、と言ったな?」
少女が口の端に笑みを浮かべる
■マチルダ > なんとなく魔族なんじゃないかと言う気はしていた
それでも今の主人よりはマシなんじゃないかと言う気持ちがあったのを見透かされていて。
「…怖いです、けど、今より悪くなるって事は無いと思います」
そして金色の光が弾けると同時に何をしても外せなかった首輪があっさりと外れて地面に落ちる。
それを呆然と見つめていると声をかけられると首だけ上をむいてぺこりと頭を下げる。
「はい…何でもします」
最悪死ぬかもしれない、けど不思議と恐怖はなかった。
■ロザリー > 「そうか、では話を聞かせろ」
きっとその吸血姫の口から出た言葉は意外なものだっただろう
ドレスが汚れるのも気にせず、少女の横に腰を降ろした
「…その主に、普段どのように扱われていたのだ?
人間同士の主従とはどのようなものか興味がある」
おそらくは人としての権利も与えられぬ生活
だがこの少女はそれをわかった上で、それを口にしろという
■マチルダ > 「え?」
意外な言葉だった。
本当に取って食われると思っていたせいか思わずきょとんとする
「…私は、普段は豚小屋で生活しています、豚の世話を…しています」
ぼそぼそと自分の境遇を話し始める。
「ご主人さまは…私の目が気に入らないとか、態度が気に入らないとか、いろいろな理由でお仕置きを受けます、鞭で叩かれたり、裸で犬の真似させられたり」
だんだん目に生気が無くなっていきながら自分のことを話す、そう言う契約だからと自分に言い聞かせつつ。
「そ、それと、ご主人様の趣味で…私の、その、お、おちんちんを、自分で扱くように命令されて、おしっこが出るまで…」
少しだけ顔が赤くなって。
■ロザリー > 「ふふ、成程。お前はそうやって育ったのだな」
文字通りの奴隷、いや家畜同然なのか
幼くして人間の世界を離れたが、どこの世界も下種はそう変わらないらしい
「ほう?雌の匂いがしたが、そんなものがついているのか。
どれ…見せてみよ」
顔を赤くする少女に、笑みを向けながらそう命ずる
夜が更けてきたとはいえ、街道の脇である
しかし確信にも似たものをロザリーは感じている
恐らくこの娘はマゾヒストだ
故に拒否はしない
契約だ、命令だ、そういう境遇だと理由をつけて行為を受け入れる
そういう卑しい部分を内包しているように思えた
■マチルダ > 同情はされていないように感じる。
そもそも期待はしていなかったので特に反応は示さずにいると自分のペニスを見せろと命令される。
「はい…」
拒否はしない、むしろ安心感すら感じる声で答えてズボンを脱ぐと年齢の割には大きい10代後半ほどの男性が持っていそうな皮は既に剥けたペニスを晒して足を開く。
「あの…可笑しくないですか?」
この特異な体をよく笑われる故に思わずそうと問いかけて。
■ロザリー > 年の頃は10かそこらだと思っていたが、
飛び出した男根は怒張していないにも関わらず立派なものだ
なるほど、この娘の主も『良い趣味』をしている
「いいや?人と違うということはむしろ誇るべきことであるからな。
…ふふ、しかし随分とまた………」
言い淀みつつ、まじまじと少女のペニスを眺め、不意にその冷たい指で包み込むように先端に触れる
■マチルダ > 「ひっ!」
ペニスの先端に冷たい手が触れると思わず声をあげる。
それでも抵抗はしない、今この人には逆らえない、奴隷としての本能か人間としての本能か。
どちらにしろ逆らうという考えすら思い浮かばない。
「そ、そこは…汚いです」
いつも自分のペニスは汚いと言われ続けたのでそう思っていてそのことを告げつつも勃起が始まって。
■ロザリー > 「…どうした?ただ触れただけであるぞ」
くすりと笑い、少し挑発的な目線を向ける
「フフ、汚い?
