2017/05/20 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城2」にホウセンさんが現れました。
■ホウセン > とある貴人の執務室から、この場にあまり馴染まぬ小さな影が現れる。
斯様に遅い時間に、こんな異国の風情を色濃く残す子供が。
まず間違いなく、衛兵やら何やらの不審を買うであろう風体ながらに、れっきとした客人だ。
厳密に言えば、雇われ人というべきだけれども。
兵站部門に影響力を有するどこぞの伯爵からの依頼を受けて、国境地帯に薄く広く蔓延している疫病の抜本的な治癒に取り掛かっているのだから。
今宵、王城に現れたのは、たまの中間報告を求められていたからであり、概要については見当がついた旨を告げた。
後は、如何にして兵士たちに影響を残さずに根治させるかと、再発の防止策を練る必要があり、これらには今しばらくの時間が掛かるということも。
究明の為の仕掛けは施しているが、収穫を焦るあまり敵国と一戦交えろと唆すのは、持ち合わせている美醜の基準でいうと”醜”に類する。
故に、コツコツと情報を集めていると述べるに留め、後はそ知らぬふり。
「ま、今言うべきことはこのぐらいかのぅ。
あまり逐次に情報を開示してしもうては、いつ首を挿げ替えられるやも知れぬ。」
おおよその筋道がついた所で、この妖仙よりも御し易い者を任にあたらせるということ。
今後の付き合いまで視野に入れると、そう短期的な利に飛び付くとは考え難いけれども、可能性は皆無ではない。
怠けていると見られぬ程度に成果を報告し、然し自分の価値が暴落しない程度に留める。
バランスが肝要なのだと、小さく頷きながら踵を返す。
■ホウセン > 自分一人の事情で完結する事柄なら、”飽き”てしまえば他人に多少の上前を撥ねられようが、収支が黒字なら文句の一グロス程度で留まろう。
だが、今回の件は”世話役”に対して、多少なりとも個人的な便宜を図ってやる必要があるため、自分の発言力を暴落させる訳にもいかない。
それ故の微妙な匙加減をしているのだけれど、依頼主もある程度は織り込み済みだろう。
お互いがお互いの要求を全て呑むつもりが無く、落とし所を模索する為の会話は思いの外長くなってしまった。
報告等という心躍らぬ雑事はさっさと切り上げ、夜の王都で束の間の遊興に身を浸そう等と考えていたのにこの様だ。
「もしや、あやつ…それを見込んでの嫌がらせではあるまいな。」
眉間に一本皺を刻むけれども、被害妄想だろうということは妖仙自身も理解している。
理解しているが、主観的な理不尽を心のどこかに収めねばならず、あらぬ台詞とて吐いてみるのだ。
ゆるりと、息を吐き出す。
肺腑の空気を一息に搾り出し、折れ曲がりがちの背筋をしゃんと伸ばす。
折角だし、衛兵に取り押さえられぬ程度に王城散策でもしてみる心地で足を踏み出す。
多少、知り合いもできたことだし、いざとなれば厄介ごとは依頼主に押し付ける心算で。
■ホウセン > 政に携わる人間の執務室が並ぶエリアへは、この妖仙の浸透もあまり行き届いていない。
無論、その中の幾人かとは、非常に友好的な関係を構築できているのだけれど。
主に、黄金色の鎖か、桃色の鎹で繋ぎ止められている関係だ。
けれども、総体としては、まだまだ。
人の多い時間帯なら兎も角、こんな夜更けでは一悶着が生じた時に聊か心許ない。
と、なれば、自然と足の向く先は、軍関係のエリアか、庭園辺りが妥当な所だろう。
夜会の一つでも開かれていたのなら、会場に潜り込んで酒食に耽溺しようなのだが。
「何ぞ、愉悦の種は転がっておらぬかのぅ。」
他力本願この上ないぼやきを漏らしつつ、ペタペタと雪駄の底を鳴らして廊下を徘徊する。
衛兵の気配を感じると、簡易な隠遁の術を使ってスルリと眼前をすり抜けるけれども、魔術の心得なり生来の才があれば首根っこを捕まえるのは難しくあるまい。
