2020/02/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城2」にアルマさんが現れました。
■アルマ > 「……はい、差出人の方のお名前は守秘義務で申し上げることが出来なくて……ただもし不安でしたら、受け取り拒否も出来ますが……はい、わかりました……では確かにお渡し致しました。」
王城、滅多に足を踏み入れることがない場所である。
今夜はとある貴族の方が主催のパーティーで渡す花束を届けに来ていて、今しがたその貴族の方の御付の方へ花束を届け終えたところである。
――…バッチリとチップをはずんでもらったのは言う間でもなく。
是は口止め料?と言うものも含まれているのであろう、がお金に貴賎なし、あるかもしれないが冒険者としてやっていくための軍資金に回すので気にしない方向で。
今はその仕事を終えて王城からお店に戻ろうと歩いている最中である、その筈なのだが先程から同じ場所をぐるぐるとまわっているような?まわっていないような?良く判らないが、道も全く良くわからず、かくっ、と首を傾げながら歩く自体となっている――…方向音痴がまた冒険者として致命的なのは言う間でもなく、自覚しているけども始めての場所はどうしても迷子になってしまうのであった。
ここはどこだろう?
客室?寝室?随分と扉が並んでいるけど……。
■アルマ > 結局は途中ですれ違ったメイドさんに道を聞くこととなった。
いつか自分もメイドさんを雇えるような身分に、と思いながらも教えてもらった通りに廊下を歩く。
冒険に出て、帰宅すればメイドさんが居て身の回りのお世話をして、夜は夜で……温かく眠れる、そんな生活を送りたい。
健全男子であれば誰もが妄想する夢を頭に描きながら、今夜は以降迷子にならず王城から無事脱出できたという……。
ご案内:「王都マグメール 王城2」からアルマさんが去りました。