2019/01/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城2」にイヴリールさんが現れました。
■イヴリール >
「はぁ、はぁ……ふぅ…っ」
少しだけ、息を切らせて足早に…
薄寒い風が舞い込むテラスから繋がる廊下の突き当りで
細い肩を揺らして、少女が乱れた呼吸を整えていた
「(──もう、どうして毎晩毎晩、あんな……)」
紅潮し熱をもった頬を、少し冷たくなった自らの手で冷やすように少しだけ覆う
──…新年が明けてからというもの、まさに連日、お城では王族貴族達の宴が開かれていた
普段は部屋からほとんどでないイヴリールも、この時くらいはちらりと顔を見せることになるのだが……
「………」
顔の熱さにも驚いたけれど、それ以上に…身体が熱を持ってしまった
宴の、あんな光景を見せられてしまうなんて
■イヴリール >
はしたない
人まであんな姿を…
昨日も、一昨日も、
こうやって逃げるようにして…といよりも、逃げて
ほとぼりが冷めた頃に、部屋に戻る
「……ふぅ」
ようやく整った呼吸
胸元に手を当ててみると…まだこちらはダメらしい
トクントクンといつもよりも早く、鼓動を鳴らしていた
「(…あと何日、続くんだろう)」
不安げに揺れる瞳を細めて、廊下から伸びる階段の手摺へと身体を預ける
■イヴリール >
今日も宴の席から勝手に姿を消して
後で使用人達に口酸っぱく文句を言われる
でも、あんな場に留まる気にはとてもならない
我慢できるわけもなく、こうやって、逃げて……
「(──…もういやだ)」
脳裏に昨日、一昨日、そして今しがた見た淫靡な光景がはたと蘇る
…醜悪、と言い換えてもいい
あんな部屋にはもう戻りたくないし
こんなお城には、もう居たくなかった
どうせ自分など、居ても居なくてもこの城にとっては…この国にとっては何も変わらないのだ
■イヴリール >
なぜ、わざわざ醜悪だなんて思い直したのか
未だ収まらない胸の鼓動も、
吹き込む夜風に晒されてなお、赤みの消えない顔も、
高鳴り、火照った自らの身体も、全部が正直だというのに
自分で自分に嘘を、自分を偽って、騙そうとしている
「(なんて、卑しい…)」
…宴の喧騒は、此処までも聞こえてくる
あと数時間は、王族貴族達のお遊びは続く……
ご案内:「王都マグメール 王城2」にキルシュナさんが現れました。
■キルシュナ > 本日もまた年明けのパーティが行われていると聞きつけ、招待状の一つどころかドレスコードすら無視した普段どおりのエロ衣装で王城に忍び込む黒猫一匹。石壁の微かな凹凸を褐色の細指で掴んでグイグイ登り、テラスの手すりを身軽にヒョイと飛び越えて、暗がりの中にしゃがみ込んだまま太めの黒尾だけを揺らめかせる。その口腔で小さく呟くのは認識阻害の術式なれど――――
「――――おんやぁ? こない場所に人がおるなぁ。しかも、……結構可愛ない、あの子?」
獲物を見つけた猫そのものの金瞳が、人気のない廊下の突き当り、階段の手すりに細身を預ける純白ドレスに目を止めた。年の頃はおそらく成人前。小柄で華奢なその肢体は、ぎゅっと抱きしめれば簡単に折れてしまいそうな儚げな印象。何事か憂いているかの表情が、頬に朱を昇らせている様がエロ可愛い。
「――――おし、今夜はあの子で遊ぶことにしよか❤」
見るからにやんごとなき雰囲気の乙女を前に、ニンマリと浮かべる笑みは悪戯好きのチェシャ猫のそれ。結局は認識阻害も掛けぬまま、足音すら立てぬ肉食獣のしなやかさで影から影へと駆け走り、テラスと廊下を隔てるアーチ状の窓枠からするりと入って――――すとん。
敢えて着地の音を響かせて、彼女の眼前に降り立とう。水着めいて露出の高いエロ装束の胸元が、たゆゆんっとそれはもう重たげに揺れる。王城にまるで見合わぬ不審者なれど、黒髪の下で浮かべる表情は気負いの見えぬ緩い笑み。
一見すればただの棒立ちなれど、僅かに緩めた膝と、薄く緊張を漲らせる太腿には、いつでも彼女の口を塞いで悲鳴を覆うだけの準備がある。
■イヴリール >