■ホウセン > 徘徊、もとい散策の果て。
妖仙が何を手に入れ、何を失ったかは――
ご案内:「王都マグメール 王城2」からホウセンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城併設の教会」にカレンさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 王城併設の教会」にツァリエルさんが現れました。
■カレン > (王城で開かれているパーティから抜け出し、
ドレス姿でここにやってきた貴族の娘。
誰も居ないことを確認すると、残念そうに、
しかし、改まって祭壇に向かい、跪く。
両手を合わせて祈る。
何に対してでもなく、ただ…
会いたい人物がいた)
■ツァリエル > 今夜も盛大なパーティが開かれていると聞き及んでいるものの
そこに列席する気にもなれず、体調不良を言い訳にして修道服で教会へと赴いた。
誰も居ないかと思えばそこには先客の姿があり、緊張して相手を恐る恐る見やる。
が、その後姿が見知った相手のものだとわかるとそっと声をかけた。
「カレン様……?どうされたのです、こんな時間に」
相手のドレス姿は初めて見る。とても良く似合っていると思う。
きっと彼女はパーティに出席した帰りなのだろうという予想をたてて
静かに彼女の傍へと近づいた。
■カレン > (ツァリエルに会いたいと願った。
あの純粋無垢な少年に。
美しく儚げで、貴族社会の闇とは無縁そうなあの少年に)
ツァリエル…
(果たして、願いは叶った。
振り返って立ち上がると、履きなれない踵の高い靴で駆け寄った。
有無を言わさず抱きしめる)
ツァリ…会いたかった…
ここにいれば…君に会えるような気がしていた…
■ツァリエル > 「あ、カレン様……!」
会った瞬間、抱きしめられて少し慌てる。
彼女に抱きしめられるのは初めてではないが
今日は胸元の開いた紫のイブニングドレス姿で自然と視線は胸元に寄せられてしまう。
頬が赤らんで熱くなるのを感じた。
なにか切羽詰ったものをカレンから感じるとそっと慰めるように
彼女の背に腕を回して慰めるように撫でた。
「きっと神のお導きですね。
僕もカレン様にまた会えたらと願っておりました……」
照れながら柔らかく微笑んで彼女を見つめた。
■カレン > そうか…
神はきっと君の願いを叶えたんだな…
私は…願いを聞き届けられるには汚れすぎている…
(見つめ合いながら少年の頬をそっと撫でると、
ゆっくり口付けをする。
醜悪な貴族の香水とは違う、高貴な香り。
胸の奥が苦しくなるほど、カレンは少年に惹きつけられていた)
今はパーティが開かれている。
私たちも親交を深めようじゃないか。
二人きりで…
(どことなく妖艶な色を浮かべた微笑み。
言葉を紡ぐと再び口づけする)
■ツァリエル > 「そんな、カレン様が汚れているなど……
あ……だ、だめです。いけません……」
戸惑い、狼狽える間にカレンの艶やかな唇がツァリエルの唇を塞いだ。
化粧の華やかな香り、女性のまとう艶やかな香水の匂いが鼻先をくすぐる。
思わず反射的に胸元に手を当て押し返そうとするが
彼女の胸元の開いたドレスに乱暴なことはできず、そのままキスを続けてしまう。
「っは……か、カレン様……。
親交を深めるって……だ、だめですこんな……」
カレンの妖艶な笑みに弱々しく首を振る。
だが抵抗の色は薄い、再び重ねられた唇に拒否の言葉は飲まれて消えてしまった。
きゅ、と恥じらう乙女のようにカレンの背中にツァリエルの指がかかる。
■カレン > 私は汚れているんだ。
君も綺麗ではないと言っていたな?
ならば、拒絶する理由もないだろう?
(少年も自らを卑下していた。
真実はどうかわからないが、そういう認識であるのなら、
カレンが汚さずにいる理由もない)
ちゅ…ダメなのか?
私は君が好きだ、もっと仲良くなりたいと思う。
君は私を受け入れてはくれないのか?
