2018/06/16 のログ
ご案内:「マグメール 王城/庭園」に紅月さんが現れました。
紅月 > ーーーぴよぴよ、ちちち…

王都の城内、庭の一画、とあるガゼボの中にて。
紅の髪を持つ民族衣装の娘…らしきものが転がっていた。

何故、らしきもの、なのか…やはりというか何というか、また、群がられている。
鳥達と、蝶と、ついでに野良猫も腹の上に乗せて。
相変わらずそのガゼボの周辺の植物達だけイキイキし始めるのも、もはや定番になりつつある。

「………すー………………すぴょっ……」

普段装備している武器は足許やテーブルの上に置きっぱなし、ベンチの上に身体を投げ出して…キラキラと朝日を浴びて煌めく髪は、髪紐が解けてしまったのか床にさらさらと散らばっている。
実に、実に平和な光景である。

紅月 > 「ん、ぅ……うんぅ…………んみゅ?」

寝苦しくて起きた…猫が2匹に増えている。
とりあえずそっと撫でてやる…もっふもふだ。

っていうか、猫2匹じゃ絶対に足らない重量…スッと腕を挙げて止まり木のようにしてみる。
ぴちちっ!ぴよぴよ…

「コマドリにツバメ、と…君はエナガかね?
まだ若いねぇ…頑張るんだよ?」

まだぽわぽわした体の小さな鳥に、ふふっと笑んで…

「ほら、お行き?
猫ちゃんたちも一度降りて~、起き上がりたいからー。
…あの、ちょっと、聞いてる?もしもーし?」

苦笑して野良猫をつつく。
うなぁ~う…と、実に不満そう。

紅月 > 「…ほらぁ~、おーりーろーよ~…もう……」

苦笑ひとつ。
結局手動で下ろされる猫達。

「…そんな恨めしそうに見るんじゃありません。
駄目なものは、だぁめ」

クスクスと笑いつつに起き上がる。
ひとまず床に散らばった髪を一度払って、調え縛り直そうか。

ご案内:「マグメール 王城/庭園」に紅月さんが現れました。
紅月 > 「んんっ、猫布団が良すぎで寝過ぎた…
よし、存分にのんびりしたし…次はどこ行こうかな?」

パパっと身だしなみを調え、お気に入りのガゼボを後にした…

ご案内:「マグメール 王城/庭園」から紅月さんが去りました。