2018/11/24 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城2」にホウセンさんが現れました。
ホウセン > 手広く品物を扱っている貿易商は、その卸先も無節操なことこの上ない。
平民相手は元より、貴族や武人にも顧客はいたし、後ろ暗い連中とも付き合いがないでもない。
そして、大口の取引先の一つとして王国軍があり、幾つかの師団やら騎士団やらと顔馴染みである。

「ふむ。鉱石の輸送がちぃとばかり難儀してのぅ。
 いやいや、ギリギリになるかもしれぬが、盾の納品も間に合いそうじゃ。
 他は、余裕を持って倉庫の方に到着するじゃろうから、遺漏なく受け取って貰えれば支障なかろう。」

特に経理担当者とは度々顔を合わせるものだから、この珍妙な子供の時代がかった物言いにも眉を顰める事はない。
来月分の備品と物資の納入について幾つか話し合い、覚書を幾つか。
現金でのやり取りだと、妖仙の細腕には抱えられそうにない金額なので、手付金は小切手による支払いだった。
懐に蝋で封のされた書を仕舞い込み、何処かの師団の事務室を後にする。
次の予定までは時間が空いており、既知への顔見せと新規開拓でもしようかという心算で、王城の中をうろつくようだ。

ホウセン > ちょろちょろと王城内部を歩き回り、ことのついでと魔術的な防衛機構の構造を探り、ほんの僅かに綻びを作っておく。
こうして正面から訪問してはならぬ事情の時に、有効活用できるだろうかと、種を播いておく心地で――

ご案内:「王都マグメール 王城2」からホウセンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 小規模パーティールーム」にディールさんが現れました。