(唇を離すと、ツァリエルの服を脱がしにかかる。
修道服は脱がすのに少々面倒である。
一方、カレンのドレスは、首後ろの紐を解けばすぐに脱げる。
コルセットなども付けていない。
ひとまず、少年を下着姿にしてしまおうとする)
■ツァリエル > 「で、でも……汚れているからと言って
さらに貶めていいはずがありません……。
どうか、どうかお考え直しください……カレン様」
こんな綺麗な女性が汚れているからと言ってすぐに性的な行為に及ぶのも
ツァリエルにはためらわれた。
だがそうしている間にもカレンの手はツァリエルの服を脱がしにかかり
あれよあれよという間に衣服の裾が開かれ、半脱ぎの状態になってしまう。
「ぼ、僕もカレン様をお慕いしています……
けれども、それはこういうことがしたいわけではなくて……
あぁ、だめ……女性がそんなはしたないことを……」
キスの合間にまだ抵抗の言葉を紡ぎ続けるがとうとう観念したように
ふるふると首を振って床に押し倒された。
彼女の背から腕を離す時に、間違ってドレスのヒモに指を引っ掛けてしまい
ドレスが襟元から緩んでいく。
ツァリエルだって一応男である。カレンのように美しい女性を前にして
興奮しないわけではなかった。
下着が衣服の裾から見えれば、それは隆起し始めており愛らしく下着をおしあげている。
「あぁ、見ないでください……」
思わず真っ赤になって内ももを閉じ、両手で前を隠した。
■カレン > ならば、汚れている同士が純粋に愛し合えばどうだろう?
それはお互いを清め合う行為になるんじゃないのか?
(詭弁である。ただの理由付けである。
カレンとしても、ツァリエルとはじっくり語り合いたいとも思っている。
しかし、それは性的な関係を結びながらでも出来ることだ…と思っている)
男が女を慕うということは、こういうことをするということだ。
はしたなくなどない。
人間は男女の営みによって生まれてくるのだ。
誰もがセックスの結果なのだよ…
(服を脱がせた少年を床に押し倒す。
緩んだドレスは乱暴に脱ぎ捨てる。
踵の高い靴はとうに脱ぎ捨てている。
胸と下腹部を覆う下着を脱げば、一糸まとわぬ姿になった)
可愛いな…可愛いツァリエル…
君のここはしっかり男だぞ…
(隠すような両手の上から少年の股間を撫でる。
同時に、少年の乳首も舐め上げる。
緊張をほぐす目的であるが、
そこが性感帯であることも知っていた)
■ツァリエル > 「そ、それは……」
さらに何かを言い募ろうとする前にカレンがドレスを乱暴に脱ぎ捨て
その見事な肢体を惜しげもなくツァリエルの前に晒したので
彼の目は女の体に釘付けになってしまった。
騎士として鍛えられた無駄のない肉体、そして女性としての豊かな曲線。
見とれる自分に気づいて慌てて視線をそらすがもう遅かった。
すっかりまぶたにカレンの綺麗な身体が焼き付いてしまい離れない。
「や、カレン様……!そこだめ、ひぅん!っむね、舐めちゃ……!」
そうこうしている内に彼女の白い手がそっとツァリエルの手の上から股間を撫でてゆく。
甘美な刺激に喘ぎ、身を捩って耐える。
だが彼女の顔が自分の胸に近づき、その飾りを舐めればぴくんと女のように震え、鳴いた。
乳首は性器動揺立ち上がり、ぴんと立ってカレンの舌先の刺激に震える。
■カレン > ん…私の身体がそんなに好みなのか?
好きにしてもいいんだぞ?
(微笑みながらそう言うが、女を犯す、というような性格ではないだろう。
ツァリエルはどちらかと言えば、女がリードしてやらねばならない。
そういう性格であった)
レロっ…ふふ、女の子みたいだぞ?ツァリエル…
それじゃ男として今後困るだろう。
君が男だということを、しっかり教えてあげなければな。
(言うと、ツァリエルの下着を下げきってしまう。
怒張しながらも皮をかぶった可愛らしい逸物。
乳首を舐めながら、無毛の秘部をペニスに当てる。
ゆっくりと腰を動かし、己が濡れてくるまで、
性器同士の摩擦を繰り返す)
んっ…
■ツァリエル > 「あ……で、でも……」
自分の体を好きにして良いとカレンに言われるも
女性に自分の欲望をぶつけたことなど無いツァリエルにはとても難しい話だった。
だが、形の良いカレンの胸が動きに合わせて揺れる度にちらちらと視線を向けてしまう。
やがてそっと、壊れ物に触れるように彼女の胸に手を押し当てて柔らかく、遠慮がちに指を食い込ませた。
ふわふわと柔らかく、女の甘やかな匂いがする、と思った。
「あっ、だめ、カレンさま……!そこは、大事なところですからっ……!あ、あっ!」
下着を下げきられ、自分の男とカレンの女の部分が密着しあい、擦り合わされる。
擦られる度に皮膚と皮膚の体温の熱さが伝わり、そしてカレンの秘部が濡れて来れば吸い付くような感触をもたらした。
性器同士が擦れ合う度にツァリエルは喘ぎながら腰を揺らす。
性器のピンク色の先端が、カレンのクリトリスや入り口を突き、刺激を与えるだろう。
■カレン > でも…なんだ?