「……え」
突然眼前に降り立った、見知らぬ人影
呆気にとられたように小さな声をあげて、目を丸くする
突然過ぎてまったく理解が追いついていないのか、困惑の感情を顕にした表情で固まっていた
誰?───王城の人間じゃない
どこから?───テラスには誰もいなかった筈なのに
何者?───ミレー?でもお城の使用人の格好には見えない
数瞬の後、不審者である…という結論が出た
「あ… だれか───」
ようやく硬直が解け、その事実を近くにいるかもしれない誰かに伝えようと、口を開いて…
■キルシュナ > ひとまず、いきなりの悲鳴が出なかったことにはホッとして、総身の内に潜む緊張を若干緩めて
「―――やぁやぁオチビちゃん。今宵もええ夜やねぇ。」
黒の短髪の後頭部に手を組んで、無毛の両腋も晒した無防備な姿が金の双眸をのんびり巡らせ周囲を見やる。むっちりと重たげに、それでいて獣のしなやかさも同居するグラマラスな肢体の背が、尻の後ろでふにゃんふにゃんと長尾を揺らす気軽な風情。
その腰には鞘に入れられているとはいえ歪な双剣がきっちりと佩かれている。どこぞの貴族が戯れに連れ込んだ色奴隷ではなく、明らかな不審者であった。
その不審な娘の金瞳が、のどかな安全確認の後に改めて少女へと向けられて
「――――……おおっとぉ! あかん、あかんでぇオチビちゃん。まずは挨拶。これが友好的な関係を作る第一歩やねん。基本ちゅうんは疎かにしたらあかん。」
するっと近付き、ぽんと肩でも叩くかの無造作な風情で伸ばした手で少女の白喉を軽く食む。それだけでもう少女はかすれる小声しか出せなくなる。そんな身体に近づける顔が、至近距離からじぃ…っと彼女の顔立ちを観察する。嗜虐を誘う怯えた表情なれど、品良く整った顔立ちは美少女といって過言では無いだろう。
「んふふふ❤ オチビちゃん、かぁええなぁ❤ ウチ、あんたみたいなうぶい子、大好物やねん❤ あ、ちなみにウチ、キルシュナ言うんやけど、オチビちゃんはお名前なんていうん?」
猫耳ぴくぴくさせながらの声音は、脅しの色彩も緊張感もまるで無いフラットな物。
■イヴリール >
「───!」
"不審者"のしなやかな手指が喉に振れると、自信の声がほんの掠れた程度にしか出なくなる
そのことに驚き、同時に眼の前の見知らぬミレーに僅かに怯えを見せていた
対して、向けられる言葉やその雰囲気は危険と判ずるようなものはなく
堂々と自分の名を名乗ってみせるミレーに少しずつ、飲まれてゆく
「…い、イヴリール……です…」
おずおずと、小さな声で名乗りをあげる
いつもの通り、名乗るのに抵抗もあってカルネテルの名は出さずに…
「……あの、何か用、ですか…?」
じぃっと顔を見られると恥ずかしげに視線を逸らす
…反らした先の、自分とは文字通り桁違いに実った双丘が目に入り、その煽情的な姿に頬を紅く染めてしまう
「(…す、すごい格好……)」
お城の中だけの生活では、見たこともない服装だった
■キルシュナ > 「あぁん❤ ええねええねっ、素直な感じがますます愛らしなぁ!❤」
サファイアの様な双眸を怯えに揺らしつつ、それでも請われるままに名乗りを返す従順さに、黒猫は頭頂の獣耳をピンッとたたせて大喜び。
「ん、用? あー……んー……せやねぇ、そらまぁ、用はあるんやけどもぉ……ん? ん? んんん? なんや、オチビ……っと、イヴちゃん言うたね。イヴちゃん、ウチのおっぱいに興味津々なん?」
『おチビちゃんの事レイプしに来たんよ❤』なんてドストレートに要件を伝えても良かったのだけれど、そうすると流石に暴れられそうなので金瞳を彷徨わせて煙に巻くための言葉を探す黒猫だったが、不審者の登場に血の気の引いた少女の頬が再びぽっと赤く染まるのに気付いてニヤリと笑う。
既に膨らみの先、ほんのりと尖りの確認出来る黒皮の曲線は少女の膨らみかけの乳房に触れ合わんばかりの距離。それをずずいっと一歩踏み出しむにぅ~っと濃厚に密着させていく。
拉げた爆乳が、かすかに芯のある先端の硬さも諸共に柔らかくも弾力性のある肉塊の感触と、冬の夜気の中にはっきりと暖かな他者の体温を少女に伝える。
