2017/07/31 のログ
ルシル > (今夜、部屋の扉にはしっかり、鍵のかけられる音がしていた。

ならば、残された力をかきあつめて立ちあがってみたところで、
どこへも行けないのははっきりしている。

―――――それならばもう、今夜はこのままで。
そう心を決めてしまえば、あとはもう、眠るだけ。
その眠りは決して、穏やかなものにはならないだろうけれど―――――。)

ご案内:「王城 塔の上の一室」からルシルさんが去りました。