(フフッと笑いながら問う。
やがて少年が胸をさり始めれば、満足そうに、上から手を重ねる。
少年の手の上から、自分の胸を揉みしだく。
まるで、この程度の力加減なら大丈夫だ、とでも言うように)
そうだ、大事なところだ…
だからこそ、ここで繋がることには大きな意味がある。
…わかるな?
(性器を擦り合わせれば、カレンの吐息も甘いものに変わってくる。
しばらくすれば、ぴちゃぴちゃと卑猥な音が響くだろう。
女としての準備が整ってきた合図である。
カレンは、膣口でツァリエルの先端を弄ぶ。
入れるかいれないか、微妙な位置である)
■ツァリエル > カレンの手が自分の手と重なり、一緒になって胸を揉みしだけば
あ……っと呆けたようにその柔らかさと強さに魅入られる。
カレンの手ほどきのおかげか、どの程度の力加減なら女性は気持ちいいかを
律儀に学び取ってしまったツァリエルは、その通りの強さでカレンの乳房を揉み始め
ゆっくりとその豊かな膨らみに顔を埋め、胸いっぱいに息を吸い込んだ。
すっかり甘えるような形になって、頑なだった態度を和らげていく。
「大きな意味……、子供を、授かるところ……」
おずおずとカレンに返答する。
だがその間にも彼女の腰の動きは止まらない。
膣から愛液が濡れ、ツァリエルの性器もそれに呼応するように先走りで先端を濡らす。
だが、まだ女の内側には入らない、すぐにでも入りそうな雰囲気ではあるのに。
「か、カレンさま……っ」
性器に感じるもどかしさに、涙目になってカレンを見上げる。
このもどかしさをどうにかして欲しい、
早く入れさせて欲しい、そんな風に視線で訴えるが……。
■カレン > ふふっ、少しは女の扱いがわかってきたじゃないか…いいぞ…っ…
(丁寧に乳房を愛撫し、女の体臭を嗅ぐ少年は微笑ましくもある。
甘えてくる様な少年の頭を、ゆっくりと撫でてやる)
そうだ…もっとも、私は子供ができにくい。
しかし、子供を授かるくらい、大事な行為だということは確かだ。
(カレンは元々子作りに向かない体質である。
その分、楽しんで性行為を行っているのだが。
もどかしそうな少年に、褒美とばかりにゆっくり腰を沈めていく。
子供らしい男性器を根本まで飲み込むと)
気持ちいい…ツァリはどうだ?
(入れるだけで動かさず、少年を見下ろしながら尋ねるのだった)
■ツァリエル > カレンが褒めてくれるのが嬉しくて、頭を撫でられるととても安心できる。
まるで母親に撫でられているような慈しみを感じて
ここで初めてツァリエルは小さく微笑んだ。
カレンがそうしてくれたように、ツァリエルも彼女の乳首へと口付けて薄い唇で甘く挟み、舌先で舐めてみる。
「大事な行為……僕と、カレン様でする……大切な行為……あっ」
カレンが腰を沈め、自分の性器を飲み込んで内側に収めていく。
その内側の蕩けるような熱さにツァリエルはくぅ、と鳴いて下腹部に力を込めた。
そうしなければ思わず射精してしまいそうだったからだ。
「は、ぁっ……!き、きもち、いいですっ……あつくて、柔らかくて……とっても……」
濡れそぼった肉筒の中は柔らかく、性器に吸い付いてくるようにぴったりと密着しツァリエルは息を呑んだ。
■カレン > あぁっ…いいぞ、ツァリ…女はそうやって悦ばせるんだ…
(少年は手での愛撫だけでなく、口で乳首も愛撫する。
少年を成長させた気がして、快楽とは別の感情が湧き上がってくる。
支配欲でもあり、保護欲でもあった)
大事で、大切で…とても気持ちの良い行為だ…
(膣に感覚を集中させれば、少年が射精を我慢していることはすぐわかる。
だが、カレンからは腰を動かさない)
ああ…ツァリも、硬くてたくましくて…
私もすごく気持ちがいい…
(成長途中のペニスと言えど、女を絶頂に導くには十分な大きさである。
そして、ツァリエルに問う)
これ以上気持ちよくなるにはどうすればいいと思う…?