「とりあえず、安心してええよ。大人しぅしとったら、イヴちゃんに怪我させたりせへんし。あ、でもな、言わんでも分かるやろけど、下手な真似しでかしたら殺してまうから気ぃ付けてな? ウチ、こう見えて案外短気やねん。」
と大嘘をつく。こんな可愛い子を殺すなど、暗殺依頼を受けたとて断るだろうし、殺さぬままに口を封じる手段などいくらでも持ち合わせているのだ。にもかかわらず、斯様な言葉で少女を怯えさせるのは、猫の嗜虐を煽る可愛らしさにそそられたというただそれだけの理由。
■イヴリール >
「っい、いえっ…そ…そういうわけじゃ……あ…っ」
相手は不審な人物だというのに、一瞬の気の迷いにしても情けのない…
言及され、思わずそちらからも視線を外して───
おかげでその接近と密着にはなんの抵抗もできなかった
視線を外していても感じる触れ合う膨らみの感触
張りの強い、大きなそれが、柔らかく小さな自分のそれをぎゅうっと押し潰すようにして密着する
硬さを僅かに感じる、互いの熱も、そしてきっと、高鳴っている自分の鼓動も相手に伝わっているのではないかと、そう考えてしまう
「……は、はい…。なにも、しません……しません、から」
少女には、キルシュナの言葉がドコまで本気なのかは汲み取れなかった
それでももし大声を上げたら…きっと自分だけでなく駆けつけるであろう誰かまで危険な目に遭うかもしれない
それなら、自分が言いなりになれば済むのだと
そういったネガティブな答えだけはすぐに出てしまった
それに…
「(……殺されるかもしれないっていうのに…)」
ずくんっ、とお腹の奥底が疼く
宴の席で眼にした光景と、今この場で体感している温度が、再び身体に熱を灯して…
■キルシュナ > 己の爆乳に比べればあまりに薄く頼りない少女の膨らみは、若干の硬さこそあっても儚げな柔らかさを有した物。無論、その体温と共に跳ね暴れる鼓動もしっかりと伝わっている。
そして、己の冗句の如き脅しにうなずく少女が、言葉を終えて口を噤んだ後、一瞬ちらりと覗かせた表情に
(……あ、この娘、ドMや。)
変態猫は失礼な決めつけをする。
見た目よりも余程に長く生きる黒猫が、たっぷりと積み重ねて来た淫らな経験。その経験則が、少女を被虐性癖持ちの倒錯的な嗜好の持ち主と告げていた。
にゅぃぃい…っと釣り上がる口角が、真白な八重歯をチラリと見せる。
「―――とりあえずはあれやな。イヴちゃん……」
互いの乳肉を密着させたままの、普通に喋っていても吐息が相手の肌を撫でる程の至近距離。キリッと真面目そうに引き締まった金瞳が厳かに告げる。
「――――……パンツ脱いでウチに渡してくれる?」
黒の猫尾がそれはもう興奮した風情でゆらゆらくねくね動きまくる。猫耳もぴこぴこする。せっかく作った真面目な表情も台無しだが、そもそも吐いたセリフが最低すぎるので今更であろう。
突飛な発言は淫靡な計画の第一歩というわけでもなく、『あ、なんとなくおもろそうやない?』みたいなノリと勢い任せの要求である。もしもその薄布に何らかの汚れだとか発情の証だとかが残っていたら、この鬼畜猫はそれをネタにねちねちと少女を苛めからかう気満々であった。
■イヴリール >
「(こんなに身体が触れ合って…胸を押し付けあって…私、これから何をされるんだろう…
あの宴の席のような、み、淫らなことを、強制されて…きっと、私が形だけとはいえ、王女なんてことも知らずに…)」
一度巡り始めれば思考はぐるぐると
望まず得た知識も含めて巡り巡って……
「っは…はいっ… え?」
問いかけられていることにはたと気づいて少々間の抜けた声をあげてしまう
そしてその内容もまた…少女を更に困惑させるには十分過ぎるものだった
「…し、下着を…ですか…?」
否応なく下半身を意識させられる言葉に、もじもじとドレスの下でその細い腿を擦り合わせるようにして…
きっと、わかっているのだろう
僅かに、しっとりと…はしたない証が下着に残されていることを
「………わかり、ました」
