2023/05/27 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」にルカさんが現れました。
ルカ > 「んきゃ、離せっ、たら、ぁ、痛い、痛い痛いイタいぃい――――!!」

両側から腕を取られ、吊り上げられた格好で運ばれながら、
声を限りにわめき散らし、宙に浮いた足をばたつかせたけれど、
左右を固める男たちからは、馬鹿にしたような笑みが返ってくるばかり。
彼らの足は止まることなく、薄暗い地下の通路を進んでいる。
奥へ、奥へ、深淵へ――――――微かに獣の咆哮か、断末魔の叫びかという声が聞こえてきた。
その声を発しているものたちのところへ、どうやら運ばれているらしかったが。
ようやく潜入を果たした王城で、なぜ、いきなり一番奥深くへ連れ込まれようとしているのか、
今ひとつわかっていないのが現状だった。

『馬鹿なガキだ、逃げられるとでも思ったのか』
『そんなに元気なら、一番キツい機械に繋いでやるか、こいつ』

頭上では何やら不穏な会話が交わされているが、真意は不明だ。
どうやら、どこかから逃げ出したものと勘違いされているらしいけれども、
―――――連れ戻されようとしている場所が、果たしてどんな場所なのか。
見当もつかないから、危機感はまだ薄かった。

この城の地下に、魔力を搾取するための施設があることも、
どんな風に搾取されることになっているのかも、まだ、わからないので。
じたばたと、無駄にあがいて、叫んで、消耗する。
進行方向に見えてきた、頑丈そうな扉。
その向こうで待つものは、果たして―――――。

ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」にジェイクさんが現れました。
ジェイク > 「全く、魔族の下っ端が、王城にまでズカズカ足を踏み入れてくるとはふてぇ奴だ」

仲間の衛兵達と王城内のパトロール中に不審者である少女を発見したのは数刻前。
魔術師でも何でもない、ただの一介の衛兵にも容易く看破されてしまう程に彼女の擬態は拙く。
その身に降り注いだ事情も知らなければ、無能な下っ端が紛れ込んだとしか思い至らなかっただろう。

複数人掛かりで、難なく小柄な少女を捕縛に至り、足を運んだのは王城の地下。
昏い階段を降りた先、頑強な鉄扉を開くと蝋燭の火に照らされる薄暗い部屋の中の様子がぼんやりと浮かぶ。
壁面の棚には拷問器具が並べられ、足許の石畳の床は、乾いた血痕で黒ずんで汚れている。
捕縛した魔族から魔力を搾取したり、情報を吐かせる為の拷問部屋の中央には、天井から鎖が垂れる。
その鎖の先には大仰な鉄環が吊るされており、仄かに光り輝くそれ等の器具が魔法を帯びている事が見て取れて。

「さて、……たっぷり、と愉しませてもらうぜ。魔族は性的絶頂に至る時に最も魔力を漏らすからな」

衛兵は口端に下品な嗤いを浮かべると少女の両手首に鉄環を付けると爪先立ちになる程度にまで鎖を巻き上げ、
最後に魔法機械に繋がれた首輪を、その細い簡単に折れそうな首へと填め込んで。
準備を整え終えると見た目、十歳そこらの子供にしか見えない少女に両手を伸ばし、
吊り上げられた腕から脇、肩へと伝いながら肌の滑らかさを確かめるように撫でていき。
ワンピースの胸元のボタンに手を掛けると一つ一つ、上から順に最後まで外して肌の露出を高めさせて。

ルカ > 「下っ端、じゃないから! おまえらと、一緒にすんな、痛っ!」

減らず口を叩いてやれば、兵士の一人に尻を蹴られた。
がくん、とからだを揺らして、甲高い悲鳴を上げると、また、周囲から笑い声。
そんな風にして運ばれた先は―――――知識のことごとくを記憶の彼方へ溶かした身にも、
拷問部屋であることがはっきりわかる、おどろおどろしい場所だった。

さすがに声を詰まらせて、一瞬、四肢が恐怖に萎えた。
天井からぶら下がる鎖と鉄環、そこへ繋がれる段になれば、また少し暴れたけれど。

「や、っやだ、いや、離せ、離せっ、この、下種ども、っ!」

抗う腕を捻り上げられ、鉄環に繋がれて吊るされる。
かぶりを振りかけた頭を掴まれ、首にも輪っかを填められて、
爪先立ちの姿勢を保たなければ、全身の重みが手首にかかる体勢で、
周囲を兵士たちに囲まれ、不躾な視線を浴びせられる羽目に。
左右色違いの瞳に涙を溜めながら、それでも、せいいっぱい睨みつけてやろうとしたが、

「さわ、っ、……やだっ、や、やっ、やめ、――――――~~っっ、!!」

年端もゆかない少女特有の、柔らかく繊細な肌触り。
そっと撫ぜられるだけでびくびくと、面白いように震える肢体。
ワンピースの前ボタンを、ひとつ、またひとつと外してゆけば、
しまいには白い生地は単なる羽織ものと化して。
膨らみ、と呼ぶのもおこがましい、ささやかな隆起と、先端の小さな肉粒。
ぷにぷにとなめらかな白い腹、そして、見るからに幼げな恥丘。
何もかもを隠せずに曝け出されて、堪え切れずに俯いた顔が、羞恥で真っ赤に染まってゆく。

ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」からジェイクさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」からルカさんが去りました。