2018/07/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城2/図書館」に月永遠花夕さんが現れました。
月永遠花夕 > 夜にでも開いてる図書館を知っているのはボクにはここくらいだった。仕事で遅くなってもここでならいつでも調べ物をする事ができる。

「いやー、夜にも本が読める。こんな幸せな事って他にあるのかな。」

この図書館を使用できるのは学院の特権。この街の何処の貸本屋よりもよく揃っている。ただ、寮から遠いっていうのは玉に瑕なのかな。

僕は書架から本を一冊とるとその場で読み出した。いつもは植物を扱う本に直行なのだけれど、今日は雑誌コーナー。読んでいるのは実験道具などを扱った雑誌。今のトレンドを細かチェックする事ができる。

月永遠花夕 > 「この磁乳鉢いいよなあ。」
この間、乳鉢を落としてしまって端がかけてしまった。長く使っていた乳鉢だったからこの際買い換えようと思っていたのだけれど。。。

下にかかれていた価格を見てボクは小さく唸った。とてつもなく高いという程ではないけれど、やっぱり一日の生活費がふっとんでしまうくらいには高い。完全に壊れてしまったならば即決断したのだろうけれど、ちょっと欠けてしまったくらいならこのまま使い続けてもいい気がしてきた。うーんやっぱり使い続けようか。

もちろん、そのへんでポーンと買えてしまうものだったらいくらでも安いものはあるんだけどね。やっぱり道具には拘りたいんだよなあ。