下手なことをすれば殺されるかもしれない …だから、仕方なく、言われた通りに───
自分に言い聞かせるようにしてその両手でドレスの裾を捲り…するり、するりと、履いている下着を降ろしてゆく
裾の長いドレスのため、見えこそしないが…絹が擦れる小さな音は自分自身にとっても煽情的に感じられて…
太股、ふくらはぎ、そしてか細い足首を経由し…するりと抜き取られる
「っ…こ、これで、いいです、か…?」
人肌の暖かさが残るシルクの下着───中央に僅かに湿り気を感じさせる
それを手渡そうとする表情はもはや首元まで赤くなっていそうな程に紅潮していた
■キルシュナ > 「―――せや、重要な事やねん。」
釣り上がりそうになる口角を必死で抑えて神妙な顔を維持する物の、正直者の耳と尻尾はぴくぴくゆらゆらしっぱなし。なんなら若干鼻息も荒くなっていたかも知れない。
その真面目な表情が功を奏したのかどうかは怪しいが、困惑しつつも少女がその要求を受け入れたのなら(きゃっほーーっ!)などと脳内で快哉を叫ぶ変態ミレー。
密着していた身体を離し、誰が来るとも知れぬ廊下の片隅にて行われる貴族令嬢(実際の所は王女なのだが)の脱衣をじっくりしっかり舐め回すかの卑猥な視線で観察する。金の双眸はドレスの純白を貫いて、少女の裸身を直接見つめているのでは……なんて思える程の淫熱にまみれている。腐敗しきった変態貴族でも、王女相手の遠慮を知っているならばもう少しマシなオブラートに包むだろうあからさまなまでの視姦であった。
「ん……」
厳粛な表情のままに人肌の温もりを残す薄布を受け取ったなら―――ぴらん❤
今でさえ燃え上がりそうな羞恥に苛まれているだろう少女を前に、丸められていた下着を開いて眼前に晒す。
肌触りの良い白下着のクロッチを金瞳がじぃぃぃっと凝視し、ちらっと少女の顔へと戻されて―――ニヤリ。意地の悪い笑みを浮かべて言う。
「―――なぁ、イヴちゃん。これはちょっとした疑問なんやけどぉ……これ、なんやろ? ほれ、ここ。丁度おまんこが密着してる辺りかなぁ思うんやけど、なんや変にぬるぬるしてへん? なぁ、これ何やと思う?」
全て十分理解した上、気弱な少女を辱める事のみを目的とした問いかけ。
少女の傍らに移動して、肩を寄せ合い隣合う位置から見せつける残り香すら漂う純白の下着の痴態。
■イヴリール >
「っ…」
まじまじと自身の脱いだばかりの下着を見られ、羞恥に顔を伏せてしまう
とてもまっすぐにそれを見られない…といった風情だったが……
下着についた、僅かな染み
まだ熱の残るそれは指先で触れればぬるりとした感触を返し、僅かに糸を引く粘性をもっている
それをなんなのかと問いかけられればいよいよその耳までも赤くなってしまって
「……そ、それ、は……そ、その…っ」
言葉に詰まってしまう
淫靡な宴の席で、先程の密着で、確かに灯った身体の奥底の熱が齎したもの
「──ど、どう言えば良いのかわかりません…」
ようやくその顔を僅かにあげ、伺うように視線を向けてそう応える
ぷしゅう、と頭から煙を吐きそうなぐらいに真っ赤な顔と、うっすらと涙の浮かぶ潤んだ瞳で、大変困った表情を見せていた
■キルシュナ > キルシュナの様にあれこれ開き直った変態であるならともかく、見るからに初な少女にとっては堪らぬ質問だろう。とても答えられる様な物ではあるまい。それでもどうにかこうにか答えようとする健気な少女が、しかし結局羞恥に負けて言葉を濁す様に嗜虐の笑みは更に深まる。
にひひひひっ❤ なんて笑い声を隠しもせずに漏らしてから
「まさか思うけどぉ、いやいや、流石にそないな事はあらへん思うけどぉ、一応、一応確認しとくな? これ、もしかしてアレやない? 女の子がエッチな気持ちになった時に溢れさせるイケナイお汁ちゃうん? いや、でもまさか、こない場所で、ウチみたいな不審者に迫られて、それでこないぬるぬるさせる様な変態ちゃうよねぇ、イヴちゃんは?」
真っ赤な顔に涙さえ浮かべてプルプルする少女に対し、長身の腰を折って下から覗き込む意地悪猫。八重歯も見せつけニマニマ笑うその頭頂で、ぴくぴく動く猫耳がなんともウザかろう。