きっと、君も私も気持ちいいことだと思うぞ…?
(答えは言わず、ただ妖艶な微笑みだけを向け、頭を撫でるのであった)
■ツァリエル > 「ん、っ……はい……」
カレンから甘い喘ぎが零れたことが嬉しくて、また熱心に乳首をねぶる。
最初の頃は恐る恐るだった動きが、今は褒められたことによる嬉しさで
やや積極性を増したように感じられる。
徐々に女体の喜ばせ方を学び始めていた。
「気持ちのよい……」
確かにこれは気持ちが良い。カレンもまた嬉しそうにして心地よさそうな表情を見せている。
男女の交わりが大事で大切なことだとは知っていたが、この気持ちよさは確かに抗いがたい何かを秘めていた。
カレンが慈母の眼差しで問いかけてくる。
これ以上気持ちよくなるためにどうしたら良いか、と。
その答えをツァリエルは十分知っていた。
少しだけカレンの目を見つめ、躊躇するもののやがて決意を固めてそっと腰を動かし始める。
「か、カレン様……!少し、乱暴にいたしますっ……」
そうはいっても心優しい少年の動きである。カレンの腰を抱きしめるように掴み
ゆっくりと腰を揺すって上下に性器を抜き差ししてゆく。
最初は痛くないようにゆっくりと、次第に速度を早めてカレンの奥へと進んでいくように。
そうすれば自然とツァリエルも気持ちが良くなってはぁ、と熱い吐息を漏らした。
■カレン > 上手いぞ、ツァリ…いいぞ…っ…
(己の手ほどきにより成長する少年。
それは誇らしくもあった。
技術以上の快楽が全身を走る)
ふふっ…
(強引な行為を十分に受け入れている少年を見て、微笑む。
肌と肌を重ねることは、
時には幾千の言葉をかわすより分かり合えることもあるのだ)
乱暴に…?いいぞ…
あっ…ふふ…君にとってはそれが「乱暴」なのだな?
(甘い声を出しつつ、まだ足りないと言った口調である。
先程から、精神的に強い快感が背筋を走っているが、
絶頂するにはあと一歩足りない。
吐息を漏らす少年の成長を見守るように、
微笑みながら腰使いを感じることに集中していた)
出したいのなら出してもいいのだぞ?
ただ…最高に気持ちよく出した方が…よくないか?
(腰を振れ、とは言わない。
今のままでもいずれ二人共絶頂するであろう。
しかし、腰使いに関しても、
少年にコツを掴んでほしかった)
■ツァリエル > カレンのペースへすっかり引き込まれたツァリエルは
褒められる度にひとつひとつの動作を丁寧にこなしてゆく。
乳首の先端を甘噛し、吸い、もう片方の乳房を指で強く揉んでゆく。
腰の動きも最初は拙くぎこちない動きだったが、今は最初よりは滑らかに
強い動きに変わっていっている。
だが後ひと押しが足りない。それはカレンの言葉からもわかっていた。
「あ……、えと、ええっと……カレン様……」
ここまでして、相手にがっかりはしてほしくなかった。
だから懸命に答えようと思って、ぎゅうと相手を抱きしめる。
女を満足させるために必要な何かを、自分で掴み取るために。
そっと、カレンと位置を変えて動き押し倒された状態からゆっくり押し倒し返して今度は自分が上になる。
「カレンさまぁ……」
とろけるような熱い視線を伴って、カレンの唇に自分の唇を触れ合わせキスをする。
そうしてしばらく唇を食んでいたが、舌を伸ばし彼女の舌とゆっくり絡めていく。
同時に腰をまた動かし始め、抽送を再開する。今度は体位の関係もあって
より深く、奥へと押し付けるように強めに叩きつけ始めた。
パンパンと皮膚同士がぶつかりあう音がする。
「あ、カレンさまっ……カレンさまぁ……ごめんなさい……ぼくっきもちよくって……」
カレンの言ったとおり、こうして自分の意志で動かすのはとても気持ちよく絶頂もすぐに訪れそうであった。
それでも懸命にカレンを喜ばせようと射精を我慢し健気にも腰を振り続ける。
■カレン > うぁっ…ふっ、すっかり慣れたみたいだな…
(まるで見違えたかのように、愛撫の質が変わっている。
それは少年の心優しい性格と、生真面目さによるものなのだろう)
うん…ツァリ、それでいい…
(上下を反転させられ、満足そうに微笑む。
少年は、今まさに男として女を犯すのだ)
ちゅ、ぷ…ぅんっ…そうだ、ツァリっ…
そのまま…強く…っ!
