2017/08/04 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城2」にジャークさんが現れました。
■ジャーク > 「ふぅん…祝宴が終わったと。
それで?……何か、面白いものはあったかね。
クク、これに釣られて色々得るものがあれば良いのだが、ね?」
王城のとある一室。腐敗役人の溜まり場の様な多目的室に、
腐敗役人の悪人顔の男が悪い笑みを浮かべて楽し気に報告を受けて、聞いている。
祝宴は終わりを迎えた。
こういう時期は、混沌としたマグメールでも、あまり見ないものが紛れ込むことが多い。
例えば、異国のスパイや、珍しい囚われた魔族とか。
この男はといえば、そうした者、女を手に入れ奴隷にして、良いように弄ぶ事ばかりしか考えない。
退廃的なこの国における、貴族特有の暇の持て余し方の一つだ。
「折角だから、面白いモノがあれば、是非手に入れて見たいがね…うぅむ…。」
けれど、この頃特に面白い話が聞ける事もなく、日々に退屈もしていた。
祝宴は平穏無事に終わったけれど、それだけでは何となくつまらない。
自分の余裕をひけらかすのなら、他の奴だってやっているのだから。
もっと面白い物が、ないだろうか……そんな風に思って、首を傾げる。
■ジャーク > 「……うーむ。こんなもの、だろうか。」
あまり面白い話は耳に入る事はない。
興味のある様な、ない様な、そんな話は耳に入るけれど、
わざわざ足を運んで見物したり、大枚を叩きたくなるような話というのはあまりない。
つまるところ、いつも通りというわけだ。
悪人顔の腐敗役人は、何処か退屈げに欠伸を漏らし、多目的室でもう暫く、報告書に目を通していることだろう。
ご案内:「王都マグメール 王城2」からジャークさんが去りました。