そして既にやりすぎなのを理解しつつも
「すぅぅ……っ❤ あー、この甘酸っぱい匂い。これ、ますますそれっぽいんやけどなぁ? ちょっと味見してみよかな? ウチ、嗅覚以上に味覚に自信あるしぃ、ぺろっと舐めたら確実に分かると思うんよねぇ?」
少女の羞恥を斜め下から見上げる金瞳はじっと赤面に向けたまま、んぁー…っと開いた唇から突き出す紅舌が手のひらにかぶせたショーツの裏地、ぬらぬらと卑猥なシミに向けて近付いていく。
■イヴリール >
「う……」
変態ではないか、という意地悪な問いかけ
細い肩がほんの一瞬、ぞくんっと震える
慌ててまた視線を外すも、続いた言葉には驚きと共に再び横目でそれを見ざるを得なくなって…
そんなものを舐める、だなんて
「あ、あのっ…や、やめて、やめてください……。
……は、恥ずかし、です……そんな、下着を……きっ、汚い、ですし…っ」
なんだかしどろもどろになりつつもその行為をやめさせようと必至に言葉を紡ぐ
それでもなぜか、その行為に横目とはいえ視線を釘付けにされてしまう
そして…… つ…、と抑えるものを失った"イケナイお汁"が太腿を伝う感覚を覚える
「(また…私、こんなことで…──)」
もしかしたら本当に、言われた通りに、変態…なのかもしれないと
困惑と混乱が続いた少女の脳裏に、そんなことが浮かんでくる
■キルシュナ > 密着した肩から伝わる背筋の震え。
思ったとおりの被虐性癖に金瞳を細めつつ、意地悪猫はしどろもどろな少女の言葉など無視して――――れるぅ…❤ と濡れた裏地を舐め上げた。一度、二度、三度と舐め上げた後、密着させた唇がちぅぅう…っと音を立てて唾液混じりの恥蜜を吸い上げる。
「んんぅ~っ❤ この甘酸っぱい味わい……これは間違いなく愛液やねぇ。 ―――いやぁ……残念や。実に残念やなぁ……。 ウチな、実を言うと可愛い顔していやらしい子にお仕置きして回るんが仕事なんよぉ。ほれ、ある意味妖精さんみたいな存在やねん。んでなぁ、ウチもイヴちゃんみたく可愛らしぅて素直ないい子にこないな事したないんやけど、これも仕事やししゃあないよねぇ? はぁ……ホンマ残念やわぁ……❤」
ヒョイと持ち上げた褐色の細腕が、テラスから流れ込む寒風の影響など欠片も受けぬ人肌と共に気安く王女の肩を抱く。同性と言えど、基本的には奴隷扱いのミレー族からのそんな所業は、通常であれば間違いなく不敬罪で首が飛ぼう。
そんな畏れなどまるで見せず、まるで悪友か何かの様にぐいっと少女の細身を抱き寄せて、華奢な二の腕にたわわな乳塊を押し付けて
「――――ほな、ちょいと場所移そか。もっとお仕置きに適した場所に、な?❤」
言うが早いか、気儘な足取りで歩き出す。
褐色肌に比べて色素の薄いベージュの唇が、口腔にてごにょごにょ呟くのは周囲に向ける認識阻害と幻惑の術式。王城の抗魔術結界の中にあっても問題なく発動する超一級レベルの淫術は、周囲からはキルシュナの姿を消し、ただ一人しずしずと品良く歩く王女の姿のみを見せる物。そんな淫乱猫に捕らわれた王女様が味わう事となるあれこれは、二人以外誰にも知られる事もなく秘めやかに行われる事となる。
■イヴリール >
「あ…、ぁぅ……」
厭らしく、ねっとりと下着を舐り、啜るキルシュナの姿から視線を外すこともできなかった
恥ずかしげに顔を両手で覆いつつも、その眼は覆うこと叶わず、結局その様子を最後まで見届けてしまって…
「そ、そんな… あッ」
そんな妙な仕事があるわけがない…そう考えるには少女は世間知らずが過ぎた
故にそれを嘘だと頑なに否定することもできず、その華奢な肩を抱き寄せられる
「(……おし、おき…)」
俯いた少女の瞳には、どこかしてはいけない期待の色が芽生え…
───やがて幻術にカムフラージュされた中で、お城の客室の一つへとその姿を消していった
ご案内:「王都マグメール 王城2」からキルシュナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城2」からイヴリールさんが去りました。