2021/11/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城のどこか」にタマモさんが現れました。
タマモ > 王都マグメール、王城内。
本日は、城下の者達にも開放された、大きな宴が催されていた。
まぁ、詳しくは知らない、誰かの誕生日やら、何か祝い事でもあったのだろう。
そして、今回、己が来たくて来ている訳でもなかった。
商人として、この王都で住まう式神の一人。
そのお供みたいなので、やって来ているのだ。
立場が逆?それは仕方無い、ここでは、その式神の方が名が通っているのだ、良い意味で。
己の名で来ていたら、間違いなく、お帰り願われる。
ちなみに、今日の服装は、普段の着物姿ではなく、ドレス姿の人間らしい見た目。
それもあってか、己と気付くのは、己を知る者のみ、だろうか。

それは、さて置いて。
現在、己は王城内の、庭園辺りに居た。
正直に、宴も悪くはないが、美味しいものを、満足して食べた後は、やる事がない。
その場で、下手な行動をすると、後で怒られるし?
なので、宴の場を離れ、ふらふらとさ迷っていたら、ここに辿り着いた、と。

「ふむ…」

とん、と床を蹴れば。
ふわりと宙を舞い、柵を飛び越え、とっ、と庭園へと降り立つ。
なかなかに、整えられた、綺麗な庭園だ。
少しなら、眺めていても、気が紛れるだろう。
…それ以外に、面白いものでもあれば、とは思うのだが。
侵入から、偶然ここに居るとか、そんな者なんて、そう居ないだろう、残念だ。
軽く周囲を見渡し、適当に、腰を下ろし、寛げる場所を探る。