2023/06/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」にベルナデッタさんが現れました。
ベルナデッタ > 煌びやかな王城内。内部では着飾った王族や貴族達が行きかうのが常。
そんな中では質素な修道服は場違いなものに見える。
事実、すれ違った王城の役人や使用人の中には、彼女に奇妙なものを見るような目を向ける者もいた。
しかし、異端審問官の恐ろしさを知る幾人かは、逆に目を合わせないよう逸らせる者が殆どだった。

「さて、まさかこんな所に魔族がいるとは思えませんが…」

彼女、ベルナデッタは魔族と繋がっていると思わしきある貴族の調査の為ここを訪れていた。
あるいは、その貴族自身実は魔族かもしれない。
王城の警備がそこまで緩いとは信じたくはないが、そうであれば大変なことだ。
その場合は密かに、騒ぎを起こさぬよう排除することになるだろう。

「とはいえ、手がかりもいまいち掴めないのですよねぇ」

むむむ、と思い悩む様子を見せるベルナデッタ。
そう簡単に尻尾を掴ませては貰えない。
こそこそと探るだけでは埒が明かないと、思い切って姿を晒してみたのだが。
これで、何かボロを出してくれればいいのだが…。