(口付けをしながらの正常位。
男と女が交わる、基本的な姿勢。
それを少年が学んだことで、カレンの精神的快感は一気に上昇する)
ぁぁあっ!謝るな、ツァリエルっ!
きみもっ…気持ちいいが、私も気持ちいい…のだぁっ…
はぁっ…私を…イカせろ…イかすと…ことばにしろっ…!
(あくまでも、少年に成長してほしかった。
必死に腰を叩きつける少年。
幼い肉棒は奥を抉り、女の快楽を最大限に引き出していた。
故に、カレンは絶頂した。
膣の柔肉は熱く強くペニスを締め付けるだろう)
あっあああああ!っ!!
■ツァリエル > 「あああ、カレン様っ……!カレンさまぁ……!」
彼女に褒められた精神的充足感と肉体の快楽が合わさり、
これまでにない雄としての喜びが身体を駆け巡る。
その勢いを衰えさせないように全てを叩きつけるようにカレンの内側へと肉棒を突きつけた。
腰を振りながらも合間にキスをし、カレンと自分を昂ぶらせてゆく。
そうしてカレンに命じられるままに少年の口から言葉がついて出た。
「カレンさまっ、カレン、カレンさまぁ!
イかせますっ……ううん、イってください!
ぼくのおちんちんでっ、カレンさまイってくださいっ……!んあっあぁ!」
そう言葉にした瞬間にぷつりと何かがツァリエルの中で超えたような気がした。
瞬間、背筋をぞくぞくと快感が走り、カレンの嬌声とともに膣が締め付けられる。
我慢に我慢を重ねていた精液が漏れ、ついに決壊するようにカレンの中へと射精した。
それは二度三度と脈打ち、どくどくと熱いほとばしりをカレンの中へと叩きつける。
■カレン > あああぁぁっ!イく!ツァリにイかされる…っ!
ぅあああああ!
(己の中に解き放たれる精。
少年の全てが開放されたようなそれは、とても熱く、非常に心地よかった。
がくん、がくんとカレンの腰は痙攣し、白濁のすべてを飲み込んだ。
荒い呼吸をしながら、少年に口づけする。
少年を抱きしめる。
意識は白く飛んでいたが、少年を成長させたことに満足していた)
はーっ…はぁーっ…
ツァリ…最高だった…最高に気持ちよかったぞ…
よく頑張ったな…
(頭をなでながら、軽い口付けを何度も交わす。
恐らく少年は童貞ではない。
しかし、自分の意志で女を絶頂させたのは初めてだろう。
その達成感は如何程のものか。
想像するだけで、下腹部から背骨にかけて痺れるように心地よい)
■ツァリエル > 全てを出し切り、はぁはぁと荒い息をつきながらカレンに抱きしめられる。
同じようにツァリエルもしっかりとカレンを抱き返し口づけを重ねる。
真っ白になる意識の中でお互いがお互いを求めあい、恋人のように深く結びついた気がした。
「……はぁ、っ……カレンさま……
うれしい、僕もとてもきもちよかったです……」
頭を撫でられ、嬉しそうに頬を染めて微笑む。
疲れ切ってはいたが、カレンの満足そうな顔を見ればそれも吹き飛ぶような気がした。
初めて女性を満足させた。その達成感は不思議とツァリエルに自信のようなものをもたらした。
自然と仕草も少しだけ大人びて、カレンの額や鼻筋、髪にキスの雨を降らせた。
だが絶頂の余韻が引いていけば、少し恥ずかしそうに、そして気まずそうにカレンを見つめる。
「カレン様……。子供がもしも出来てしまった時は僕、貴方を娶りたいのですが……
それはご迷惑になりますか……?」
ツァリエルは至って真面目に、それが義務だというように尋ねる。
■カレン > よしよし…偉いぞツァリ…君は一人前の男だ…
(口づけを交わし合い、お互いの気持ちを確かめる。
それは、一時的なものであれ、愛と呼ぶにふさわしいものであった)
子供…?
