2015/11/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城2」にセリアさんが現れました。
■セリア > 「なんてこった……」
溜息を吐く。
適当に見つけた酒場から自室へと戻ってくれば、机上に積まれた書類の山。
それを見るなり逃げ出してきて、今は庭園にぼんやり佇んでいる。
「あれをその内片付けなきゃいけない……ってことね。あぁ面倒臭い」
プラチナの髪を掻き乱す。
行き詰った時のちょっとした癖でもある。
■セリア > 「丸投げするわけにもいかないしなぁ……」
書類仕事という面倒は嫌いだが、それを誰かに押し付けることはしない。
部下に慕われる所以でもある。
だからといって真面目に取り組むことも無いのだが。
「……ま、まぁ今日の仕事はもう終わった。詳しくは明日」
引き伸ばした。これで良いと思ってしまう辺りは、だらしないと言われても反論は出来ぬ。
■セリア > 「何が楽しくて書類仕事なんざやるんだろうなぁ、お偉方は……」
もう半ば愚痴だ。
軽装ではあれ鎧が何とも落ち着かないのか、首元を軽く弄る。
鎧の下は大したものも身につけてはいない。
やはり自分は前線に出た方が良いと改めて思い知らされる。
そも、内務に向く性格では無いし。
「他の部隊にこっそり―――いや、それも無理か」