名も知らぬ人間の男性器、排尿をする部位故、
清潔でないものであることくらいは知っているぞ」
手の中で硬さと、熱が高まっていくのを感じる
そのままするりと撫でるように、それほど力入れずに扱きはじめる───
■マチルダ > 「だ、だって、冷たいけど…綺麗で、すべすべな手だから」
こんなきれいな手で自分の体、しかもペニスを触られたことがない故にいつもより敏感になってしまい。
「けど、私、奴隷で…奴隷のおちんちんをこんなきれいな手で触ったらダメ…はう!あ、ああっ!」
扱かれ始めるとすぐに固くなって初めて女性らしい可愛らしい声をあげる。
ペニスを扱かれるのが気持ちいいことは知っていて、その行為を素直に受け入れて。
■ロザリー > 「貴様を奴隷にしていたモノは既にそこに落ちておろう?」
す、と地面に転がる首輪へと目線を移す
「……ふむ、小気味の良い声で鳴くものだな。もっと鳴くとよいぞ」
少しだけ強めに、先走りが漏れてくれば、それを塗りこむように───
その手つきは妙に慣れている
性的な行為に、ではなく
弄ぶ行為に、であるが
■マチルダ > 「奴隷じゃ…ない」
そう言われれば自分が何を望んだのか、その対価として今痴態を晒していることを思い出す。
「奴隷じゃなかったら…これから、どうやって…ひゃあ、あう、あぁ、あはぁ!」
今まで当たり前だった環境はこの目の前で自分のペニスを弄ぶ女性がすべて変えた。
だがその先がわからない自分にとってはその先の不安で半ばパニックになりながらも快楽に酔いしれて
「だ、だめ、出る、出ちゃいます!それ以上したら…おしっこでちゃいます!」
涙目になって、射精を必死に我慢して。
■ロザリー > 「それを吾に問うようでは───おっと、ふふ。幼い割によい反応をするな」
乱れ嬌声をあげる少女をニヤついた笑顔で見つめ、男根を扱くその手の勢いを強める
湿った音が夜の街道の一角で響く
「ふふ、知らぬならば覚えておけ。これは尿ではなく、精というのだ…」
ぬりゅ、とカリを擦り上げるように扱き、その先端を人差し指が刺激する
■マチルダ > 「だって、これ、気持ちいいんです、コレしてる時は…気持ち良くって、頭の中真っ白になって…本当は嬉しいんです」
自慰の快楽を知っていることを初対面の女性に告白するほど乱れて息も荒くなって。
「せい…はい、分かりました…あっ!あう!、だめ、せ、せいが精が出ちゃう!」
先端を刺激されれば絶頂に達し射精してその白濁液を目の前の女性のドレスに付けてしまう。
■ロザリー > 「!」
先端から飛び出した精液がぱたぱたと黒紅のドレスを汚す
「ははは…生気の薄れた目とは裏腹にこちらは随分と元気なことだ。
…先程までの顔よりも今の貴様の方が随分と良い顔をしている」
嬉しいと語る少女の顔は、明らかに生気のある表情だった
本質的に、淫蕩の血に逆らえない人間なのかもしれない
「汚されてしまったな」
とろりと白濁が纏わりつくドレスをの裾をつまみあげて嘲笑う
■マチルダ > 「はぁ…はぁ…」
射精の快楽が頭を支配してしばし呆然としたまま。
「いい顔を…していましたか」
内容はどうあれ褒められるということに慣れていないのかどう反応していいのかわからずに。
汚されたと聞けば膝まついて
「ごめんなさい…綺麗にします」
言われる間もなくドレスについた白濁液を舌で舐めようとする。
■ロザリー > 「うむ、今もしているぞ。快楽に堕ちたよい雌の顔だ」
言うでもなくドレスについた己の精液を舐ろうとするその姿勢は、奴隷に染み付いたものだろうか
それを止めるでもなく、自分もまた自身の手に付着したものを舐めとる
「名を名乗ることを許そう、ミレー族の少女よ」
跪く少女の頭にその手を置き、撫でる
■マチルダ > 「そう…ですか」
雌の顔と言うのは本来いい意味ではないだろうが決して嫌な顔はせずに受け止めて。
「これは…私の意思です、もう、奴隷じゃないのでしょう」
自分をある種解放してくれた彼女に対する礼。
そのつもりで奉仕をしているという意味を込めて綺麗に舐めとって、そして頭を撫でられれば
「…マチルダ、です」
嬉しいが、笑顔の仕方を知らない故にぎこちない笑顔のような顔になって。