もしできてしまったら貴族である私が、君を婿養子に迎えることになるのではないか?
(キョトンとした様子でそんなことを言う。
カレンは、少年がただの修道士だと思っているのだ。
それよりも、下腹部に残っている熱と、
全てを忘れてお互いを求めあった充足感にまだ引かれていた)
■ツァリエル > 「あ、ええと……僕……実は……
でも……いいえなんでもないです……。
そうですね、カレン様のお婿さんになれたらとても嬉しいです……」
えへへと照れたように笑い、有りもしない夢物語に思いを馳せる。
今はまだ、自分が王子だと知られたくはなかった。だから誤魔化してしまった。
それにまだカレンは絶頂の余韻に浸っている。それを壊したくはなかった。
ゆっくりとカレンの中からツァリエル自身を引き抜き脱ぎ捨ててしまった修道服をとると
カレンと自分の身体にかける。
汗が乾いて冷えて風邪を引いてしまってはことだろう。
「カレン様、ありがとうございました。僕、カレン様のお陰で少し大人になれたようです」
そう言って相手を抱きしめ再び口づけする。
大人にしてくれた女性への精一杯の感謝の気持ち。
■カレン > ふぅん…
(微笑み、少年の頭を撫でながら答える。
言いたくないこと、言えない事情があるのだろう。
それよりも、「嬉しい」という言葉は本心であろうことは、カレンにとっても嬉しかった)
ふふっ、ありがとう、ツァリ。
君は気が利くな。良い縁に恵まれそうだ。
こちらこそありがとう、ツァリ。
女の身勝手な我儘に付き合ってくれて…
君はこれからもいろいろな経験をするだろう。
私は応援しているぞ。
(口付け。深くはないが、気持ちを込めたキスである。
しばらく体温を感じあって、快楽の余韻を全て覚めさせたあと)
私はドレスを着て帰るとしよう。
私が戻らねば、馬車と従者が朝まで待つことになる。
(離れ際のキスをして立ち上がり、器用に自分で下着とドレスを着る。
普通の貴族は自分ではやらない行為だ。
注ぎ込まれた精が下着を濡らしてしまうが、仕方のないことだろう)
■ツァリエル > 「いえ、いいんです……。
カレン様にもいろいろあると思いますから
僕でお手伝いできたのなら幸いです。
ありがとうございます、カレン様」
そう言って自分の上着を羽織ると、カレンのドレスの着付けを手伝う。
首の後の紐を再びきちんと締め直してそれから
少しだけ寂しい思いが心をよぎる。
もう少し彼女と一緒にいたかった、というのが本音だが
彼女にも都合が色々あるのだろう。わがままは言えなかった。
代わりに最後、カレンの手をそっと握って離す。
彼女の温もりだけを貰って帰るつもりだった。
「お気をつけて、カレン様。
またお会い出来たら嬉しいです……
神のご加護があなたにありますように」
そう祈りを唱え、彼女を見送る心づもりだ。
■カレン > ふふっ。またはしたないことをさせるかもしれないが、その時は受け入れてくれると嬉しいな?
(カレンも一夜だけでいいからこの少年と共に居たかった。
しかし、パーティから抜け出すのはともかく、
ここで少年と交わったあとを目撃されると、
様々な方面に非常にまずい)
私をイかせた男が何をやっている。
そういう時はこうするんだ。
(カレンはツァリエルの腰を抱き寄せ、おもむろにキスをする。
乳房が胸板で潰れるほど強く抱きしめ、離れる)
ああ、また会おう、ツァリ。
君とはもっと話したいし一緒にいたい。
今度は昼間に来るかもな。
(そう言うと、ドレスの裾を持ち上げ、軽やかで自由な足取りで教会をあとにする。
後ろ髪を引かれる思いだったが、今宵はこれまで。
いずれ、ベッドで一夜を明かしたいと願った)
ご案内:「王都マグメール 王城併設の教会」からカレンさんが去りました。